以前の記事「CGL125 2017年前半のカスタム予定など」で書いた「電装系の省電力化」の中ではパーツ交換だけで簡単にできるテールランプのLEDバルブ化をやってみましたよ。
125ccクラスのバイクに乗っている方なら同じような体験をされている方も少なくないと思いますが、信号待ちなどの停車時にブレーキをかけた時にヘッドライトの光量が落ちて暗くなることがありますね。
やはりCGL125も発電量の少なさからか、35wのヘッドライトバルブにもかかわらず停止時にブレーキランプが点灯するとヘッドライトが暗くなります。
CGL125に取り付けられているブレーキ/テールランプのバルブは一般的によく使われているBAY15Dタイプの12V 18W/5Wのダブル球なので、ブレーキをかけている時は23Wもの電力を消費します。
以前メーター関連照明の一部をLED化しましたが、ナビ用USB電源やフォグランプの増設をしているため使用頻度の高いブレーキランプをLED化することで消費電力をさらに低減させる効果が期待できる訳ですね。
で、今回数あるLEDテールバルブの中からチョイスしたのはこちら。
SPECIAL PARTS TKEGAWA「純正レンズ用LEDテールバルブ S25 BAY15D」
正面にブレーキ/尾灯用赤色LEDが3灯、サイドにはナンバー照明用白色LEDが10灯という構成でナンバー灯を兼ねるバイク用テールバルブとしては最適なものでしょう。
お値段は2,000円と安くはないですが、四輪車用の赤色LEDを流用するとナンバー灯が赤で照らされたりと色々問題が起こる可能性があるので、その辺りの面倒な問題を考えると決して高い買い物ではないと思います。
パッケージの中身を確認して物自体には問題がないようなので、まずはCGL125に仮装着して点灯するか確認してみましょう。
と、その前にこれまで装着していた純正バルブでのテールライトの点灯状態を確認してみましょうか。
これがスモールランプ(テールランプ)の点灯状態。
CGL125はバルブが一灯ですがテールランプレンズとリフレクターが大きめなので広範囲に目立つ感じで点灯します。
続いてブレーキランプを点灯した状態。
日中でもかなり明るく発光するので被視認性は良い方だと思います。
これをLED化することでどのように変化するでしょうか。
さてテールバルブを交換しますが、CGL125のテールバルブはシート内側にあるバルブソケットに装着されているので、これを回転させながら抜き出すことで交換できます。
バルブソケットにTAKEGAWAのLEDバルブを装着してキーON!
ライトスイッチ「ポジション」の位置で無事点灯しました。
ブレーキをかけてみるとブレーキランプ点灯の状態になって明るさが増します。
とりあえず仮装着の状態での点灯テストは問題なかったので、そのままリフレクターレンズに装着して後方からの点灯の状態を確認してみます。
LEDバルブを装着してまずはテールランプを点灯させてみました。
んん〜?
リフレクターが大きいせいで反射光がよく回り込んで明るさは問題ないんだけど・・・
ブレーキランプを点灯させてみると・・・
う〜ん、これはピンク色だよねぇ〜。
明るさに関してはテールバルブをLEDに交換した時によく言われる「電球バルブに比べて暗くなった」ということはないけど、色がね〜。
リフレクターの面積が広くレンズの赤色が比較的薄いため、ブレーキ用赤色LED3灯よりナンバー照明用白色LED10灯の青白さが勝ってピンク色に発色してしまうのでしょう。
一応赤系統の色だから完全にダメってことはないだろうけど、ちょっと気になるな。
スモールとブレーキでの輝度の差も問題ないレベルだし、他車種ではちゃんと赤色に点灯するようなのでCGL125でピンク色に発光してしまうのはテールランプレンズの問題なんだろうな。
あと少し気になったのはナンバー灯が青白く照らされるということ。
これは色温度の高い白色LEDで照らされている関係でしょうがないと思うけど、なんか怪しげな感じになっちゃうよねw
という訳で明るさや機能的にはさすがTAKEGAWAといったところで安定した性能を発揮していますが、CGL125には発色の点で少し問題があるかな?といった結果でした。
テールバルブをLEDにしたことでブレーキをかけた時にヘッドライトが暗くなる症状は解決して、消費電力も約八割ほど削減できたのでしばらくこのまま使ってみようと思います。
ピンク色の発色で問題が起きたりこの問題を解決できる代替えパーツが手に入ったら替えちゃうかもしれませんが、当初想定してた消費電力の低減には大いに貢献していると思うので、CGL125のオーナーさんやピンク色に発光してしまうテールランプレンズが装着されている車以外の人にはお勧めできるパーツですね。
その後電球色LEDバルブに交換しました↓
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