CGL125のダブルホーンを日本製純正タイプに換えてみた

中華なダブルホーン(高音側二つ)を新たに購入してヘッドライト下に移設、ホンダのCBなどでよく見かけるスタイルに変更したのは以前の記事で公開した通り。
間延びしたCGL125のライト周りのスタイルが良好になって満足してましたが、購入した中華ホーンが「ダブルホーン」と表記されてたにもかかわらず高音側が二つ届いたり、その他作りの安っぽさなど不満点がいくつか残るカスタムでした。

そんな中、とある中古パーツショップのジャンクコーナーで、またまたネタになりそうな物をゲットしてしまいました。

ホンダ純正と思われる日本製のダブルホーン(一個100円)のジャンク品です。
購入した物は錆はないものの汚れがひどく、掃除と塗装をしてようやく使う気になれるレベルに仕上げました。
(上の写真は清掃・塗装済みの状態)

油汚れを落としてホーン全体をマットブラックで塗装してみたら、裏側の型番がくっきり見えるようになりました。
MITSUBAの「UBH-F21」と「UBL-F21」という型番で見ての通り日本製。
高音と低音のセットでステーも二枚板のしっかりした物。
全体的な作りも以前購入した中華製の複製品みたいなホーンとは違って品質がいいです。

ちなみに先に購入した中華ダブルホーン(高音側二個)は振動板の調整ネジのねじ込み量を変更して音域を変えましたが、日本製ダブルホーンは見ての通り高音用と低音用で構造が違います。
日本製は、高音用が中の振動板が奥まって設置されてて、低音側は中の振動板が手前側に設置されてます。

あと品質面での大きな差として、外周部に取り付けられてるメッキリングの品質。
もうこれは一目で違いがわかるほどエッジ部分の造形に差がありますね。

それともう一つ、このタイプの取り付け穴がM8用中華ホーンはステーの長さが違います。
これのせいでステーを斜めにしてホーン同士の間隔が広がりすぎないように調整したりで取り付けに手間がかかりました。

ちなみに今回購入した日本製ミツバのダブルホーンは、ステーの取り付け穴がM6用でしたがCGLに取り付けたホーンステーのM8ボルト用に拡大加工してあります。
それと内側の振動板をツヤありブラック、ホーン全体をつや消しブラックと二種類のスプレー塗料で塗装に変化をつけてみました。

標準的なホーンステーの長さになったことに伴い、配線隠しのホーンカバーも作り直してみました。
上側が今回新たに取り付ける物で、ホーンステーと共締めする構造になったためホーンカバー取り付けのためのスペーサーとしてM8ミラーアダプターを用意、固定はM8の袋ナットを使います。
下側の今まで使用してきたホーンカバーに比べて今回は少し大きめにしてみました。

ホーンの取り付けに先立って、ホーンステーの取り付け位置を上側に移動させて調整。
同時にL型端子付きの配線に付け替えてメインハーネスとタイラップバンドでまとめます。
上下に分かれて取り付けられていたこれまでのみっともない配線ともこれでおさらばです。

L型端子を各ホーンに接続してステーの平行を見ながらM8ミラーアダプターで固定します。
位置的にやはりホーンカバーをつけないと配線が丸見えでみっともないです。

取り付けたホーン裏側から見るとこんな感じ。
L型端子配線を使用することで見た目もスッキリし、純正のようなまとまり感が出ました。

新たに取り付けた日本製ミツバホーンについてたメッキリングはしっかりした造形で魅力的でしたが、やはり経年のせいかメッキの劣化が気になるレベルだったので断腸の思いで中華ホーンの物を流用することとしました。
中華ホーンはメッキリングが接着してあった物のなんとか外すことができ、サイズもほぼ同じだったのでポン付けできました。

最後にこちらも新たに作り直した配線隠しのホーンカバーをM8袋ナットで固定して今回のカスタムは完了!
ステーの長い中華ダブルホーンの時よりもホーン全体の幅が若干狭まり、他のホンダダブルホーン搭載車と同じサイズ感になりました。
固定ナットがM6からM8サイズになったことで、袋ナットがちょっと目立つ感じに見えますがどうでしょうね。
気になるのはオーナー本人だけだと思うのでまあいいでしょう。

最後に日本製ミツバホーンに付け替えたCGL125の全体像。
パッと見どこが変わったのかわかりませんw
自己満足カスタムなのでこれでいいのです。

今回取り付けたミツバの日本製ホーンだけど、やはり純正の二枚板ステーのおかげでエンジンの振動でプルプル震えることもなくしっかりと固定され、本物の高音・低音のダブルホーンの音色は良好でした。
端子位置から多分VTZ250のものだと思いますが、同じタイプのホーンはCB125Tやその他のCBにも共通して搭載されているよく見るタイプのものだと思います。

結果として昨年新品購入した1,500円の中華ダブルホーンは無駄になってしまいましたが予備品として保管しておくことにします。


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