定期メンテナンス 2018春のオイル交換ほか

3月に入り春一番も吹いたという事でこれからのツーリングシーズンに向けてオイル交換などをやってみましたよ。

本当は天気もいいし洗車までやりたかったんだけど、風が強いしこれから一週間は雨の予報も出てることもあって断念しましたw

まずはオイル交換から。
昨年9月に衝動買いしたAZのバイク用オイル「MEO-012 10W-40」4リッター缶を使います。
安価な割には評判もいいらしい合成油なので期待が高まります。
CGLは交換時使用量が800mlなので5回分使えるわけですね。
一回あたり約400円でお得感があります。

サクッと排出。
乳化した様子などもなく粘度も失われていないようですが、日に当ててみるとキラキラ光る細かな金属粉のようなものも見えます。
ローラーカムフォロアーを入れて半年が過ぎたので、今回の交換であらかた洗い流されてくれるかな。

前回交換したのが昨年の11月末でその間1100kmしか乗ってないけどまあいいでしょう。
車用の余り物をブレンドしたオイルだったし、久しぶりにまともなバイク用オイルを入れるので安心感があります。

恒例のマグネット付ドレンボルトの様子。
前回よりは少ないですが、マグネットの磁力が鉄粉らしきものを捕らえてます。
毎回多かれ少なかれ鉄粉が付着してるので、この100均のネオジム磁石の効果はあると言っていいでしょう。

今回はついでに購入以来一度も交換していなかったストレーナーキャップのOリングを新品に交換します。
ホンダ純正のパーツは入手済みですが、今回はテストも兼ねて汎用のOリングを装着してみます。
今回は公開しませんが、今後別ネタのときにテスト後の結果も合わせて書いてみますよ。

ドレンボルトとストレーナーキャップをしっかり閉めたのを確認の上、新品オイルを投入して交換は完了。
早速エンジンをかけてみると吹け上がりが軽く、今まで使ってきたオイルより軽やかにエンジンが回るような気がします。
新品オイルなので当然と言えば当然ですが。

さて厳冬期も過ぎたということで油水分離機能を追加した灯油ポンプの内圧コントロールバルブの様子を見てみましょう。
排水ホースに溜まった分離水は約三ヶ月でこのくらいの量でした。
YBR界隈では大量の分離水が出るようですが、私のCGLのホンダOHVエンジンではこの程度しか分離されないしオイルの乳化もありませんでした。
分離水は春にまとめて排出すればいいようです。

内圧コントロールバルブのバルブ部分はというと、この冬の間定期的に目視観察していましたが、水蒸気の付着が見られるものの昨シーズンにあったようなバルブ付近の目立ったエマルジョン発生はなかったようです。
油水分離機能により効率的に水分が分離され排水ホースに溜まっていったのだとしたら、水分を多く含んだオイルミストが冷やされてできるエマルジョンの発生を抑えている、と言えるのかもしれませんね。
とりあえず概ね良好な結果だったので今後も継続して様子を見ていきたいと思います。

ちなみに前回交換したNSRの左スイッチですが、ウインカースイッチにグリスを多く塗りすぎたようで、気温の低い今の時期にはグリスの粘度が高く動きが渋くなってしまい操作感が悪化してしまいました。
樹脂パーツも多いという事で再び分解清掃をしてごく少量のフッ素グリスを塗って再度組み上げました。

というわけで今回のメンテはこのあたりで終了。
後日洗車した時にチェーンの清掃など駆動系の点検でもしてみましょう。

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