三年使った中華CDIが壊れた

点火系

前回の記事では新車購入以来もうすぐ7年になるCGL125の駆動系パーツ、ドリブンスプロケット・スプロケットワッシャー・ハブダンパー・ドライブチェーンの4点を新品に交換しその夜に試走に出かけたわけですが、なんと出先で点火系のトラブルが発生。
目的地にたどり着き再始動しようとセルを回すも一向に点火する気配がありません。
同行者からアドバイスをいただきプラグの点火具合を見てみると火花が飛んでません。

結果から言うとCDIの故障だったようで、予備のものを携帯していたため交換して無事帰宅できたということで大事には至りませんでした。
思い起こせばここ二三ヶ月、初爆で点火するもののアイドリングが安定せずストンと落ちてそれ以降始動できなくなるという事が複数回ありました。
今になって思えばCDIが故障する前兆だったのかもしれませんね。


さて遡る事3年あまり、2017年の5月にCG125用として販売されていた社外品の直流CDIをタオバオ経由で購入し、交換後キルスイッチの配線などを直流対応に変更して使用していました。
当時一個当たりの価格が数百円と安価だったため、いまひとつ品質面で信用ならなかった事と品物自体の不良の可能性も考えて保険目的でデジタル直流のモデルとアナログ直流の二種類をそれぞれ二個ずつ購入しました。
ここまで比較的安定して運用できていたものの、いつ壊れるかわからない不安感もあったため常に予備を持ち歩いていた訳です。

CG125と同様に本来交流式CDIを搭載するCGL125ですから一応緊急時に交流式CDIでも動作するような配線の変更はしてありましたが、出先でのトラブル時にそんな事はやってられないので直流のCDIを予備として携帯していた事は正解でしたね。

さて前置きはこれくらいにしておいてこれが今回壊れた社外品CG125用デジタル直流CDIです。
(中華CDIについて詳しくはこちらの記事を参照)
再度確認のため取り付けてみましたが、プラグから火花は飛ばず点火する事ができませんでした。

こちらが予備で持っていたCG125用アナログ直流CDIです。
このCDI、特性はパワフルな走りになるのでなかなかいいのですが、キャブのセッティングを変更してないのになぜか300rpmほどアイドリング回転数が高くなるのと、純正の交流CDIやデジタル直流のCDIより一回り大きいため使いづらい部分があったので予備用としていました。
デジタル直流に比べて回転の滑らかさが雑な感じなので個人的にはあえてメインで使う気にはなりません。

という訳で複数買いしてストックしてた新品のCG125用デジタル直流CDIを取り付けようと思います。
ちなみにデジタルとアナログの違いですが本体サイズの他コネクターの色の違いで判別できます。
デジタルは青いコネクター、アナログは白いコネクターで、交流CDIには無い電源供給用の赤い配線が付いている事が特徴です。

で、新品のデジタル直流CDIを仮付けしたところ問題なく点火・始動できたのでほっと一安心といったところですが、それで終わらせるのも面白く無いし、今後の保険的意味合いも考えて手持ちの直流CDIの全てを点検してみます。

左から
①故障したデジタル直流CDI
②新品のデジタル直流CDI
③予備で持ち歩いていたアナログ直流CDI
④新品のアナログ直流CDI

サービスマニュアルなどで調べたところ、CDI単体での検査はできないらしいので実際に点火するかを見てみる事としましょう。

スパークプラグの火花の点検イメージ

点検方法はそれぞれ
・プラグを外してセルを回して火花の飛び具合を目視確認
・それぞれCDIをセットして始動できるかを確認
の二点。

故障したデジタル直流CDIは火花が飛ばず点火もできず。
それ以外の直流CDIはほぼ同様の形で火花が飛び始動の確認もできました。


結果として出処のよくわからない社外品のCDIを使用するリスクというものを身を以て体験でき、かつ安価なCDIを複数買いし予備品を携帯していた事で出先でのトラブルにも対処できたというのは一見メデタシメデタシといったところですが、そもそも純正のまま使っていればこんな回りくどい事で一喜一憂する必要もなかった訳です。

バイクいじりは楽しいですが自分の管理できる範囲内で二重三重にも保険をかけた形で考えうるトラブルを想定した対応ができるよう備えておく必要がありそうですね。
はっきり言って面倒なのでノーマルで乗るのが一番!という事ですねw

コメント

  1. はじめまして。

    五洋ホンダ製CG125乗りのものです。

    先日、バイクやに行ったところ、このブログで書かれている
    駆動系パーツ4点を交換するよう言われました。

    しかし、どこに販売しているのか見つかりません。
    他の情報を見ると
    16丁のドライブスプロケット(C3103-16 428-16T)が使えるようなんですが
    他のダンパーやワッシャーなどはさっぱり出てきません。

    タオバオは使ったことがないので、アリエクスプレスを使用してみましたが、スプロケットはいくつか出てきますが、ダンパー、ワッシャーは出てこずでした。

    どこでご購入されたのか教えていただくことは可能でしょうか?

    お忙しいところすいませんがもし可能であればよろしくお願いいたします。

    • FURU様
      コメントありがとうござます。

      最初にお断りしておきますが、ここは私が所有しているCGL125についてのことを綴ったサイトですので、所有していないCG125のことについては不完全かつ推測でしかお答えできないことをご承知おきください。

      さて駆動系パーツ4点の交換ですがドリブンスプロケット・ハブダンパー・ドリブンスプロケットワッシャー・ドライブチェーンということで良いでしょうか?
      まずドライブチェーンは428サイズでCG125のコマ数にあったものをご購入してください。
      ドリブンスプロケットワッシャーはCG125の場合設定がないはずなので必要ないと思います。

      ハブダンパーはアリエクスプレスやタオバオでも見つけることができましたしアマゾンにも出品されていますね。
      ただし純正品でないダンパーブッシュは耐久性の面で難ありらしいので純正品を購入した方が良いかも知れません。
      タオバオで検索する際は日本語のキーワードだと目的外のものばかり出てくるので中国語で検索した方が良いでしょう。
      検索ワードの例(ハブダンパー):「CG125 缓冲套」

      続いてドリブンスプロケットですがこれも「cg125 大链轮」のキーワードで検索すると出てきますね。
      アリエクスプレスでは日本語検索で出てきました。

      ドライブスプロケットはいただいたコメントのものでも良いでしょうが、CB125Tなどと共通のサイズになっていますから、そのあたりのキーワードから辿っていくのも手ですね。
      CG125のドライブスプロケットはCGL125と共通なので以下の情報が参考になると思います。

      CGL125 ドライブスプロケット交換
      (過去ネタです) CGL125は5速マニュアルミッションのバイクですが、ギア比がかなり低速向けで1速がすぐに吹けきってしまい、通常走行においてもシフト操作が忙しなく感じました。ネットで調べてみると、中華製125ccバイクのユーザーさん達も同...

      「CG125」という車種名で出てこない場合もあって、そんな時は型式の「WH125-3(キャブ車)」や「WH125-19(Fi車)」等のキーワードも絡めてみるといいですね。
      私から言えることはここまでとなります。
      具体的な販売店は出せないことはないですが、そこでご購入した結果トラブル等が起きても私は責任が持てませんので頑張って探してみてください。

    • 横から失礼します.motogeと申します
       WH125-19B 碧タイプを買いました。
       アリエクスプレスはなかなか純正部品出て来ないですね.

      タオバオ-チャイナマート経由なら下記のサイトかな?

      エラーがあります - CHINAMART

      但し、チャイナマートの「お気に入り追加」という「商品+出品店」
       追加登録できるんですが 出品店のみ変わっていました。
       商品画面に五洋本田のマークあれば信用できるかもしれません。
       
      しかし 正規店に問い合わせしたらサービスマニュアルが
       https://twitter.com/Motoge5254/status/1545973656219570178

        人柱上等で頑張ってくださいね

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