LED化したウインカーの球切れ

昨年ウインカーを社外品に交換すると共にLED化したCGL125。
純正ウインカーより明るく消費電力も低下させることができて便利になったんだけど、自作ゆえに信頼性が低いのは致し方なしといったところ。

そんな自作LEDウインカーですが、昨日のショートツーリングの帰路でついにトラブルが発生。
自宅まであと数キロというところで左フロントウインカーが動作しなくなってしまいましたよ!

ウインカーをLED化したことがある人ならわかると思うけど、ウインカーリレーをLEDに対応したものに変えなければいけないんですね。
純正の電球型ウインカーなら球切れを起こした時に通常より早いタイミングで点滅するようになるためすぐに気がつくと思うんですが、私が購入したLED対応のリレーはハイフラ点滅に対応してないものなのでウインカーの不点灯に気がつくのに時間がかかりました。

信号待ちのタイミングでその他の灯火類の動作を確認してみたけど、動作してないのは左フロントウインカーのみだったため多分球切れを起こしたということなんでしょう。

ちなみに改造したCGL125のウインカーには↑の写真のような平面型の電球色T10LEDバルブを使っています。
値段が安かったため予備も含めて6個買ってあるので、球切れなら予備と交換で万事解決!ってとこですがそれじゃあ面白くないので修理ついでに故障の原因でも探ってみましょう。

ウインカーレンズと拡散用ディフューザーを外すとこんな状態になっています。
T10ソケットの固定方法は簡易的な形となっていますがLEDバルブ自体はそれほど重いものでもないので大丈夫だろうと思っていましたが・・・

球切れを起こしたLEDバルブを見てみると、基板のハンダにクラックが入って外れてました。
まあ、なんとなく見当は付いてたんですが、LEDチップが実装されている基板との接続部は端子のハンダのみという危うい状態だったというのがわかりました。

いくら軽量といってもたった二箇所のハンダで固定というのは、単気筒エンジンの振動には耐えられなかったということなんでしょうね。
断裂した部分を合わせてテスターを当ててみると導通したので再ハンダで修理してみようと思います。

で、作業完了。
断裂してない方のハンダもクラックが入って余命幾ばくもない状態だったのでこちらも再ハンダ。
この状態で点灯確認できたけど、このままで再装着したらまた振動で破損するのは目に見えてるので、基板接続部にグルーガンで樹脂を流し込んで接着、振動対策を施してみました。

今回の破損は一箇所だけでしたが、同じ構造の右フロントウインカーや予備のLEDバルブも同じトラブルが発生する可能性があるため、同様にグルーガンで接着補強しておきました。

修理したLEDバルブを元に戻して動作確認。
ほい、治りました!
予備のLEDバルブを無駄に消費しなくて済みましたよ。

ちなみにLED化改造したときに装着したディフューザーだけどこんな具合に光りが拡散します。
今時のリフレクターで拡散させるコンパクトなウインカーならこんなもの必要ないんだけど、純正形状の古い設計のウインカーだとLED化で光りの拡散具合の問題が出るんですね。

という訳で簡単なLEDバルブの修理だけで済んだ今回のトラブルだけど、大きなリスクなく体験できたのは今後の対策も含めていい経験だったよ。
純正状態から自分で改造するというのはそれに伴うトラブルにも責任を持たなきゃいけないってことだから、できるだけ乗車前の運行前点検で各灯火類の動作テストはしていました。
さすがに走行中の球切れにはどうしようもないけど、今回のトラブルで使用してたパーツのウイークポイントを解消できたと思うし少しは安心して乗ることができるんじゃないかな。

今後も乗車前の運行前点検は欠かさないようにしようと思います。


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