CGL125 カスタマイズ その5 H4Rバルブ装着

ヘッドライト

ヤフオクで購入したBA20D中華ハロゲンバルブが半年で切れ、純正バルブに戻して一ヶ月。
やはりヘッドライトの暗さに耐えられずH4化も含めて検討に入りました。

とりあえず、昔乗っていたFZR250をネイキッド化した時に使っていたRZ250初期型のヘッドライトがあったことを思い出し、テストも兼ねてケースごと交換してみました。

ガラスレンズの配光のよさとH4 60/55Wの明るさで結果は概ね満足のいくものでした。
しかしCGLのヘッドライトよりも径が大きく、見た目のバランスがどうもよろしくありません。
それにバルブがH4 60/55wとなったためバルブの消費電力に発電が間に合わず、バッテリー上がりが頻発するようになりました。
H4の35/35wバルブでないとCGLの電装では耐えられないようです。

その後、たまたま立ち寄った「アップガレージライダース」というバイクの中古部品を扱うお店のジャンクコーナーでこんなバルブを見つけました。

PIAA XTREME FORCE H4R 12V60/35W MB41

保証なしの300円w
二輪専用で振動にも強い!
明るそうでこれは期待できる!!
常時点灯のロービームが35Wだから、これならバッテリー上がりの対策になるかな。
ハイビームは60Wだけど多用しなければなんとかなりそう?

中身はこんな感じ。

さっそく買ったその場でRZのライトに装着!

・・・付かない。
3本ある爪のうち下側の爪の角度がH4とは違っていて装着できません。
H4RとH4は互換性無いのか。orz
とりあえずその場では点灯の確認だけして帰路につきましたとさ。

帰宅してから手持ちのH4バルブと比較。
爪の角度が明らかに違います。

何とかならないものかといろいろ調べていると、BA20Dソケットと互換性があることを発見!
外していたCGLの純正ライトレンズにはめてみると・・・

おお!バッチリはまるじゃないか!
これなら明るさ・耐震・見た目の全てを解決できる!
というわけでバルブソケットのH4化に着手しました。

買ってきたのはこちら
キタコ ヘッドライトソケット ヤマハ用H-4バルブ対応

ホンダ用が欲しかったけれど、品切れだったためヤマハ用を購入。
どうせハーネス側のカプラーはギボシ端子に付け替えで必要ないためこれでOK!

もともとついていたBA20Dソケットのゴムカバーを流用するため分解します。

ゴムカバーの穴が小さく、配線コードにはチューブも被っているため簡単には外せないようです。
チューブを切るか、ギボシ端子を切断して線を抜くか。

できるだけ元に戻せる状態で改造したいので、これを使ってみました。
キタコ シリコーングリス
ゴムの部品にいいみたいです。

シリコーングリスをソケットカバーの配線コードが通っている穴とチューブの両端に薄く塗りこみ、配線を前後させるなどして十分に馴染ませます。

配線コードのすべりが良くなったら一本ずつ引き出します。
カットすることなく三つに分解できました。
元に戻すことも可能です。

続いてキタコのH4ソケットについていたハーネス側カプラーを切断し、ギボシ端子に付け替えます。

先ほど分解したソケットカバーにこれを差し込みます。

シリコーングリスを配線コードに薄く塗布し、一本ずつソケットカバーの穴に挿入。

ヌルッと入りました!

最後に、配線コードに付着したシリコーングリスをふき取りハーネステープで一本にまとめて完成!

固定バネでバルブを固定します。
BA20Dソケットよりバネの固定位置が狭まるので、素手での取り付け・取り外しは困難になりました。
ペンチなどが無いと指先が痛くなるだけで付け外しできません。

H4化したソケットにゴムカバーをつけても後ろ側の出っ張り具合は変わらず。

H4R化が完成しました。
光量も十分だし見た目も良好!
バッテリー上がりも解消され夜間走行の不安も無くなりました。

とりあえずH4Rバルブの明るさには満足していましたが、やはりH4化も捨てがたくライト用強化ハーネスの事などを調べていたところ、YBRのブログでおなじみ雷太さんの「YBR125ダイアリー」でこの記事を発見、これをきっかけにガラスレンズに交換・H4化することになりました。

その後H4化して樹脂レンズ+H4Rバルブを外した後に、リフレクターのバルブの直上方向が曇った感じになっている事に気がつきました。

樹脂製レンズ+高効率バルブの組み合わせでの使用がたったの一ヶ月ほどなのに、これほどの影響が出ていたとは。
このまま使い続けていたらバルブの発熱でリフレクターが溶けていたのかもしれませんね。
結果オーライですが、その後のガラスレンズへの交換・H4化は正しい判断だったのでしょう。

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