シートの固定ボルトが脱落してた

とある5月の休日、バイクで出かけようとしたところシートの固定ボルトが脱落しているのを発見。
乗らないときはカバーをかけているものの、強風に煽られた後などはボディー全体が埃まみれになっていることもあるからボディ全体をざっと一拭きするんですが、シートを拭いてる時になんか妙にグラグラしてるなーって思ったんですよね。

CGL125のサイドカバーとシート固定部

で、下を覗き込んでみるとあるはずのシートの固定ボルトが行方不明になってました。
整備するときだいたい最後にここを締め付けることになるため、脱落しないよう意識して締め付けてたはずなんですが、なぜか前回の整備ではしっかり締め付けた記憶がないですw

CGL125シート固定部のアップ

ここのボルトはたしか普通のM8サイズなんですがフランジボルトが使われてて、しっかり締め付けておけばそうそう脱落するものではないんですが、多分前回の整備の時にしっかり締め付けておかなかったのでしょう。

脱落しなかったCGL125のシートの固定ボルト右側

ちなみに右側は脱落せず残ってました。
駐輪時には多くの場合サイドスタンドを使うし左側に傾く関係で、緩んでいると脱落しやすいのは左側ということなんでしょう。

走行中の振動はステップバーの固定ボルトを緩めてしまうこともあるくらいだから、作業時にはしっかり締め付けたことを確認しなければいけませんね。

取り外したCGL125純正シート固定ボルト

シートグラグラのままではいけないので、脱落した固定ボルトを手配すべく、残された右側の固定ボルトを外して計測します。

ネジ部はM8で長さが16mm程度、頭の部分は10mmが適合です。
純正品はCGL125で指定されている品番が、
90181-KRF-S00:BOLT, FLANGE, 8X16
となっていて、CB125JX(JC09)では型番が
95700-08016-07:フランジボルト8×16
ですが、今なら
ボルト フランジ 8X16 963000801600
で代替可能でしょう。
値段は一本50円くらいみたいです。

CGL125のタンク固定ボルト

ただ、毎回整備してて思ってたんですけど、タンクを外さなければならない整備の際に、シートの固定ボルトを10mmのソケットで外して、そのすぐ後に外すタンクの固定ボルトが12mmでいちいちソケットを付け替えなきゃいけないのが地味にとっても煩わしかったので、今回はは純正品を注文するのはやめて12mmのソケットで外せるようサイズを統一することにしました。

50円のボルト一本を注文する手間もあるしね。

10円ジャンクコーナーで買ってきた代替品のM8ボルトたち

というわけで用意したのは某中古バイク用品店10円ジャンクコーナーで探してきたボルトの数々。
ホームセンターで汎用のボルトを買うという手もあるけど、ソケットサイズが13mmだったりすることもあるしフランジボルトでない場合ワッシャーをつけなきゃいけないしで脱着の際に面倒ですね。

こちらはもともとバイクで使われていたボルトだし、山のようにあってサイズも豊富なので合いそうなものを適当に7本ほど買ってきました。
ちなみに頭の部分が10mmのものはあまりなくて探すのも面倒でしたが、12mmのものは同じサイズのものが複数手に入ったのでラッキーでした。
純正一本分よりは高くなっちゃったけど、予備もたくさん手に入れたのでまた脱落しても安心というものですw

ちなみに車種によってはこの固定ボルトを蝶ボルトに変更すればシートの脱着が楽になるよ!って意見もありますが、ご覧の通りCGL125のシート固定部はシートカウルとの間隔が狭くて干渉するししっかり締め付けられないこともあって、また脱落させる可能性があることを考えるとやはりフランジボルト一択ということになりますね。

代替品のシートの固定ボルトを左右に装着

で、左右とも代替品のシートの固定ボルトに交換。
何の問題もなくしっかりシートを固定できましたよ。

ただ純正のシートの固定ボルトより長さがちょっと長いんじゃないの?とお気付きのあなた、さすがですね!

代替品のシートの固定ボルトを装着した様子

シート固定部の裏側は写真のように空間がかなり余裕のある状態なのでこれぐらいの長さなら問題ありません。

というわけで、たかだかシートの固定ボルト一本の話でしたが、タンクの固定ボルトとサイズの統一ができて満足度が高いものとなりましたよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました