定期メンテナンス 一通り落ち着いたのでオイル交換など

春先から続いてきたCGL125のカスタム〜ローラーカムフォロワーや内圧コントロールバルブVer.3の装着、前後タイヤ交換からの慣らし運転など大掛かりな作業が概ね終わった今日この頃。
全体的な組み合わせや現状確認も兼ねてメンテナンスをしてみましたよ。

まずはオイル交換から。
とあるパーツを装着する時に同時にやろうと思っていたオイル交換だけど、なかなかそのパーツの装着に着手できない状況なのでここらで交換することに。

思えば7月にローラーカムフォロアー装着して以来なので約四ヶ月ぶりといったところ。
今回はローラーカムフォロアーから出てくる鉄粉が多めだろうと想定し、半端に余っていた適当なオイルをブレンドして入れてみます。

前回交換から約2,000km走行後のマグネット付きドレンボルトの状態。
これは7月に装着したローラーカムフォロアーからの削りカスなのか?やはり多めに鉄粉が付いてます。
こんなものを見てしまうともっと早めにオイル交換しておくべきだったとも思えますが、ここまで約四ヶ月の間ローラーカムフォロアー由来のトラブルは全くなく、取り付けたことを忘れてたくらい動作も快調なので結果オーライといったところでしょうか。

排出したオイルを確認してみると、やはりキラキラ光る金属粉みたいなものがチラホラ見えます。
ただ乳化したような白濁色ではなく真っ黒な状態だったので特に問題もないでしょう。

で、オイルの白濁といえば灯油ポンプを利用した内圧コントロールバルブ改良版の油水分離ホースです。
ここのところの冷え込みでいよいよその機能を発揮するシーズンに突入した訳ですが、我がCGL125の状態はどうでしょう。

清掃も兼ねて状況確認のために分解してみます。
最近YBR界隈で流行している油水分離器ではオイルミストの混ざった多量の茶色い液体が分離されるようですが、我がCGL125の油水分離機能から排出されたのはご覧の通り透明な水でした。

エンジンが違う上に油水分離器の構造も違うため単純に比較はできませんが、CGLのOHVエンジンでは日中の最高気温が10℃を下回らないと多くの水が分離・排出されることはないようです。

YBR系以外のホンダ系縦型エンジンで油水分離器を装着している人がいれば傾向がわかるのでしょうが誰かいませんかね?
寒くなるこれからの季節は油水分離の効果が出やすくなると思うので引き続き様子を見ていきたいと思います。

分解した灯油ポンプ内圧コントロールバルブの状態を見てみると、バルブ付近とイン側ホースの装着場所近辺にエマルジョンの発生がありました。
バルブ本体が半透明で目視確認できるためエマルジョンによる弁の固着を見逃すといったトラブルは発生しにくいと思いますが、定期的な目視点検が必要だということは再認識できました。

タイヤ交換後の皮むきも兼ねたツーリングではダート林道などドロドロに汚れる道を走行したので下回りはご覧の通り。
せっかくなので仕上げとして久しぶりの洗車をしてキレイにしてやりましょう。

今回のダート林道の走行では以前エンジンガードに取り付けた自作マッドフラップが大活躍!
こんな小さな板一枚のおかげでクランクケースには泥はねがほとんどなくキレイな状態を保っています。
下回りの洗車は大変なので「汚さない」というのはあとあと楽できますね。

ちなみに交換後約500kmほど走行したティムソンタイヤのその後ですが、直進安定性の良さと立ちの強さは相変わらずですが、コーナーでのバンクさせ始めの腰砕け感はかなり緩和された感じになってきました。

第一印象としては以前装着していたダンロップF18とはかなり性格の違ったタイヤだったので正直とまどいました。
倒し込みでのオーバーステア傾向は変わりませんがグリップはとてもいいし、走れば走るほど安定した方向に変化していくのが感じられました。
好みの問題もありますが時間をかけてタイヤの性格に合わせた運転をしてやればいいのでしょう。

という訳で約二時間ほどかけてメンテナンスは終了。
寒くはなかったけど日が落ちるのが早い時期なので時間のかかる作業はできなくなってきましたね。

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