エンジンガードに風防を付けてみた

11月も半ばになってだいぶ寒くなってきましたね。
南関東住まいの者としては真冬だろうがバイクに乗るのでいろいろな防寒対策をしてきたんですが、昨年導入した大陸製のレッグウォーマーは大当たりで、それまで使っていたオーバーパンツより使い勝手がよく下半身防寒対策はほぼ完了!って感じでした。
この冬はさらに防寒対策を充実させようってことで新たなアイテムの製作をしてみましたよ。

今回のターゲットはこのエンジンガード。
転倒時に下半身を守ってくれる今となってはなくてはならないパーツですが、ここに風防を付けてみようってのが今回のネタ。
いままであんまり気にしてなかったんだけど、ここに板を取り付けて足に当たる走行風を遮れば少しは防寒対策になるんじゃないかって寸法。
以前一枚10円で購入したシリコンまな板がたくさんあるので、それを素材として風防に仕立て上げてみようと思います。

まずは適当なボール紙で型を取ります。
フォグランプが取り付けてある都合でエンジンガード全体を覆うような形にはできないので、どのような形で作るか考えなきゃなりません。
フォグランプを取り外して全体を覆う形にしちゃえば効果は大きくなると思うけど、フォグの便利さは捨てられません。

型取りしたボール紙をスキャンして型紙を作成。
空いている部分より若干(1〜2cmほど)大きくしてプリントアウトし、現物あわせで微調整していきます。

ちょうど良い形ができたらプリントアウトした型紙をシリコンまな板に両面テープで貼り付けて型通りにカットします。

風防のエンジンガードへの固定は結束バンドでやることとし、固定穴にはハト目を取り付けることにします。
穴あけはポンチで打ち抜くのは面倒なので適当な彫刻刀を使います。
隅の四箇所に穴あけ、左右合計八ヶ所の穴をハトメ処理しました。

で、完成した風防はこんな感じ。
手持ちの結束バンドは白の15cmしかなかったのでとりあえずこれで仮止めします。
ちなみに15cmではギリギリサイズで、一箇所は長さが足りません。

はいできました。
白い結束バンドが目立っちゃってダメですねw
という訳で試走がてら黒い20cmの結束バンドを買いにホームセンターへ行きます。

んで購入した20cmの黒い結束バンドです。
耐候性のある屋外使用できるタイプなのでワンシーズンくらいは持ってくれるでしょう。
材料がそろったので早速取り付けます。

やっぱり白い結束バンドより目立たなくていいですね。
フォグランプ部分を避けた形で面積は小さめなので効果はそれほどでもなさそうですが仕方ありません。

後ろ側から見るとこんな感じ。
思ったより悪目立ちしてません。
いい感じ。

全体で見てみるとこんな感じでそんなに目立ちませんね。

さて実装・実走してみての効果ですが・・・
これはアリです!
風防の面積が小さいのでどうかな?と思いましたが、走り始めから足首やスネのあたりに当たる走行風が減少しました!
ここ数年足元に当たる走行風を減らすことが防寒対策に有効であることを実感してたので、足首やスネの部分のみでも走行風の軽減が冬場の長時間の走行には影響するでしょう。

ただ良いことばかりではなく、当然というか足元の走行風がガードできたことで膝や太ももに当たる走行風が気になるようになってしまいました。
レッグガードのせいで膝周りの走行風が増えたという訳ではありませんが、足元に風が当たらなくなった分余計に気になるようになったということでしょう。
この辺りの対策としては寒さが増したらレッグウォーマーの装着で、ということにしましょう。

あと風防に使用した素材が比較的柔らかいため、50km/hを超えると風防そのものが風圧でたわんできます。
まあそれだけ走行風が当たるのを防いでくれてるということでこの辺りは良しとしましょう。

ということで、板切一枚で簡単にできた防風レッグガードの製作でした。

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