当時物のオイルを入れてみた

またまた整備ネタです。
今回は半年以上行っていなかったオイル交換をしてみましたよ。


※この記事は自己責任にて行っているネタみたいなものなので絶対に真似しないでください。


さて2020年1月に交換して以来半年以上も実施していなかったCGL125のオイル交換。
昨今の状況もあり2,500km程しか走行してませんがやはり気になるので連日整備続きのこのタイミングでオイル交換してみたいと思います。

で、今回交換するオイルは・・・

春先に物置を片付けていた時に発掘した約25年ものと思われる
Castrol GTX7 15W-40 2輪車用鉱物油
です!

多分1990年代の中頃、当時YAMAHA FZR400に乗っていた頃に交換しようと買っておいたオイルだと思うんですが、その後長い間バイクに乗ることがなかったもののなぜか捨てずに取ってあったようです。

同じ物が二本発掘されましが、そのうちの一本はなんと未開封!w
数十年物のオイルなんて普通は使おうと思わないものでしょうが、未開封だし粘度がちょうど夏場の暑い時期にマッチしそうな15W-40だったので今回はこれを使ってみます。
(気になるようならすぐ交換しちゃえばイイしね)

一応交換前にオイルの状態など見てみましょう。
開封済みと未開封のそれぞれのオイルをキャップに注いでみました。
通常の新品オイルに比べて色は濃く黒ずんでいるように見えますが透明度はある。
触った感じでは適度な粘り気があって普通のオイルとそう変わらない感じ。
匂いは若干気になるところだけど、排出したオイルの腐ったような匂いに比べればどうということはないですね。

交換用のオイルの確認が済んだのでまずはCGL125から古いオイルを排出。
今回はきっちり800ml近く排出され、オイル漏れ等による量の減少はなかったようです。
黒ずんで濁りもあり腐ったようなキツイ匂いがします。

そして、さらに気になる事が・・・

排出したオイルの中から目立つ金属片が四つ。
ネオジム磁石を付けてあるドレンボルトに付着していたと思われますが、いままでこんな大きな金属片が出てきたことはありません。
よく見ると微細な金属片もちらほら見えるようで、エンジン内で何か起こっている事の現れなんでしょう。
ムムッ!またしてもトラブル発生か!

金属片の事はとりあえず横に置いておいて、ドレンワッシャーを新品に交換しドレンボルトを締め付け。
いよいよ四半世紀の時を超えてCGL125へ当時物のオイルを投入してみます。

はい、今回は計量カップにオイルを注いでみました。
なんかまっくろだ!www
んん〜大丈夫かな?これ。
でも未開封だし濁ってないし。

数分悩んでオイルを投入w

規定量の800mlを投入しエンジンを始動。

ん〜、あれ?なんかエンジンの回転が滑らかだ。
当時物のオイルとはいえ、やはり新品未開封だからか?あるいは15W-40の粘度が暑いこの時期にマッチしているからなのか?交換前より振動もマイルドでなぜか好印象な感じです。

いったんエンジンを切って数分放置。
オイルレベルゲージでオイルレベルを確認して作業は終了。
ゲージについたオイルを見てみると透明感があって普通のオイルとそう変わらないし、交換後の始動でも特に不具合らしき物は感じられなかったのでしばらくこのまま使ってみようと思いますよ〜。
(といっても冬になると15Wじゃ硬いような気がするので秋ぐらいまでかな)

さてオイル交換時に発見した金属片。
大きさは大きい物で約3mm程度。
いったいどの部分なんだろうな〜?
一部特徴的な部分があるけどエンジン開けてみないとわからないですね。

ここのところトラブル続きのCGL125ですが、今回作業でも不安が残る材料が出てきてしまったので今後もより慎重に扱っていくようにしないといけませんね。

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