NSR250Rの左スイッチを流用しCGL125に装着してもうすぐ一年。
簡単な配線加工でハザードやウインカーポジションの機能を追加、自己満足のレベルとはいえ概ね満足していた左スイッチですが、一つだけ不満というか操作しずらい箇所がありました。
そう、このヘッドライトの「ハイ・ロー」切り替えスイッチです。
元々CGL125に装着されていた「ハイ・ロー」切り替えスイッチはシーソー式のスイッチだったため通常時はもちろん、冬季にハンドルカバーを装着していても容易に操作可能な優れたものでした。
しかしこのNSRのスイッチはスライド式なためハンドルカバーを装着する冬季には使い辛く、具体的に言うとハイビームからロービームに戻すときに指が届かなくなるという難点がありました。
それ以外の季節でもハイ・ロー切り替えスイッチとハザードスイッチを間違うといった事も何度かあって操作性は今ひとつというのが率直な感想でした。
という訳で、ハンカバ装着で操作し辛い今の季節だからこそ、操作性のよい他車用左スイッチへ交換してみることにしましたよ。
今回NSRの左スイッチに変わって取り付けるのはこれ。
多分CB400SFの物と思われるあまり状態の良くない左スイッチ。
またまた例のジャンクコーナーで発掘したもので、たしか300円くらいだったと思います。
スイッチの形状はCGL125純正のものに近く、ハイ・ロー切り替えスイッチはシーソー式。
その他配線をざっと見てみるとウインカーポジションの機能もあるようですがハザードスイッチがありません。
とりあえずCGL125に装着するためには配線の解析をしなきゃなりません。
状態もあまり良くなかったので清掃ついでにバラして配線解析してみました。
それぞれのスイッチをテスターで確認しながら作った配線図がこちら。
細かいところは間違ってるかもだけど、だいたいこんな感じ。
続いてCGL125に装着するために書き起こした配線図。
今回はNSRの時と違ってハザードが無いからシンプルにできました。
ウインカーポジションの配線は以前取り付けた割り込み配線にそのまま接続させることで機能しそうです。
配線図通りに左スイッチの配線は加工できましたがここで一つ問題が発生。
スイッチがCGL純正相当の形状になる事でクラッチレバーホルダーを正規の位置に戻す関係上、後付けのフォグランプスイッチが油温計の配線と重なってしまい操作できなくなる恐れがでてきました。
そんな事もあろうかと以前100円ジャンクコーナーで見つけたデイトナのライトスイッチを用意しておきましたw
ダイソーのL型平面隅金をフォグスイッチのステーとし、クラッチレバーホルダーの締め付けボルトに共締めする形で装着してみようと思います。
で、装着ですが、取り付けの様子はみんな知ってると思うので割愛。
今回のCB400SFのものと思われるスイッチにはリング状のパーツがあるため、一旦左側グリップを外してから装着しました。
グリップの取り外しはよくあるパークリを内側に吹き付ける要領で簡単に外せましたよ。
NSRの左スイッチと入れ替える形で簡単に行けるかと思いきや、CB400SFの接続端子加工で一部を若干短めにしてしまったためライトハウス内でのハーネスの取り回しがキツくなってしまいました。
延長配線を追加するのも嫌なのでライトハウス内の配線取り回しを変更してなんとか納めました。
仮止めの状態で各スイッチの動作を確認、全て問題なかったので配線の取り回し等確認しながら各所を本締めして取り付け完了。
一旦取り外した左グリップだけど、今回はボンドを使わずそのまま装着しました。
パークリを少量吹いて位置を確認しながら奥まではめ込んだだけですが、パークリが乾いたら捻っても動かないくらいガッチリ装着できので結果オーライ。
新たに装着し直したフォグランプスイッチはこの位置だけど、素手はもちろんの事、ハンカバを付けててもなんとか届く範囲内でした。
ホーンスイッチと押し間違うかもしれませんがしばらく使ってみないとわかりませんね。
位置的には左にハンドルを目一杯切ってもタンクにあたる事はないけれど、将来純正より低いハンドルに変えたら干渉するかもしれませんね。
前側から見るとこんな感じ。
クラッチレバーホルダーが正規の位置に戻った事でレバーの操作性やミラーの位置もよくなりました。
とは言ってもCGL純正の操作性と位置に戻ったというだけなんで、機能的にはハザードがなくなった分だけむしろ低下してるという結果なんですけどね。
まあハザードがなくなったのはちょっと残念ではありますが、正直あまり使う機会が無いので当面は我慢しましょうw
スイッチは分解清掃の時に各所へのグリスアップもしたので操作性は良好になったし、ヘッドライトのハイ・ロー切り替えは、昼間の時間帯が短い今の季節は使う機会が多く、運転操作に大きく影響する部分なので個人的には変えて正解！と言えるでしょう。
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