CGL125の前後タイヤをティムソンTS607とTS-608に交換してみた

ようやく来た晴れの週末、三連休なのでここぞとばかりに課題だった前後のタイヤ交換をしてみましたよ。

今年中に交換予定だったタイヤだけど、なんとなく五月頃に買ったティムソンのフロント用TS607とリア用TS608。
ネット情報を見る限り評判も良く、20,000キロ使用した人がいるほどの驚異的な耐久性を誇るタイヤだそうで、YBRなどでの装着実績があるようです。

さてこちらがこれから交換するTIMSUNタイヤ。
フロント用にTS607 2.75-18
リア用にTS608 90/90-18
を使用します。
二本買っても1万円でお釣りがくる家計に優しいタイヤです(笑)

タイヤの交換と同時にタイヤバルブも交換しておきます。
今回交換するタイヤはチューブタイプのタイヤですが、前回使用したダンロップF18とDURO HF-329同様今回もチューブレスで装着します。
チューブレス化に際してクランプインバルブを取り付けますが、今回もリアにはダンロップのJS-430、フロントには協永産業のタイヤバルブアウトサイド504を使います。
保証外の使用方法なので自己責任で装着しますが、ご覧の皆様は絶対に真似しないでくださいね!
この記事を見て同様にチューブレス化して不具合があっても私は責任を取りません。

お約束はこの辺にして準備が整ったので交換作業に入りましょう。
作業中の写真と解説は面倒なので割愛します。

まずはこれまで二年半、約12,000キロ使用したダンロップF18の様子でも見てみましょうか。
まだ溝はあるけどスリップサインは出ているしサイドウォールのヒビも多数見られるので交換時期ですね。
使い始めは柔らかい印象だったのでもっと早く減るかと思ったけど結構長持ちしてくれました。
変な癖もなく素直なハンドリングでとても良いタイヤでした。
値段も安いしまたリピートしてもイイなと思えるタイヤです。

続いてリアのDURO HF-329。
こちらもダンロップF18と似た感触でオン・オフ問わずよくグリップしてくれる使いやすいタイヤでした。
こちらもリピートしたいタイヤという印象ですが、交換した二年前より値段が高くなってしまったためちょっと迷います。

ちなみに今回購入した二本のタイヤのうち一本にはタイヤのビードを広げておくスペーサーが付いていませんでした。
以前交換したHF-329のタイヤに付属していたスペーサーをこの時のために取っておいたのでビードを広げるのに役立ちました。
すぐ捨てちゃう人もいると思いますが、そう邪魔になるようなものでもないしこんな時に役立つので保存しておいたほうがいいですよ!

というわけでようやくリアタイヤから交換開始。
外し方は以前の記事を見てもらうとして、今回も難なく取り外し完了。
チューブレス装着のためにホイールリムの内側、タイヤのビードと接触する面に付いてるタイヤカスなどの汚れを取り除きます。
タイヤの脱着よりこの作業が一番大変ですが、エア漏れを防ぐためには大事な作業なので慎重確実にやっていきます。

ホイールが綺麗になったところで今回装着するクランプインバルブを仮装着してみます。
今回はバルブのゴムをホイール断面の曲面に合わせて整形、密着度を向上させてみました。
予定では前回同様液状ガスケットとの併用で組み上げるつもりでしたが、手持ちのガスケットが硬化してしまい今回は使えませんでした。

無いものは仕方ないのでこのまま組み上げましたが、とりあえず目立ったエア漏れは無いようです。

続いてフロントタイヤです。
前回は協永産業のバルブを液状ガスケットと併用でそのまま取り付けましたが、今回はバルブ本体とワッシャー・ナットを取り外したリア用に取り付けてあったJS-430の物から流用して組み合わせてみました。

というのも、ホイール外側に取り付けるゴムワッシャーがこの二年で劣化しヒビが入っていたことと、JS-430に比べてバルブ本体が5mmほど短いためエアチャックが固定されにくく、エア補充時の使い勝手が悪かったための対策という訳です。

エアバルブ取り付けの前に、フロントホイールも磨きます。
二本目のホイール磨きともなると相当握力も消耗し、適当なところで切り上げようか?などと思いましたがいい物を持っていたことを忘れてました。

そう、金属磨きの定番ボンスターです!
それまでピカールで地道に磨いていましたが、ボンスターはすごい!
力を込めなくてもどんどん汚れが落ちていき、かつホイールリムに傷が付く訳でもなく作業が大幅に捗りましたよ。

磨きが終わったところでフロントホイールにクランプインバルブを装着。
特に曲面の多いフロントホイールには液体ガスケット併用で行きたかったですが、ご覧の通りうまい具合に密着しているようで一抹の不安はありますが今回はこのままで行かざるを得ません。

最後は一生かかっても使い切れ無いほどの量があるビードクリームをたっぷり塗ってタイヤを組み上げていきます。
18インチの細いタイヤだから組むこと自体は簡単なほうですね。

組み上がったフロントタイヤのTS607。
溝の深いオフロードでもしっかりグリップしてくれそうなブロックパターンが期待させてくれます。
ちなみにタイヤの各サイズこんな感じ。

 F18新品時F18交換時TS607新品時
外径約615mm約605mm約618mm
高さ約65mm約62mm約67mm
約75mm約77mm約76mm

リアのTS608は購入当初に付いてきた純正FEICHI F-653とそっくりなパターンです。
こちらも溝が深く道を選ば無いオールラウンダータイヤといったところでしょうか。
リアタイヤの各サイズはこんな感じ

 HF-329新品時HF-329交換時TS608新品時
外径約625mm約612mm約625mm
高さ約70mm約62mm約70mm
約89mm約90mm約87mm

前後共にビードとの密着度をあげるため350kPaほどのエアを注入してしばらく様子見。
エア漏れが無いようなら段階的に規定値まで下げていきます。

前後タイヤを交換したCGL125。
ブロックパターンのタイヤを装着したことで、個人的にはよりアドベンチャー感がアップしたように思います。

ホイール磨きやら写真撮りながらやったので、前後タイヤの交換完了までに要した時間は約四時間というところ。
本当は比較的寒くない10月中にやりたかったけど、10月後半の週末はみなさんご存知の通り二週連続の台風でそんな予定は何処へやら。
たまにのぞく日差しもあり寒くはなかったけど、やはり気温が高くタイヤも柔らかい時期に交換したかったですね。

エア漏れが無いか確認しつつ試走しながら新タイヤのフィーリングを確かめてみたいと思います。


※ 装着後の感想などはこちら

ティムソンタイヤの皮むきツーリングしてきた
紅葉の道志界隈林道ツーリング
ちょっとそこまで、近場ツーリング

上記記事で装着直後のフロントタイヤの「立ち」が強い傾向との感想を書きましたが、100kmほど走行し皮むきが済んだあたりでその「癖」がかなり緩和されました。
ただシーンによってはほんの少し若干の「立ちの強さ」を感じることがあります。
ダート林道などの不整地ではブロックパターンのフロントタイヤの食いつきが良く、舗装路でのグリップ感も良好でシーンを選ばないタイヤという感じです。
寿命も長そうで特に不満な部分がないので、安価なこともあってオススメできるタイヤと言えるでしょう。

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