CGL125のテールランプを電球色LEDバルブに変えてみた

CGL125のブレーキ/テールランプをLEDバルブ化したのは以前の記事
CGL125のテールランプにLEDバルブを使ってみた
でお伝えした通りですが、その動作や輝度は十分満足のいくものでしたが発色がピンク色というのがどうにも引っかかるところです。

しばらくそのままで乗っていましたが、こういうものは一度気になるとダメなものですね。
代替え品で何か良いものはないか?悪あがきで探していたところ、CGL125に最適なLEDバルブを見つけてしまいましたw

孫市屋 S25ダブル(BAY15d) LK24-H 電球色 約2,000円
です。
ブレーキやウインカー用のダブル球は見つけやすいですが、電球色でこの仕様というのはなかなか無いようです。
TAKEGAWAのバルブと同価格帯のLEDバルブですが、こちらのLEDはSMD24連で消費電力3.2W/0.5Wという仕様になっています。
24連フル発光時のブレーキランプの明るさは魅力的ですが、テールランプ時との輝度差が実用に叶うのか早速試してみたいと思います。

前回同様、まずはソケットのみを取り出して仮装着。
スイッチONでテールランプ発光時点ですでに結構な明るさ。
写真ではわかりにくいですがちゃんと電球色で光っています。

続いてブレーキスイッチONでフル発光。
スッゴイ明るいです!
もちろん発色は電球色。
これは期待できそうですね。

テールランプケースに装着してライトON。
明るさが増したことでちょっと赤色が薄く見える感じですがテールライトがちゃんと赤く光っています。

そしてブレーキランプON。
すげ〜明るい!
実物はもう少し赤色が薄い感じだけどピンク色じゃない!!
これだよ、俺が求めていたものは!!!
遠回りしちゃったけど新しく買ったLEDバルブはお手頃価格だし、明るさ・発色も申し分なしだ!
電球色(ウォームホワイト)のLEDバルブ自体安価ではあまり見かけないものなので、白色LEDでピンク色に見えてしまうCGL125に使用するLEDブレーキ/テールランプにはこれが決定版!と言ってもいいでしょう。

もちろんTAKEGAWAのLEDバルブもCGL125に使用するのでなければオススメできる良い品物だと思いますよ。
今回のテールバルブのLED化では結果として二つのLEDバルブを購入するはめになったけど、「LEDバルブの発色とレンズの組み合わせで見え方が大幅に変わる」という一例として、読者の皆様にとって参考になるのならまぁいいでしょう。


と、本来ならここで終わるところですが、ブレーキランプに問題発生!
ここ最近、フロントブレーキの操作に連動してブレーキランプが消えずに点きっぱなしになってしまうという状態が高確率で発生するようになっていたので、今回同時に問題点を探ってみることにします。

ブレーキランプのトラブルといえばリアブレーキスイッチの動作不良で点灯しなくなるというのがよくあるパターンだと思いますが、今回はフロントブレーキの動作時でかつブレーキを解除してもランプが点灯し続けるというもの。
点灯しているということは配線関係のトラブルではないでしょうから、怪しいのはやはりブレーキスイッチでしょう。

まずは右フロントブレーキスイッチを点検してみます。
ブレーキレバーを外してからホルダーに付いているスイッチの接続端子を外すとブレーキスイッチのオス端子が見えます。
このスイッチは爪などで固定されているわけではなく、ただ差し込んであるだけなので端子側から矢印方向にマイナスドライバーなどで慎重に押し出してやると簡単に取り出すことができます。

まずはスイッチの動作を確認するため、外した平型端子にスイッチのみを装着してイグニッションキーをオンにします。
この状態でスイッチの先端から出ている細い棒状の部品を押し込んでやれば点灯しているブレーキランプが消えるはずです。


今回ブレーキスイッチを外して初めて知りましたが、このスイッチは通常ブレーキ操作をしていない時は細い棒状の部品が押し込まれている状態になっていて、ブレーキ操作をすることでスイッチ内部にあるスプリングで棒状の部品が押し出されてスイッチオンになる仕組みになっていました。
なので上の写真の状態ではブレーキランプが点灯している状態なのです。


スイッチを何度か押してみますが動作は正常で、特に引っかかりや戻りの悪さなどはありません。
試しに同じパーツを使用しているクラッチレバーのスイッチを取り付けて見ますが変化なし。

ブレーキワイヤーの取り回しや引きしろを見たりしましたが、ブレーキランプが点灯し続ける状態を再現できません。
スイッチの不良ではないようだし、これはもうお手上げか?と思いましたが、ブレーキに関連するパーツで以前に純正から変更したパーツがあったのを思い出しました。
そう、純正ブレーキレバーの代わりに流用した社外品パーツのクラッチレバーです。

しまってあった純正のブレーキレバーを引っ張り出してきて取り付けてみると正常動作し、流用した社外品クラッチレバーを取り付けるとブレーキランプ点灯しっぱなしの状態がが再現されました。
CGL125のブレーキレバーについて 〜流用パーツを試してみる〜

レバーを純正に戻せば解決なのはわかりましたが、それでは面白くないので社外レバーの何が悪いのかちょっと探ってみます。
流用した社外品レバーと純正レバーを比較してみるとスイッチを押し込む突起部分のサイズに違いがあることを見つけました。
正確な数値ではありませんが、写真に示す部分の純正レバー約9mmに対し、社外品レバーは8mmと約1mmの差がありました。

このことから導き出される推測としては、ブレーキスイッチOFFの時にスイッチを押すレバーの突起部が純正レバーに対して1mm少ない社外品レバーはブレーキスイッチONとの境界ギリギリのところにあり、冬季に入ってから取り付けたハンドルカバーの影響などもあってほんの少しレバーに触れただけでもブレーキが点灯してしまうという状態を発生させてしまった、という事なのでしょう。

不具合の特定もできて一件落着!というところですが、このまま純正レバーに戻すのもなんなんで買い置きして予備にしておいた4本のホンダ系社外クラッチレバーの突起部を測ってみました。
今回不具合のあったレバーと同形状のもの2本は突起部も同じサイズで、異なる形状の2本は純正レバーと同サイズという結果でした。
という訳で純正レバーは引き続き予備パーツとして保管し、突起部が純正と同じサイズの社外クラッチレバーを装着。

社外品クラッチレバーをブレーキレバーとして流用する時、こんな小さな突起のサイズ差で動作に不具合を発生させるとは思いもよりませんでした。
同様なケースで社外品クラッチレバーをブレーキに流用する時は、トラブル回避のため純正部品とのサイズ差を測ってみることをオススメします。

今回の作業はこれにて終了!

ついでなのでブレーキスイッチのサイズを測っておきました。
参考にどうぞ。
純正部品番号 35330-KRF-T00 : SWITCH COMP.,FR. LEVER
多分中国製CG125もこれと同じスイッチを使っているはず。

ちなみにスイッチを取り付ける時はレバーホルダー内部にある切り欠きの位置にスイッチの突起を合わせて差し込みます。

コメント

  1. ピンクも妖しげな雰囲気が良かったのですが…
    電球色も明るくて良さげですね〜
    cafe Doorなぅ!(笑)
    11日のブログにCGLが写ってますよ〜
    タミさんが教えてくれたのですが…

    • ピンクがどうしても嫌という訳でもなかったんですが、電球色を見つけてしまったので、ついw
      マツシマのテールバルブは私には高くて購入できませんでしたw
      本当はテールバルブのLED化の必要性はなかったのですが、これから始める電装系カスタムの関係上消費電力を削減しておきたかったのですよ。

      それからcafe Doorさんのブログ見ましたよ〜。
      湘南地区にもCGLが存在してるんですね。
      しかも同じブルーとは!
      ノーマルっぽい佇まいが懐かしいです。

  2. スンヤさんかと思ったら、別人でしたか?
    Jokerのブログの読者を名乗っていたそうですが…(笑)

    • >スンヤさんかと思ったら、別人でしたか?
      >Jokerのブログの読者を名乗っていたそうですが…(笑)

      私ではないですね〜、行ったことないですし。
      Jokerさんのブログは有名ですし他のCGL乗りの読者さんがいても不思議ではないはず!

      自分以外のCGL125の存在確認ができてちょっと嬉しいです♡

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