先日のことだけど、つい魔が差してこんなものを買ってしまいましたよw
ガーミンといえば比較的有名なGPS機器メーカーだけど、同じメモリータイプナビならゴリラほか安価なモデルも入手しやすいので一般には馴染みが薄いのかもしれませんね。
で、充電できないジャンクということで格安購入したのは「nuvi360」ってモデルなんだけど、帰宅後に調べてみたらごく初期のモデルだった模様。
GPSアンテナが折り畳みタイプって時点でそこそこ古いモデルだろうと思ってたけど、2006年12月発売の初代モデルってことが判明。
ここで一般人なら「そんな古い地図じゃ使い物にならないだろう?」って感想を持つと思うんだけど、そんなんだったらいくら安価であっても簡単に手を出したりしないのですよ。
これまでもバイクツーリングでは便利に使ってきた手持ちの「nuvi1365」なんかも2010年頃のモデルだけどこのシリーズには2021年現在でも(条件付きで)使用するメリットがあるんですよね。
有志による無料地図プロジェクトのOSM(Open Street Map)というのがあって、だれでも自由に編集・利用できる地図をインストールすることができるので、今回も最新版の地図データを利用させていただきました!
まったくありがたいものです。
・Open Street Map Japan
・OpenStreetMap for GARMIN
画面も今どきにしてはちっさいし古臭い4対3のサイズなんだけど、走行中あまり凝視できないバイクではこれくらいのほうがちょうどいいと個人的には思ってるんですよね。
んで今回購入したnuvi360だけど、これまで所有してきた250、205、205W、1365などと異なって電源端子付きのホルダーが必須。
折り畳み式GPSアンテナを装備してる関係で、この機種専用のホルダーでないとマウントが困難ということもあって中古購入の際はこれの有無が大きく影響するって訳ですね。
ちなみに電源供給は通常付属のACアダプターか専用のシガーソケット電源が必要なんだけど、というのも普通のminiUSBケーブルを接続するとPC接続モードになって充電ができないという仕様なので、バイクのUSB給電を使うにはちょっとした加工が必要なのは手持ちの他モデルと変わらずでした。
てなわけで一通りの動作確認をしてから最新版の地図をインストール。
今回も自車アイコンのカスタマイズなんかをしてみますw
ハードウエアの問題としては内蔵電池が全く充電できない状態だったので、以前水没破損させたnuvi205Wからちょこっと配線を加工して移植。
無事充電も可能になって、とりあえずやるべきことはやったのでナビゲーションの動作確認を兼ねて久しぶりのショートツーリングへ。
ということで大量の花粉が舞い散る中、涙目になりながら馴染みのダム湖へやってきましたw
全く問題なくナビゲーションの機能が働きましたよ!
と言いたいところですが、いったん電源を切ってしまうと再起動後の測位にやたら時間がかかるという状態。
電池交換の分解でなにかやらかしたのか?古いモデルだから元々測位が遅いのか?判断が付きにくいところですが、いったん測位してしまえばナビゲーションとしての動作は全く問題ないのでこの部分に関しては若干残念というところ。
あと一つ気になる部分としては「高度表示がない」ですね。
林道や山道へのツーリングが比較的多いこともあってリアルタイムに高度表示が出ないのはかなり残念。
若干微妙な結果となりましたが、最近内蔵電池がへたってきたnuvi1365の予備機としての存在価値は十分あるというものでしょう。
走行時の視界の邪魔にならないコンパクトなサイズは気に入ったので、今後はちょくちょく連れ出してやろうと思いますよ。
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