「WY125用クリアレンズウインカーをなんとかする」の二回目です。
前回全てのパーツをバラして使える部品を選別するところまでやりましたが、今回はそのままでは使い物にならない各パーツの改良をしてみますよ。
まずはバラした部品の中から「ウインカーセッティングバンド」を取り出してみます。
純正の物と比較してみると明らかに作りが雑で、組み立てのために手曲げで整形させていると接合部がボロっと外れてしまう始末。
そこで整形後、接合部に瞬間接着剤を流し込んで補強をしてからシャーシブラックで塗装してみました。
接着した上から塗装をしたので簡単には外れないでしょう。
もちろん無理な力をかければ外れる可能性はありますが、一度固定してしまえばそう触る部分でもないので大丈夫かな。
しかし元々マットブラックな色合いだったのにシャーシブラックを塗ったらツヤツヤなブラックになっちゃってウインカー本体と色合いが合わなくなっちゃったけどまあいいや。
続いてウインカー本体とバルブです。
最近のモデルと違ってウインカー内部にリフレクターが無いのと、コストの関係上購入を見送ったオレンジバルブをなんとかするためにこんな物を用意してみました。
(タミヤカラーなんか買ったのすんごい久しぶりだったよw)
バルブの口金部分のピン角度がクリア(平行ピン)とオレンジ(角度ピン)では違うらしいので、今回は塗って解決するのが簡単そう
ガラスに使えるということでタミヤのアクリル塗料にしてみました。
「フラットアルミ XF-16」「クリアオレンジ X-26」「アクリル溶剤 X-20A」の三種と、筆は適当に100円ショップで購入。
フラットアルミ XF-16はリフレクター代わりにウインカー本体の内部全体の塗装に、クリアオレンジ X-26はクリアバルブのガラス部分を塗ってオレンジバルブに仕立てようという訳です。
で、フラットアルミで塗ってみたウインカー本体の画像がこれ。
元が黒いので最低二度塗りはしなくちゃダメみたいですね。
見ての通りムラだらけですが、レンズを装着してしまえば目立た無いと思うのでこれでオッケーですw
レンズをかぶせてみるとこんな感じ。
フラットアルミで塗装した内部が光を反射していい感じに明るくなってますね。
ウインカー動作時に上手くオレンジ色の光を反射して視認性が向上してくれれば良いのですが。
続いてバルブの塗装です。
今回はテストも兼ねて付属していたバルブに塗ってみました。
こちらも二度塗りでちょうど良い感じになりましたが、やはりムラだらけですねw
レンズをつけてしまえば目立た無いのでこれで良いでしょう。
ちなみにこのバルブ、テストで既存の純正ウインカーに取り付けて動作確認してみたら、なぜか点滅の間隔がとても早くてこれではとても使えません。
付属のバルブは見ての通り雑な仕上がりで寿命も未知数だし、光量もあまり明るくなかったので元々使用するつもりはありませんでしたが、まさか同じフラッシャーリレーなのにバルブによって点滅の間隔が変わるとは思いませんでした。
恐るべし中華パーツ!
ウインカーバルブは別途予備に購入しておいた物を塗装することにします。
今回はここまでにして、やる気があったら次回はバルブソケットの配線の作り直しでもやってみます。
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