自作レッグガードを改良してみた

エンジンガード

去年の11月にエンジンガードに取り付けたCGL125の自作の風防・レッグガード。
今回はこの風防の改良版を作成してみましたよ。

両足スネ部分の走行風を遮ることで冬の時期の防寒対策として一定の効果があったんだけど、その他未舗装路を走行するときの土埃や泥跳ねが足にかからないという効果も確認できたし、黒いシリコーンまな板は比較的柔らかで加工も簡単、変に悪目立ちしない実用的で満足度の高いものでした。

しかしやはりハトメで補強した穴にタイラップバンドで横から固定する取り付け方にちょっと問題があって、上から吊るす形でないと写真のようにどんどん下方向へずれていくことに。
それにフォグランプがあることでエンジンガード全体を覆うことができず、膝部分への走行風があたることも不満点のひとつでした。

という訳で前回作った風防1号の上部分を延長・全体を覆う形に改良したものを作ることに。
で、まずは前回作った型紙を利用してフォグランプ部の開口部の位置を型取りしてスキャン。

大体の位置に配置してスキャン画像からトレースデータを作成。
現物あわせでは開口部の位置がぴったり収まることはないだろうから若干大きめに設定して切り出してみます。

ダンボールなどで型紙を作った方が位置調整はやりやすかったけど、売り物な訳じゃないし面倒なので、何度か作り直していい塩梅のものを再びスキャンして型紙のトレースデータを作成。

完成したトレースデータのプリントをシリコーンまな板に両面テープで貼り付けてカットラインに沿って切断。
ハトメ穴は彫刻刀で穴あけして四隅に取り付け。

一応フォグランプステーの逃げ部分も作って完成した風防2号。
取り付けは今回も耐候性のある15cmの結束バンドを使用。
で、実際に取り付けてみるとやはり完璧にぴったりサイズとは行かない模様だがそのあたりは良しとしておきましょう。

結束バンドで固定する際フォグランプ用の穴の位置がずれてしまうため、ある程度しっかりとテンションをかけて固定しないといけないんですが、全体的に平面が出ず歪んでしまうのは素材の問題で仕方ないところ。

まあ、でも第一の目標としては「冬の時期の走行風を遮ること」なんだからこの際見た目については目をつぶることにしておきました。

取り付け後、早速試走に出かけたんだけど、一昨年から導入したレッグウォーマーを装着して下半身の防寒対策が万全だったことと、気温10度を超えるこの季節としては暖かい日和だったため効果のほどを実感するにはよろしくない環境でした。

ただ走行中にレッグガード付近に手をかざしてみると明らかに膝部分にあたる走行風が減少していたのである程度の効果は実感することができました。
見た目的にもあまり目立つものでもないし、銀色のハトメは目立つけどちょっとしたアクセントにもなってこれはこれでいいんじゃないかな思います。

本来厳冬期の二月といえばライダーにとっては辛い季節なんだけど、だからこそレッグガードの装着で少しでも快適なバイクライフを!と考えてたのに暖冬のおかげで拍子抜けな今回のカスタムでした(笑)

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