スピードメーターケーブルを交換した

今回はCGL125のスピードメーターケーブルを交換してみましたよ。

遡ること数ヶ月、「散々だったブレーキメンテ」ではクラッチケーブルのほつれやブレーキケーブルの錆などが発覚し、以前予備品として購入してあったワイヤー類への交換を試みるも激安社外品だったためか?すべてのケーブルがサイズ違いで使用できずという結果に終わったのは記憶に新しいところ。

ブレーキとクラッチは代替品が来るまで騙し騙し使い続けることとして、メーターワイヤーだけはいよいよ無視できないほどの不具合が目立つようになってしまったので、今一度交換できないか試してみることにしてみました。

んで以前サイズ違いで使用できないと判断、お蔵入りさせていた激安社外互換の「FXD125」と記されているメーターケーブル。
WY125用を買ったはずなのにFXD125。
取付自体は形状が同じことから問題ないと思うので、アウターに対してインナーが短くなる互換品が機能するか?というところが問題になりそうだね。

さて改めてそれぞれのサイズを確認。
純正メーターケーブルのサイズが、
アウター:755mm
インナー:805mm
互換品メーターケーブルのサイズが、
アウター:765mm
インナー:805mm
という訳でインナー長はほぼ同じだけど、互換品はアウターが1cm長いという結果に。

だったら互換品のアウターを1cm詰めて辻褄を合わせるって考えもあるけど、単なるビニールパイプな訳じゃないからそう簡単には行かない。
おまけに、だったら互換品のインナーを純正のアウターに流用交換してやればいいかと思ったけど、インナーのストッパー位置が合わなくて流用不可というところまではわかった。

ブレーキパネル側接続部のインナーワイヤーの長さを測ってみる。
こちらは約2cmということでほぼ同じ。
ブレーキパネル側の接続は問題なさそう。

続いてメーター側接続部のインナーワイヤーの長さを比較。
上側が純正で下側がFXD125用ケーブル。
飛び出し量は純正が約3.2cmに対してFXD125用は約2.2cm。
サイズ差1cmはここに出てるってことだね。

となると、メーター本体受け側のワイヤーが入る穴の深さが問題になる訳だけど、針金を使ってその深さを測ってみると約2.4cmであることがわかった。
長さについては遊びがある関係で、一見長すぎるように見える純正ケーブルでも問題なく動作するってことなんだろうけど、社外互換品の2mm足りない長さはなんとか辻褄が合わせられるのかも。
ということで交換作業を決行!w

ちなみにCGL125のメーターケーブル上側(メーター本体側)はギザギザの見える部分をプライヤーなどで緩めれば外れます。

ブレーキパネル側はちょっと面倒で、溝に嵌っているサークリップをラジオペンチなど先の細いペンチで摘んで外してやる必要があります。
ちょっとコツが必要でうまく外せないと(つけられないと)イライラする場所でもあったりしますw

さて上の写真でもちょっと見えるけど、改めて外した純正メーターケーブルを確認してみると・・・

付け根部分になかなか致命的なひび割れができてました。
走ってる限り常に回転するワイヤーが内蔵され、かつフロントサスペンションの上下動によって負荷のかかる部分ということもあって経年によるひび割れは致し方なしといったところですね。

これでいよいよサイズが合わない互換品メーターワイヤーを使わなければいかないという状況に追い込まれましたが動作の可否はいかに!


と、さんざん引っ張ってきましたが激安社外互換品メーターケーブルはあっさり使えちゃいました(笑)
1cmのサイズ違いはなんだったんだ!?

ちなみに冒頭で書いた純正メーターケーブルの不具合なんだけど、昨年末頃から40km/h以下の領域でスピードメーターの針がプルプル震えるのと、減速時に針の戻りが遅いという傾向になってたんだよね。
で、交換した互換品ケーブルで試走してみたところ上記の不具合があっさり治ってしまったので、問題の原因はケーブルにあったということで一安心。
これでも治らなかったらメーター本体の故障が疑われることになっておおごとだもんね。
ヨカッタヨカッタ。

最後にメーターケーブル交換前と交換後の針の動きを動画に撮ってみたので載せておきます。

この動画なんだけど、最初走行中の様子がいいだろうと思って走りながら撮ってみたんだよね。
でも単気筒エンジンの凄まじいい振動に画面がブレブレで針がプルプル震えてる様子なんて全然撮れないw
クラッチ切って惰性で走行してる状態とかいろいろ試したんだけど、センスタでフロントを上げて手で回せばいいんだ!と気がつくまで一時間ぐらい無駄に走り回っちゃったよw


さらになんだけど、この記事によるとインナーを短くカットすることで針の振れが治った、とのことなので、インナーの短い互換品への交換で振れが治った状況と似ているといえば似ている。
今回不具合の出たCGL純正メーターケーブルもインナーをカットしてやれば振れが治るのかもしれませんねぇ。
アウターのヒビが気になるところだけど、いつの日かネタがなくなったら試してみようかな。


※追記
上のリンク先記事のこともあるけど、そもそもこのCGL125は納車以来7年近く経過しててスピードメーターケーブルのインナーワイヤーが伸びている可能性がある訳ですねぇ。
メーター本体のワイヤー取り付け部の深さに対して現状純正インナーが長すぎるのも納得のいく話。
だとすると社外互換品のFXD125用ケーブルの比率が実は正しいのかもしれない。
これはウーヤンホンダ純正のCGL用スピードメータケーブルを入手するまでは謎のままということですな。

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