スパーダのガラスレンズを流用したヘッドライトのH4化改造

(過去ネタです)
だいぶ間が開いてしまいましたがヘッドライトの改造ネタの続きです。

前回純正ヘッドライトレンズにH4Rのバルブを入れた事まで書きましたが、やはりH4化を諦めきれず ブログ「YBR125ダイアリー」の記事を参考にガラスレンズ流用によるH4化を試してみる事にしました。

まずこの時点ではスタンレーの型番2969のレンズが使用できるという情報があり、これを元にヤフオクの出品画像を片っ端から調べてみました。
とはいえ画像解像度が低く型番が読み取れるものが少なく型番2969がどのバイクに使われているのか確定的な情報は得られませんでした。

次にこの時点でYBR125ダイアリーに掲載されていた互換情報のスズキジェベル、Volty、カワサキエストレア、ホンダ GB250などのヘッドライトを画像検索してレンズ直径に関するキーワードが無いかを調べました。

この中からスズキジェベルライトケーススズキウルフ125、 250のものと酷似していることを発見。
ウルフ250のヘッドライト交換の記事などを見てみると、リプレイス品ヘッドライトの180φより直径が小さめとの情報を発見しました。

当初のスタンレー型番2969とは違いますがウルフ250のライトレンズに賭けてみることにしました。
ヤフオクでジャンク品のものを500円ほどで落札。

届いたウルフ250のライトレンズは目論見どおり160φで、小加工が必要なもののCGL125の純正ライトリムに装着可能でした。
YBR125ダイアリーのコメント欄にも投稿しましたが、ウルフのライトレンズの型番は
STANLEY 001-2555
で、同じレンズを使用しているジェベルもそうなのですが、250の物はポジションランプ用の穴が有り125の物は穴が無しとなっていました。
ポジションランプを装着したい人は250 用を入手すると良いでしょう。

ちなみにCGL125では、前回RZ250のヘッドライトを流用した時にH4 60/55Wのバルブではその消費電力に対して発電量が足りずバッテリー上がりを起こすことがわかっていたので、H4 35/35Wのバルブを別途入手しました。

さて長くなりましたが前置きはこれくらいにして本題に入ります。
35Wなので明るくは無いですが、配光の良さでウルフのライトレンズは満足のいくものでした。
しかし入手したレンズの状態が悪く、見た目の悪さが気になって仕方が無かったので改めて160φのレンズを入手することにしました。

なんとなく眺めていた昔のバイク雑誌に載っていたホンダVT250スパーダの広告を見て、180φの物より小さそうだと感じ、画像検索してみると型番2969と判明。
ヤフオクでリム付きレンズのみのジャンク品を落札。
少々の傷はありましたが通常使用には問題ない状態でした 。

STANLEY 型番 2969 ホンダ VT250 スパーダのライトレンズです。

ライトリムや光軸調整用の部品を取り除きレンズのみにしたら無加工で装着は可能でした。
ただ光軸調整用のステーはライトケース内部でハーネスを傷つける可能性があると思ったので、ハーネスが当たらない位置まで折り曲げ加工をしました。
(面倒で無ければ切り取ったほうが安心でしょう)

CGL125の純正ライトリムには純正ライトレンズを固定していたハの字型のバネ使って同じように固定します。
画像の通りポジションライト用の穴もあり、少々キツめではありましたがそのまま装着可能でした。
(ちなみにVT250スパーダのライトレンズには内側にリフレクターが付いていましたが、これは取り除いてしまいました)

装着完了した状態がこちら。

もともとクラシカルなデザインのバイクでしたが、レンズカットの入ったガラスレンズを装着したことでより古ぼけた外観になってしまいましたねw

ちなみに交換前の純正ヘッドライトレンズはこんな感じです。

H4とはいえ35Wですから決して明るくはないですが、配光の良さで純正ライトより安心して夜間走行ができるようになりました。
ヘッドライトの配光改善とH4化によるバルブの入手性向上を狙った改造でしたが、H4とはいえ35Wのものは価格面では入手性が良いとは言えず今一つな内容となってしまいました。
ただ純正ヘッドライトの配光の悪さと暗さから比べたら大幅な改善が得られましたね。
(YBRは60/55Wがポン付けなので羨ましいですね)

少々敷居の高い改造かとは思いますが、マルチリフレクターの配光に不満を持っている方には有用な改造かと思いますよ。

ネタ元の雷太さん良い情報をありがとう ございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました