定期メンテナンス「ZIC M7 4T 20w-40」を試してみる

オイル交換

前回、3月初旬にオイル交換をして以来4ヶ月ほど経過してしまったので、猛暑といえるような暑い日だったけど交換作業をしてみましたよ。

元々は前回同様AZの合成油10w-40を入れるつもりだったけど、偶然入手したSK ZICの二輪用オイルを使ってみることにしました。

今回使うオイルはこれ。
SK ZIC M7 4T 20w-40

ZICのオイルといえば以前四輪用のZIC X7 5w-30を使ったことがありました。
当時、主にホームセンターなどで1L缶が500円代で入手できたので、四輪用ですが低粘度なので冬限定で使ってみましたがなかなか良いオイルでした。
安価で好感触だったので今は四輪車に入れてたりもしますが特に問題なく使えてますよ。

今回のオイルはたまたま半値以下の価格で一本のみ販売されていたので、物は試しという事で購入してみました。
粘度が10w-40のものを入手できれば理想的なんですが、低温時の粘度が20wということで今の夏の季節なら以外と合うのかもしれないという目論見もあったりします。

まずはこれまで使用してきたAZのオイルを抜いてみます。
前回の交換から四ヶ月(走行距離約2,300km)ですが、先月初めまでエンジンや燃料系統の洗浄のために入れていた燃料添加剤の影響でしょうか?排出したオイルは若干グレーがかった色合いに変色し、触った感触はシャバシャバで粘度が低くそれなりに劣化していたようです。

今回はそれに加え今までの交換では感じなかった強烈な匂いを発してましたが、これは燃料添加剤の洗浄効果で落ちたデポジットなどの汚れがオイルに混ざったため、ということなのでしょうか。
確定的なことは言えませんがもうちょっと早めにオイル交換しても良かったかもしれません。

さて今回入れてみるZIC M7を見てみましょうか。
新品なので透明感のある茶色のオイルは他のものとそう変わらないところですが、触ってみた感触は20wということで粘り気がありドロッとした感じです。

規定量の800mlを投入後エンジンをかけて、オイルレベルを確認して交換作業は終了。
エンジンの始動はこれまでと変わらず吹け上がりも良好。
交換後の感触を確かめるため約70kmほどの距離を試走をしてみました。

変化した部分の第一印象としては、若干アイドリング回転数が低下(50〜100回転ほど)したことと、エンジン音が若干静かになったかな?というところ。
全体を通しての感想としては、エンジンの発熱量が減ったというのが違いとして大きく感じとれました。

34℃を超える気温の中で市街地の渋滞や、長い坂道での高回転域を維持した登坂といった状況でもこれまでは発生していた熱ダレによるパワーダウンの症状が出る事もなく、信号待ちでのエンジンから漂ってくる熱気の量も鉱物油の10w-40を使用してた時ほど気になる事もなく、まさに今の季節に合ったオイルだなというのが今日一日を通しての感想でした。

ただやはり低温時の粘度が高いという事で若干ですがアイドリング回転数が落ちた事もあり、始動性や燃費の悪化など冬季の使用ではより大きな影響が出るだろうという事も想像できるので、夏限定としたほうが良さそうです。

しばらく様子を見てみますが、7〜9月の夏限定のオイルとして適してそうなオイルでした。

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