ナビ用USB電源とトップギアインジケーター配線の引き直し

以前「CGL125 2017年前半のカスタム予定など」で書いた中の「追加した電装系アクセサリーの配線を見直してシンプル化」の仕上げとして、今回はナビ用USB電源の配線引き直しと、それに伴いトップギアインジケーターのLEDランプの取り替えを同時に行い、トップブリッジカバーをCGL125純正のものからタオバオで購入してあった物へ取り替える、という作業をしてみましたよ。

USB電源については当初リアボックス内で別系統の配線で電池や携帯電話の充電をするつもりでリヤカウル内へ二連シガーソケット配置し、ポジションランプ(テールランプ)の点灯に連動させてリレーを使用した配線になっていました。
アクセサリー用電源の取出し その1 〜リレーハーネスの作成〜

ナビゲーションをスマホからポータブルタイプのナビへ変更し、リアボックス内での携帯充電をやめた事から車体後部へのリレー配線設置の必要性がなくなり、ナビゲーションへの供給電力も少なくて済む形となったため、無駄に長い現状の配線を短くしイグニッションキーのON操作で電源供給するACC配線から電源供給する形に変更してリレーを撤去する、というのが大まかな変更点となります。

まずは配線を考えてみます。
これまでトップギアインジケーターのLEDを点灯するために利用していたACC空き端子にUSB電源を割り込ませる事にして極力シンプルな形となるような配線としてみました。
CGL125 トップギアインジケーターの増設


配線変更を考え始めた当初、ハンドル付近の電源取り出しラインとして定番のホーン配線から分岐してUSB電源を供給することを考えていました。
確認のため配線図を眺めていたところホーンへの電源供給配線の元はACC配線になっていたので、ACC空き端子につながっていたトップギアインジケーターの配線と共有する形にして、上記のような配線を作ってみました。
ナビの要求電力程度の負担なら多分問題ないでしょう


配線が決まったところで早速作業に取り掛かります。
用意したのは以下のパーツ。

一つ目は・・・

今まで使っていたCGL125純正のトップブリッジカバーはハザードスイッチとフォグランプのスイッチを移設してしまったので、それらを外すと穴だらけで使えないので、
ネタを仕入れた 2016夏」の時に購入したWY125用トップブリッジカバーを使います。

これは1元(約24円)という破格なお値段だったけど、届いてみたら元々付いていたものとは材質もデザインも、さらにはサイズさえも似て非なるものだったのでお蔵入りにしてたもの。
販売ページを見ると確かにこの型の写真が載っていたので間違いではないんだけど、純正と同じものが欲しかったらよくよく確認することが必要ですね。
(とはいえ写真と同じものが届くとは限らないのがタオバオの難しいところ)

今となっては貴重なCGL125純正トップブリッジカバーに穴を開けるのは躊躇してしまいますが、これだったら加工用パーツとして心置きなく穴あけができますね。

続いては前回ナビ用電源をUSBシガソケと直結化した時にも使ったダイソーのUSBシガープラグ
アクセサリー用電源の取出し その3 〜USBシガープラグの配線直結化〜

今回はトップブリッジカバーに埋め込むPC用USBメス端子ケーブルをこのシガソケの基盤に直結し、12Vから5Vへの変圧基盤として使うので基盤に付いてるUSBメス端子を外してしまいます。

三つ目はトップギアインジケーターの表示使うLEDインジケータランプ(イエロー)
前回使ったものは高輝度でよく目立ちその機能を十分に果たすものでしたが、今回は日中でもより目立つようにということで大きめのものを用意してみました。

写真にはありませんが、変圧基盤に直結するUSBケーブルは、前回
アクセサリー用電源の取出し その2 〜USB電源ケーブルの配線〜
で使用したPC用PCIスロット増設用USBケーブルの余りを使うことにします。

材料が揃ったところで早速各パーツの加工に入ります。

まずはUSBシガソケを分解し、取り出した基盤のプラス端子のバネとUSBメス端子のハンダを吸い取って分離します。

基盤だけになったら前回同様12V電源からの配線を入力部にハンダ付けし、出力側は取り外したUSBメス端子が付いていた箇所にUSBケーブルの電源線のプラスとマイナスのみをハンダ付けします。

これでUSBシガソケの基盤を利用した変圧基盤ケーブルができました。

トップブリッジカバーにはそれぞれ取り付ける場所に穴開けをしてパーツ取り付けます。
各配線は一応保護のためスパイラルチューブを巻きつけておきましょうか。

取り付けるパーツが出来上がったので、まずは配線をライトケース内にあるACC電源の空き端子に仮付けし、充電用USBケーブルでナビゲーションを接続して電源供給動作の確認をしてみます。

動作確認後、各パーツと配線を車体に取り付けます。

USBシガソケの変圧基盤はとりあえず左ヘッドライトステーの内側に設置。
ライトケース内に設置したかったけど、すでに既存のハーネスがいっぱいで入る余地が無いため外に出しました。

このままでは防水性に問題があるので、今回はとりあえず目立たない黒いビニールでぐるぐる巻きにしてケーブル両端をタイラップで止める簡易防水の処理をしておきました。

今回取り付けるWY125用のトップブリッジカバーは純正のものと多少サイズの違いがありましたが無事に取り付け完了。
パッと見は似た形なのでオーナー以外は違いに気がつかないでしょうね。 
だいぶスッキリしました。

ちなみにキーONで12V電源が供給される秘密の配線はエアクリーナボックスの上部分に引き出しておきました♡

夜になってトップギアインジケーターの点灯状態を確認。
以前のものより大径化されより目立つようになりました。
目線が光軸とあってしまうと眩しさを感じますが、乗車姿勢の位置なら問題ないでしょう。

USB電源をACC供給にした事でリアカウル内に設置していたリレーと配線がなくなりシート下のスペースがスッキリしました。
配線のシンプル化が目的でもあった作業ですが電圧変換基盤が外に出てしまったり、まだまだ改良の余地がありますね。

ここ最近続いていた電装系カスタムの再構築もこれでほぼ完了となりましたが、その間に新たなネタを仕入れてしまったのでまだまだ続く事になってしまいました。
パーツが届いて動作確認が済んでからの事になりますが、電装系以外の部分でも記事にできていないネタが溜まってしまっているので当分先の事になるでしょう。

ブログでのネタ切れは辛いものがありますが、ネタがありすぎて停滞するのも辛いものですねw

コメント

  1. トップブリッジカバー、欲しいかも!
    YBR125では真似の出来ない埋め込みカスタムですね(笑)

    • 納車当時は「ダセ〜な」とか思って取っ払おうかと思ってましたが、いろいろ埋め込んだりできて以外と便利なカバーでした。
      ネタとしてはうまく活用できましたが加工が正直面倒ですw
      既製品を使ったほうが楽ですよねぇ〜www

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