昨日は暑い中バイク用品店のイベントに行ってきた訳ですが、その道中ヘッドライト暗くなったりメーター内のインジケーターランプが点滅しちゃうなど複合的なトラブルを抱えながらの走行となりました。
特にヘッドライトのバルブは点灯しているものの明らかに明るさが不足して、帰路では後付けのフォグランプがなければ危険な夜間走行となるところでした。
メーター照明のインジケーターが常時チラツキ点滅する状態も走行中は気になってしょうがないので、灯火類の点検修理をすることにしましたよ。
灯火類の点検といっても正直バルブを交換するだけのことなので、どうせメーターの分解をするならここのところ気になっていたメータの曇り汚れをなんとかしてみようという事にしました。
写真じゃちょっとわかりにくいですが、夜間走行時などインジケーター照明に照らされた状態だとまだらに曇った汚れが目立つ状態となっています。
洗車しても汚れが取れない事からメータカバー内側の汚れという事なのでしょう。
一応お約束ですがこの記事を元に作業をして不具合が発生しても私は責任を取れませんので、作業をする場合は自己責任でお願いします。
個々のケースで汚れの状況が異なると思いますので、この記事を元に同じような作業をして状態を悪化させる可能性もあります。
どのような結果になっても自分で責任を取れない方は真似しないでください。
清掃するにあたってまずはメーターを外さなければいけませんが、手順としては
- ヘッドライトのレンズを外す
- ヘッドライトケースを外す
- スピードメーターケーブルをメーター本体から外す
- メーター固定ナット2個を外す
- メーターカバー(下側)固定ネジ2個を外す
- メーターカバー(上側)とメーターユニットを固定しているネジ3個を外す
となります。
外す箇所を以下に写真で載せるけど、ヘッドライトの外し方はいいよね。
これが手順4のメーター固定ナットのM10フランジナット。
外すとメーター本体が外れますが、メーターステーのブッシュ上下にワッシャーがあるので、落としてなくさないように注意しましょう。
手順5のメーターカバー固定ネジ。
これを外してカバーを取るとすべてのインジケーターのバルブソケットにアクセスできます。
手順6、メーターカバー下側を外すとメーターユニットの固定ネジ3個が見えます。
これを外すとメーターカバー上側が分離します。
で、外したメーターカバー上側の内側から見た汚れの様子。
こんな感じで全域でまだらな曇り汚れが発生してます。
外したところで清掃をしますが、私は中性洗剤を水で薄めて洗面器の中に突っ込んでジャブジャブ洗ってみました。
なんとなく傷がつきそうな気がしたのでスポンジ等は使わず手洗いで各部の汚れを落とし、指の入らない隙間などは水中でウエットティッシュを使って汚れ落としをしてみました。
(ちなみに、最初はウエットティッシュでダイレクトに拭き掃除をしてみましたが、見事に拭きムラ大発生で、乾いたティッシュで拭いたらさらにムラ汚れが酷くなったのでこの方法はお勧めできません。)
で、洗剤での洗浄が済んだらしつこいくらいによく水ですすいで自然乾燥させます。
後ろにティッシュの箱がありますが、ティッシュで拭くと間違いなく拭きムラになってこれまでの苦労が台無しになるので時間をかけて自然乾燥する事にしました。
夏の日差しが強い時期ならすぐ乾きますよ。
ちなみに洗浄後の乾燥時に気がついたんですが、メーターの下部に並ぶインジケーターの部分には空間があり中に水が侵入していました。
よく見ると曇り止めの空気穴か水抜き穴でしょうか?小さな穴が二箇所開いてるのを発見。
洗浄時にインジケーターレンズの中に水を侵入させたくない人はこの穴を塞ぐなどしたほうがいいかもしれません。
私は見事に浸水させてしまいましたが、今時の高気温ならほっとけば乾くだろうという事で概ね乾いたところでメータカバーを組み上げてしまいました(笑)
組み上げてキレイになったメーターカバー上側。
インジケーターはまだ乾ききってないですがまあいいでしょう。
ちなみに今回は何も考えずに分解洗浄してしまいましたが、(未確認ですが)メーターの内側には曇り止めが塗ってあるなどの話も聞かないわけでもないので、この清掃がきっかけで寒暖差の激しい冬場には結露に由来する曇りなどが発生する恐れも否めません。
なので洗浄を実施するにあたってはよくよく確認検証の上で実施してくださいね。
ところで、明るさの落ちたハロゲンバルブはどうしたか?っていうと・・・
外してみたらこんな状態でした。
見る限りフィラメントの断裂は無いように見えますが、ロービーム側(上側)の部分が煤けて黒く汚れてました。
どうもバルブレンズの内側の汚れのようなので、発光はするもののこれでは使い物にならないので予備品に交換することにしました。
ヘッドライトもそろそろLED化を考える時期が来たかなぁ。
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