CGL125 リアタイヤ交換 ~DURO HF-329をチューブレス装着~

フロントタイヤに続き、すっかり溝の無くなった純正リアタイヤを交換しましたよ。
今回は前々から目論んでいたチューブ仕様のホイールに、チューブレスでの装着を試してみました。

フロント同様ミシュランのM62が売り切れだったため、一部で評判の「DURO HF-329」をセレクトしてみました。

触ってみたところ、ゴムは硬めで長寿命な予感。
ブロックに近いパターンはオフでもそこそこグリップしそう。
これは期待できますね。

まずは純正FEICHIタイヤを外します。
リム部分の張り付きもありましたがあっさり取り外し完了。
こちらもフロント同様チューブが噛んで装着されていました。

外したホイールのリムはこんな状態です。
タイヤビード部分のゴムが付着していました。
チューブレス装着をするにあたってビード上げをスムーズにするためホイールのゴミを除去します。

張り付いたゴムを取り除き、仕上げはピカールで磨き上げました。
ピカピカで気持ちいいけど、この作業が一番大変だった!
(しかもタイヤつけたら見えなくなっちゃうし orz)

ホイールの磨き上げが完了し、いよいよチューブレス化の必須アイテム「クランプインバルブ」を取り付けます。

用意したのはこちら
DUNLOP チューブレスバルブ クランプイン JS-430
チューブレス化では定番のバルブですね。

クランプインバルブを仮止めした状態。
ホイール断面がフラットではないため、どうしても隙間ができます。
これ以上締め上げるとグロメットが痛みそうなのでこれくらいにしておきます。

というわけで液体ガスケットを塗布して隙間を塞ぎます。
クランプインバルブのグロメット部分に少量の液体ガスケットを塗布してからホイールに取り付け。
周囲にも液体ガスケットを追加してしばし乾燥させます。

クランプインバルブに塗布した液体ガスケットを乾かしている間にタイヤのビード部にあるヒゲを除去します。
ビード上げの際にこれを除去しないとホイールリムとの密着度が下がり、エア漏れの原因ともなるので全て切除します。

この後タイヤにビードクリームをたっぷり塗りこんでから回転方向に気をつけてホイールに装着します。
固めのタイヤでしたが、半分ぐらいは難なく手組みで装着できました。
続いては緊張のビード上げです。

タイヤを縦方向に押してみたりしてホイールに馴染ませてから一気に手押しポンプで空気を入れます。
リムの隙間から空気が抜けることも無く、あっさりとビード上げが完了しました。
拍子抜けでしたが、やはり苦労してリムを磨き上げたのが効いたようです。
ビードラインも綺麗に出ましたよ!

タイヤを取り付けた状態でのサイズを計測します。
タイヤ外径は約625mm
幅は約89mm

タイヤ交換したホイールをスイングアームに取り付けチェーンの張りを調整して装着完了。
後日皮むきも兼ねてツーリングに行ってきました。

フロント同様、純正タイヤがひどい状態だったので単純に比較できませんが、HF-329への交換は大満足!
チューブレスにしたことでバネ下重量が軽減できて軽快感が増した(気がする)。
ゴムが固めの割にはしっかりグリップしてコーナーでも不安なくバンクできます。
150キロほど走行してエア漏れは無し。
チューブレス装着は成功しました!

チューブ仕様のホイールにチューブレス装着という保証外の組みかたですから全て自己責任ですよ。

想定外の組み方ですからトラブルもあるかもしれませんが、パンク修理の容易さやバネ下軽減などのメリットのほうが大きく感じられます。
下準備をしっかりした上で交換作業をし、構造を理解して使用すれば難しいものではないと思いました。

このページをご覧になった上で同様の交換作業をしトラブル等が発生したとしても、当方は一切の責任を負いません

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