昨年9月末にオイル交換を行って以降、ここ数ヶ月間AZの燃料添加剤を使用していたこともあってさすがに交換時期だろうということで、せっかくの晴れ間だったけどオイル交換その他メンテナンスなどしてみましたよ。
オイル交換の前にまずはタペット調整をしてみます。
前回調整から約半年、走行距離2,700kmというところなので調整時期にはまだ早いですが、排気側バルブのタペット隙間が0.1mmだったので規定値の0.08mmに調整。
吸気側はほぼ規定値だったのでそのまま。
ついでにヘッドカバーパッキンの状態を見てみます。
約6年半、29,000km使用ですが、弾力もあり変に潰れた様子もありません。
前回フッ素グリスを塗っておいたのが効いたのか?中華パーツの割に耐久性が良好です。
今回もきれいに掃除してからフッ素グリスを塗って装着。
こちらはちょうど一年前から使い始めたNGKの二極プラグ「JR8C」の状態。
焼け具合はいいようですが中心電極が減っているのがわかりますね。
約1年7,000km程度の使用期間ですがこんなもんでしょうか。
近いうちにスパークプラグも交換しましょうかね。
続いては昨年秋に発覚したギヤシフトスピンドルの錆びとオイルシール部分からのオイル漏れの様子。
錆止め処理以降いったんは止まったオイル漏れですが、改めて確認してみると以前ほどではないですがやはりオイルが漏れているようです。
若干の錆びが出始めている箇所もあるようなのでそのうち錆止め処理も含めて処置しなければなりません。
ちなみに今回はギヤシフトスピンドル以外にもシールされているその他の箇所からのオイル漏れと思われるものが見つかりました。
写真のヘッドカバー部以外にもクラッチレバーシャフトやオイルレベルゲージキャップなどで同様な汚れがあって、あまり見たことのない状態なんですが思い当たる節が一つ。
根拠がないのでどうにも言えませんが、状況的に燃料添加剤を入れた期間と一致するのですね。
前回のオイル交換時にもギヤシフトスピンドルからのオイル漏れがあったのが燃料添加剤を入れていた期間と一致するし、排出したオイルの量も規定値800mlのところ600mlまで減っていました。
各部点検を済ませオイル交換をしてみます。
排出したオイルの量は約650mlということで今回も減っていましたね。
走行距離は3,500kmほどですが、前回から約7ヶ月経っていたので交換時期がさすがに遅かったようです。
ちなみに内圧コントロールバルブの水分離機能のおかげかオイルの乳化はなく、燃料添加剤使用の独特な腐ったような匂いはありますが汚れの質としてはいつも通りという感じ。
で、その内圧コントロールバルブの水分離パイプに溜まった水の量はこんな感じ。
約7ヶ月間でこの量でした。
バルブ部分を分解してクリーンング、バルブの動きに異常がないことを確認して再度取り付けます。
今回も使用するオイルはAZのバイク用オイル10W-40です。
一回あたり800ml使用で4L缶なので5回分使えますが、今回ようやく三回目でこのペースなら1年間はこの一缶で賄えますね。
次回交換までにシール箇所からオイル漏れするかどうか注視してみようと思います。
ついでということで洗車することにしましたが、せっかくなのでちょっと前に購入したチェーン掃除用三面ブラシを使ってみました。
あまり使い道のないCRC-556をかけながら三面ブラシでゴシゴシすると面白いように汚れが落ちていきます。
仕上げは100均で買った「そそぎ口洗いブラシ」でコマ間を掃除して終了。
わざわざチェーンを外さなくてもきれいに掃除できるのでこれはオススメ。
そのままチェーンの油汚れを水で流しながら洗車に突入、車体の拭き上げが終わってもまだ水分が残っているので今回はAZの極圧・水置換スプレーオイルを使ってみました。
掃除の効果もあってホイールが抵抗感なくスムーズに回転します。
これくらい気持ちよく回転すると掃除した甲斐もあるというものですね。
掃除してきれいになったチェーンはこんな感じ。
使ってればそのうち汚れてしまうものだけど気持ちいいものですね。
今回はスプレーオイルなので、後日改めてオイルの浸透具合を確かめてましょう。
仕上げにしばらくやっていなかったワックスがけをして洗車は終了。
オイル交換をしたせいか、今まではあまり感じなかったエンジン回転の軽やかさを実感。
あまり距離を乗ってなくてエンジンオイルは定期的に交換したほうが良さそうですね。
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