走行距離20,000kmを越えたあたりから気になり始めたCGL125のチェーン交換。
純正チェーンがよくわからない驚異的な耐久性を誇っていたので交換時期を逸してましたが、ここらでいい加減交換することにしましたよ。
で、CGLの購入後半年ぐらいでなんとなく購入して死蔵してたこのチェーンを引っ張り出してみました。
どう見ても某有名チェーンメーカーのパッケージに酷似した「MAG」チェーン。
428サイズの120リンクで、当時在庫処分の物を350円くらいで買った記憶があります。
→調べたら218円でしたw
多分スタンダードタイプのノンシールチェーンだと思います。
チェーンの交換にあたっては、CGL125のチェーンは108コマなのでまずはカットする作業が必要。
108コマにカットしたチェーンも売ってるみたいですが、110とか120コマの方が安いみたいですね。
チェーンと同じ時期に購入した素性の知れない激安チェーンカッターを初めて使いましたが、特に問題なくきれいにカットできました。
このチェーンは長期保管品だったので、そのまま装着せず一旦洗浄してからにします。
いままで装着してた純正チェーンを外して伸び具合などを確認してみます。
二本のチェーンの長さを比べてみると純正チェーンはだいたい5mm程度伸びていたようで、約5年10ヶ月、26,000km使用の割には伸び具合だけならまだまだいけそうな状態でした。
実際はローラーのガタが大きかったのでやはり交換時期だったと言えるでしょう。
チェーンを外したついでにスプロケットの様子も見ておきます。
純正15Tから交換後約20,000kmほど使用したAFAMの16Tドライブスプロケット。
使用距離の割にはおかしな変形もなく、歯も極端に尖るほどの磨耗もないようです。
続いて納車以来約26,000km使用した純正39Tドリブンスプロケット。
こちらもなんというか驚異の耐久性でぱっと見は全く磨耗してないかのように見えます。
もちろん減っていないということはないですが、この勢いなら40,000kmくらいは使えそうな感じですね。
各所確認が済んだところでチェーンカバーやスプロケットカバーの清掃をして新チェーンを装着、最後は張り調整をして作業は完了。
タイヤを回してみると、やはり新品チェーンのせいかこれまで気になっていたガタによる左右方向への揺れが激減してるようでした。
素性のよくわからない激安チェーンなのでどの程度の耐久性なのかわかりませんが、前後スプロケットの磨耗状況を考えると、次回は40,000kmくらいで前後スプロケットと三点セットで交換かな?という感じでしょう。
次回はまともなチェーンを買ってみようと思います(笑)
ちなみに外した純正チェーンのジョイントとクリップの状態はこんな感じ。
それなりに清掃・給油のメンテナンスをしていたため、目立った変形などは無いようです。
気になるのはそれぞれのプレート部が片側だけ磨耗しているという部分。
こういう減り方をしてるってことはチェーンラインが偏って異常な状態だったということなんでしょう。
今後はチェーンの張り調整をする際、スイングアームの目盛り以外にもチェーンラインが正しいか確認をするようにした方が良さそうです。
コメント
すごい耐久性というより、メンテと乗り方がいいのでしょう。インドホンダのチェーンはまあまあですが、台湾125のチェーンは新車から500キロで新品グリスがしっかり残ってても洗ったら中からサビ汁が出てきました。オイルを塗って出荷するまで野ざらしだったかもです。私は調整が面倒なのでどちらもシールチェーンに変えました。
コメントありがとうございます。
チェーンやスプロケットのヤレ具合というのはおっしゃる通りメンテと乗り方が表れる部分だろうと思います。
なぜか私のCGLは他の部分も謎の耐久性というか壊れないというか、枯れた技術の塊みたいなバイクなので中華バイクとはいえ信頼性が高くその辺りはとても助かってます。
チェーンについては通勤で使ってるわけでも無いし、定期点検が苦にならないのでノンシールでいいやと思ってますが、決まった距離で交換する前提なら面倒な事がないシールチェーンもいいですね。