前回に続いてCGL125の購入について書いてみたいと思います。
2013年末、CGL125の購入を決意し販売店へ行くもその店舗では在庫が無く、他店舗からの取り寄せになるとのこと。
しかしすでに買う気満々だったため、現車確認もせずに購入手続きをして手付金を支払ってきました。
その後、納車予定日までの間にバーディーの廃車手続きとCGL125の登録手続き・自賠責保険の車両入れ替え手続きを済ませ、納車日を待ちます。
さらばバーディー、思い出をありがとうw(T君に可愛がってもらいなさい)
納車の日になりました。
当日は販売店の都合などいろいろあって納車引取りが夜になってしまったため、途中のガソリンスタンドで給油とブレーキの調整だけして帰路につきました。
購入にかかった費用はというと、車両本体価格64,000円のほか諸費用を合わせ、総額は約102,000円となり11万円を切りました。
帰宅してまずは付属していた書類を確認してみます。
品質証明書 表
五羊本田製ということがわかります。
品質証明書 裏
形式は「WY125-F」、製造は2011年9月です。
オーナーズマニュアルです。
諸元やメンテナンス情報などが記載されています。
一夜明けて納車翌日、はやる気持ちを抑えてまずはバイクの状態を見てみます。
納車翌日のわが愛車「CGL125」
納車後自宅までの道中で感じた不具合などを確認するため、現状の確認と簡単な整備をしてみます。
一応新車なので一見きれいに見えますが、よく見ると作りの雑さやあちこちに傷やゆがみ、錆があったりで、やはり中国製のバイクであることを認識させられます。
ざっと全体を眺めてまず気になったのはリアタイヤとリアフェンダーのセンター位置があってないように見える部分。
(というかスイングアームの歪み?リアタイヤが垂直になってない・・・)
そして乗車してみると、シートにガタツキがあり左側が低い感じがするので外してみると・・・
なんとマウントラバーが一個足りない。
これ。
仕方ないのでしばらくそのまま乗っていましたが、パーツリストに載っていたパーツNoで検索したところ、通販で純正パーツを手に入れることができました。
77206-GF0-000 ホンダ純正 シートクッションラバー 210円
このクッションラバーは他の車種と共通の部品のようです。
一通り確認したら簡単な整備・調整に入ります。
まずは手前過ぎるミラーの固定位置を調整、通常の10ミリ正ネジかと思ったら右側ミラーはヤマハのバイクでおなじみの逆ネジでした。
社外品の正ネジミラーに交換する時は逆ネジアダプターが必要になります。
純正ミラーのネジ部
次に前後ブレーキとクラッチの引きしろと遊びの調整をして、チェーンの張り具合を調整しようと車載工具のレンチでリアアクスルを緩めますが、これが硬くて全く緩まない。
アクスルナット側の22mmはいいとして、アクスルシャフト側は18mmという特殊なサイズ。
22mmのメガネレンチは手持ちのものがあったものの18mmのレンチなんて持っていません。
仕方なく18mmのシャフト側は車載工具を使用し、22mmのメガネレンチでナット側を力技で緩めました。
(その後作業性を上げるため18mmのコンビネーションレンチをアストロで購入)
とりあえず簡単な整備はこれくらいにして慣らしがてらそのあたりを走ってみると、チェーンの張りを調整したせいか低回転からトルクが出て、押し出し感の強いシングルらしい加速を体感できました。
あと意外だったのは機械式ドラムの割には通常走行であれば十分な効きの前後ブレーキ。
かっこ悪い純正ミラーも後方の視認性が良く、見た目を気にしなければこれで十分でした。
日が落ちてからライトの位置を調整して走行してみると、これがとっても暗い!
BA20Dという12V35w/35wの白熱電球で現在一般的なH4ハロゲンバルブに比べると、点灯していないのかと思えるほど暗いです。
街灯がある街中ならなんとか走行できますが、街灯の少ない道路になるとマルチリフレクターの配光の悪さもあって、見通しの悪いコーナーなど先が見えなくて怖い思いをします。
そんな訳で全体的には概ね満足な状態でした。
とりあえず原付二種フルサイズのバイクが約11万円で購入できたことで多少の不具合はむしろ可愛く見えてしまいます。
動力性能に関してはリターンな自分には必要十分だったし、いろいろ改造やカスタマイズできる余地がありそうで今後が楽しみといったところです。
ただし、ヘッドライトの暗さだけは何とかしないといけない、というのが第一印象でした。
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