LEDフォグランプの交換

CGL125のエンジンガード左右に取り付けたLEDフォグランプなんですが、ここ一年くらいでなぜか左側だけ暗くなってしまったので交換することにしましたよ。

まずそのLEDフォグランプについて振り返ってみると、2016年に現在取り付けているタイプのLEDランプを装着し、2020年の1月には左側が故障で点灯しなくなり左側のみ新品交換、その交換したものが一年くらいで暗くなってしまい今に至るという訳です。

ここまでなぜか左側のみにトラブルが起こるのですが、普段バイクカバーをかけているもののサイドスタンド駐輪の影響か?車体が左側に傾くことで雨水などが染み込みそれが伝ってLEDランプの上部に溜まることがあり、その水が徐々に内部に侵入するなどしてトラブルが発生している可能性がありそうです。

というわけでまずは現状を確認してみましょうか。

左LEDフォグランプ交換前_乗車位置から

写真の通り左側が暗くなったせいで右側のLEDフォグに照らされたタイヤホイールの影が目立つようになっています。

左LEDフォグランプ交換前_前方から

前側から見ると眩しさのせいで今まではあまり差が感じられなかったのですが、今回確認のために写真を撮ってみると左側ライトの色温度が変化していることに気がつきました。
ということで交換前の状態が確認できたのでさっそく作業に移りましょう。


さて交換するLEDフォグランプですが、前回左側を交換した時に買ったものが二個セットだったので予備として保管していたものを取り付けることにします。

新品交換したんだから次に交換するのはだいぶ先だろうと思ってたし2年での交換は想定外でしたが、格安品にはこういうこともあるのでトラブル発生時のこともあらかじめ考えておかなきゃなりません。

交換する予備品のLEDフォグランプ

交換用の物はすでにマウントや配線等の加工はしてあって点灯確認済みなので、暗くなった左側のランプと交換するだけの簡単なお仕事です

輝度が落ちたLEDフォグランプを外す

取り外したLEDフォグランプを見てみると経年による汚れはありますが物理的な損傷等はなく捨ててしまうのは勿体無い感じもしますね。

交換を終えた左側のLEDフォグランプ

新しいLEDフォグランプの配線にコルゲートチューブを付け替えて配線をつないで交換は完了!
遊んでいる配線は結束バンドでエンジンガードに固定しておきます。

LEDフォグランプ交換後の点灯テスト

交換後に点灯テストをしてみましたが色温度は右側と同等になり明るさも前より増した感じがします。暗くなったら明るさや配光を確認してみましょうか。


夜になってから交換したLEDランプの明るさを確認してみました。

左LEDフォグランプ交換後_乗車位置から

最初の画像と比べると一目瞭然。タイヤホイールの影は左右から照らされていることで目立たなくなったし、道路の左側まで広く照らされて本来の機能を取り戻しました。

ちなみにこれ、ヘッドライトを点灯してない状態でLEDフォグランプだけでも十分な明るさに見えるんですが、広角タイプで手前のみ照らす(スポットタイプのように遠くまでは照らさない)角度で取り付けてるのであくまで補助灯としての役割としています。
ヘッドライトのようにレンズカットをしてない関係で対向車に眩しくないよう下向きにしているというのもありますが、CGL125は発電が弱い関係で常時点灯できないことと、個人的にはヘッドライトの範囲外となる手前側を広く照らす効果をねらったものなんですね。

街灯のない細い山道などでは、道路状況を掴む以外にカーブミラーがあるようなきついカーブを走行するようなシーンでは対向車への注意喚起としてこのLEDフォグランプが大いに効果を発揮します。
というのも、このバイクのような丸目一灯のヘッドライトだと対向車がカーブミラーでこちらの存在を認識した時に、相手がバイクなら減速せずにそのまま行っても「相手が避けてくれるだろう」と思われがちでリスクが増えるケースがありますが、エンジンガードに幅広くなる位置で取り付けたLEDの補助光を点灯していると、こちらを四輪車と認識し減速してくれることでお互いにリスク軽減になるというケースを何度も体験しています。

補助灯を取り付けるとなるとどうしてもこちら側が明るく照らしたいという考えが先に立つのですが、身体がむき出しで事故時には大きなダメージを負うバイクだからこそ相手から見落とされないよう安全を確保する事に意味はあると言えるでしょう。

日が沈むのが早いこの時期ですから、バイクでの夜間走行時の一つの課題だったLEDフォグランプの明るさ問題が解消できてよかったです。

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