廃タイヤをカットしてみた

※注 このブログ記事は廃タイヤをカットしただけで、それ以上でもそれ以下でもない事をご承知の上でご覧ください!

もうすぐ梅雨入りしそうな時期の貴重な晴れ間で絶好のツーリング日和ではありますが、なんとなく出歩く気にもなれないので前々から気になっていたCGL125の廃タイヤをカットしてみる事にしましたよ。

以前あるフォロワーさんが廃タイヤをカッターでカットしたというつぶやきを目にし、ならば!ということで先日まずは一本試しにカットしてみました。
しかしそのままなんの工夫もせずにカットしていくと、刃を前後させるたびに切れ目部分がカッターの刃に密着し抵抗になるため一本をカットし終える頃には右腕が筋肉痛になる程に疲労してしまいました。
こんなに疲れるならお金を払って処理してもらったほうがいいなと率直に思いましたが、始めてしまったからにはブログネタにする事を前提に、なるべく手軽な道具と方法でカットしてみようという事にして自分を納得させてみましたよ。

というわけで残り3本のタイヤを切り刻んでいきます。
まずは少しでも楽するために日当たりの良い場所にタイヤを置いて温めてみます。
温める事でゴムを柔らかくしカットしやすくなるのでは?ということですね。
(なので気温が低くゴムが硬くなる冬には絶対やりたくないですw)

ちなみカットするタイヤのサイズは
2.75-18:一本
90/90-18:二本
の合計3本です。

廃タイヤ表面に触れてみてある程度温まったところでカットを始めます。
カットする位置は上の写真の赤線位置で、ビード部分を円周にカットしてから横方向に八等分する形でカットしていきます。

で、一本目はどこのご家庭にも必ず一本はあるカッターでカットしてみます。

前回はカット時に切れ目がカッターの刃に密着して抵抗があったため、「ビードクリームを塗って抵抗を減らしては?」というアドバイスにしたがい、円周カットするビード部分にビードクリームを塗ってみました。
カッターの刃の抵抗が減ってスイスイ切れそうな気がしますが、どうでしょう?

やってみると円周方向、横方向共に何もしない時より格段にカットしやすくなりました。
それでもそれなりに力を込めないとすんなりはいきません。
円周方向より横方向のほうが比較的楽にカットできる傾向は変わらないようです。

ハイ切れました!
一本目ということで、ここまででだいたい20分くらいかかりましたね。
前回何の工夫もせずカットしたときよりかなり楽ができました。

続いて2本目はビードクリームの代わりに防錆浸透潤滑剤と100円ショップで購入した「リサイクルはさみ」を使ってカットしてみます。

ビード部分とはさみの刃部分に潤滑スプレーを吹き付けて、切り始め部分のみカッターで切れ込みを入れてからはさみでカットしていきます。

ビードクリームに比べて潤滑スプレーの浸透力は絶大で、一度にカットできる量が少ないはさみでも小刻みにカットする事でカッターより力を込めなくても切れるような気がします。
特に横方向ははさみで切ったほうが楽に感じましたね。

「リサイクルはさみ」は片側の刃がギザギザになってることで分厚いゴムでも切りやすくて楽ではありましたが、小刻みにカットしなければならないので時間がかかるのが難点。
2本目のカットで腕が疲れてきた事もあってやはり20分ぐらいかかりました。

潤滑浸透スプレーカッターとハサミでカット1

続いて3本目。
最後はビードの円周カットを潤滑スプレー+カッターと横方向カットを潤滑スプレー+リサイクルはさみという合わせ技でカットしてみます。

まずはビードの円周方向ですが、潤滑スプレー+カッターの組み合わせはこれまでにないカットのしやすさでスイスイ切れてしまいました。
これはイイ!( ´ ▽ ` )b

横方向のカット時はショルダーの分厚いリアタイヤでも溝部分を狙ってカットラインとする事で、潤滑スプレー+リサイクルはさみでスイスイ切れましたよ。

潤滑浸透スプレーカッターとハサミでカット2

はい3本目のカット完了!
潤滑スプレーの抵抗感ないカットに慣れてきた事もあって15分ほどでカット完了。
切る場所によってはそれほど力任せに切らなくてもいいポイントがあって、それぞれ銘柄の違うタイヤだけどそのあたりを見極められるとさらに楽してカットできる事がわかりましたよ。

18インチのタイヤ3本をカットした状態がこちら。
かなりコンパクトになりましたね。
ビード部分は太いワイヤーが入っているのでカットするのは至難の技。
誰でも持ってるお手軽な道具ではカットできないため、折り曲げた状態で針金でまとめておきました。

というわけで約二時間ほどかけて3本の廃タイヤをカットしてみました、というお話でした。

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