NSR250R(MC28)の左スイッチを流用してみる 〜取付編〜

CGL125にNSR250R(MC28)の左スイッチを取り付ける、「NSR250R(MC28)の左スイッチを流用してみる 〜準備編〜」の続きですよ。

電気は詳しくないので配線の付け替えは大変かと思ったけど、同じホンダ車ということで配線の色やスイッチの構成に共通点があって比較的簡単にできました。
(流用にあたっての配線について詳しくは↑の前回のリンクをみてくださいね)

左スイッチを交換するにはライトケース内にあるメインハーネスその他との接続を外すなど面倒な作業が伴うので、CGL125用に改造した配線で各スイッチが正常に動作するか?確認してから取付作業をすることにします。
(全部取付終わってから配線の間違いとかがあったら面倒だしね)

スイッチの動作確認をする前にCGL125の左スイッチの位置関係を見ておきましょう。
スイッチとクラッチレバーホルダーの間隔は狭く、パッシングスイッチのすぐ前にはミラーの取付部が迫っています。
今回の左スイッチ交換でハザードスイッチ機能が追加されるため、うまいこと動作すれば以前取付した汎用のハザードスイッチは取り外します。
(↑のクラッチホルダー右側に付いている赤いスイッチ)

さてNSR用左スイッチの接続と動作確認をしてみましょう。
まずヘッドライトのレンズ部を取り外し配線の付け外しがしやすいように引き出してCGL純正左スイッチの配線を外します。
次に外した各配線にNSRの左スイッチ配線を対応する各配線に接続。メインキーをONにして各スイッチの動作確認をしてみます。

今回はNSRに標準で実装されているウインカーポジションの配線は使用せず、それ以外の各スイッチの動作をさせる形としました。
動作確認の結果ディマー、ウインカー、パッシング、ホーンに加えハザードの機能もすべて正常に動作したのでCGL純正スイッチと入れ替えでNSRの左スイッチを取付、配線していきます。

NSRの左スイッチをハンドルに取り付けた様子。
位置決めのボッチもCGL純正と同じ位置なのでこれはポン付けです。
ただ写真のように、CGLの左スイッチよりパッシングスイッチの部分が突き出てクラッチレバーホルダーのミラー取付部が干渉するため内側に3cmほどずらすことになります。

動作には大きな影響がないためこのままでもいい気がしますが、せっかく空いた隙間なので右ハンドルスイッチに取り付けていたフォグランプ用スイッチをここに移設してみようと思います。

もともと付いていたフォグスイッチを付けてもいいのですが、前につけていたスイッチは取付前からタッピングねじの穴がガバガバでしっかり固定できていなかったので、ついでに新しいものに交換します。
フォグスイッチということでなんとなくイエローのものを用意してみました。

でフォグスイッチも取付完了。
うまい具合に空いた隙間に収まりました。

もう一度各スイッチの動作確認をしてからヘッドライトケース内の配線を綺麗にまとめて収納します。
今後ウインカーポジションの配線を追加したいと思っていますが、もうパンパンでこれ以上入れられる自信がありませんw

左のクラッチレバーホルダーを内側にずらしたことで、右ブレーキレバーホルダーとの位置関係が気になったのでシンメトリーになるようこちらも内側に3cmほど位置をずらしてハンドル周りの調整は完了。
いままで右にあったことで操作しにくかったフォグスイッチも含め、NSRの左スイッチを流用することで左側で各スイッチを集中して操作できるようにうまくまとめられたと思います。

パッシングスイッチの出っ張りとクラッチレバーのクリアランスが気になるところですが、ご覧の通りレバーを握り込んでも干渉することなく操作できます。

という訳で取付及び動作の確認が完了したNSR250R用左スイッチ。
ヘッドライトのHi、Low切り替えがちょっと使いにくく感じますが、見た目も違和感なくハザードスイッチの操作もしやすくなりました。
正直今までは位置が悪くスイッチの使いにくさもあってハザードを使う機会がほとんどなかったですが、これからは躊躇なくハザードを使うことができますね!

左右レバーホルダーの位置を内側にずらしたことでミラーの位置も変わってしまいましたが、今後実走行で見にくいようなことがあれば改善案を考えてみたいと思います。


「ハンドルスイッチ」関連のその他の記事は↓のタグからご覧ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました