アクセサリー用電源の取出し その3 〜USBシガープラグの配線直結化〜

アクセサリー用電源の取出し その2 〜USB電源ケーブルの配線〜」の後ナビゲーション端末の事について続編を書くつもりでしたが、動作にいろいろ不具合が出てしまい記事に出来ませんでした。

実は前回の記事の後、何回かに渡ってナビゲーションの動作確認を兼ねてツーリングしてみたんですが、電源供給が不安定で消えたり点いたり、そのうちその影響でナビがフリーズしたりと不安定でまともに使えない状態が続いていました。
そもそもシガーソケットにUSBシガープラグを装着し、その先はUSB延長ケーブルを2本つないでいる状態なのでエンジンからの振動なども含め電力供給が一時的に断絶したりするのかな?と思ったりで、不具合の切り分けが難しい状態でもありました。
そんな訳で今となっては2連のシガーソケットを使う理由も無くなったし、電源供給が不安定な部分も含めて無駄が多い現状の配線を見直すべく、今回はシガー電源を直結化してみる事にしました。

具体的には既存配線のシガーソケットの電源ケーブルをUSBシガープラグの基盤にハンダ付けで直結化し、間に一本挟んでいるUSB延長ケーブルを排除するというものです。

まずはこれまで使用してきたUSBシガープラグを分解し、基盤上のどこに配線をハンダ付けすればいいのか、ネットの情報を頼りに調べてみましたが・・・
見つけたwakwak_kobaさんのHatena::Diaryの記事「ダイソーの100円USB充電器(1000mA)が惨すぎる件」によると今まで使ってきたUSBシガープラグは時間と共に電圧が落ちて安定した供給が維持できないみたい。
だから走り始めはよくても時間が経つと電源供給が不安定になってたのかな?
しかし同じブログ内のほかの記事「ダイソーのUSB充電器「K14P-20」は買って良し」を見てみると、改良された新型があるそうなので、まずはこちらのものを新たに買い足して試してみる事にしました。

で買ってきたのがこちら。
まずは既存の配線のUSBシガープラグ新しいものに交換して試走してみました。
あまり長い時間走る事はできなかったけど、今までのように電源がちょくちょく切れる事もなく、概ね安定した電源供給ができているようでした。
一応動作確認もできたので、シガープラグ配線の直結化に取り掛かってみます。

プラグのカバーははめ込みだけなので簡単に分解できます。
この中で使用するのはUSB端子のついた基盤とカバーのみ。
基盤についているスプリングは外してしまいます。

赤丸で囲んだ場所がそれぞれプラス、マイナス端子なのでここに配線をハンダ付けで直結します。

0.75sqの切り売り配線を買ってきてハンダ付けしました。
これでリレーを介して取り出した12V電源をUSB5V出力に変換する装置ができました。

配線の反対側にはギボシ端子を取り付け、プラグのカバーを取り付けハーネステープを巻いて完成。
これを今まで付いていたシガーソケットと置き換えで取り付けます。

で、完成したUSBシガー電源Ver.2です。
ごちゃごちゃしてた配線もすっきりシンプルになりました。
既存のUSB延長ケーブルを外す分だけシガープラグまでの配線を長めにしてみました。
これならUSB延長ケーブルによる伝送ロスも減るかもしれません。

バイク本体への取り付けは位置はこんな感じ。
リレーは前と同じリアカウル内ですが、直結配線にしたUSBシガーソケットをタンク付近まで延長。
前記事「アクセサリー用電源の取出し その2 〜USB電源ケーブルの配線〜」で作った配線にUSBシガープラグを直結できる位置にした事で12Vから5Vに変換した後、ナビゲーション端末までのUSB配線を短くする事ができました。
本当は全体的に配線を短くしたいところなんだけど、リレーの設置場所が無いのでしかたないですね。

取り付け後の動作確認は問題無いようだったので、次回の試走ツーリングで長時間使用での確認をしてみたいと思います。

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