台風の影響で荒れた天候の週末だったけど、晴れた日曜日の今日は以前から約束してた友人のバイクいじりを決行。
散々そそのかしてリターンライダーへの沼に叩き落とした手前手伝わない訳にはいかないのですw
CGL125に比べたらそれほどでもないマイナー車のエリミネーター125だけど、最終型なので例のバキュームピストンを規制前のものに交換して試走のため宮ヶ瀬までやってきました。
友人のエリミは上々の仕上がりで不満ない状態になったのだが、
だがしかし!わがCGL125に異変が!
ちょっと前から異変は感じてたんだけど、今回エリミ乗りの友人と宮ヶ瀬にいく道中スロットル開度が大きくなるとボコついた感じでパワーが出ない状態が続くようになり、後ろを走る友人からも排気が未燃焼ガスみたいな匂いで臭いと言われたり、信号待ちで停止するとアイドリングが不安定でエンジンストールしまくったり。
どうしよう!
な〜んて、原因はわかっているんですよ。
昨年交換した中華なCG125用アルミインマニのOリングです。
実を言うと半年以上前からそれとなく気づいていたんだけどみて見ぬ振りをしていましたw
↑これ。
シリンダーヘッドとインマニの接合部から何か黒いものがはみ出してる。
ここには黒いOリングが入っていて、どう見てもそれが溶け出しているとしか思えない。
確認しなきゃいけなかったんだけど、正直タンクはずして、エアクリーナーはずして、キャブレターはずして、インマニはずして・・・と、考えるだけでも面倒くさいですよねぇ〜。
友人と別れた後、面倒だったけど日没前のわずかな時間でインマニを純正のものに交換する作業をやりましたよ。orz
で、インマニをはずしてみると・・・
やっぱりw
こいつはひでえwww
Oリングがポートの中やら、インマニの外側まで溶け出してる。
とりあえずインテークポート周りを綺麗に掃除して、アルミインマニのOリングはもう使えないから保管してあったCGL125純正のゴムインマニに交換。
簡単に試乗してみるとスロットルを開けた時のボコ付きと不安定なアイドリングはとりあえず改善されました。
ちなみに取り外した中華なアルミンマニはこんな状態。
シリンダーヘッド接合部のOリングは真っ平らならまだしも、凹んじゃってる。
拡大してみるとこんな感じ。
本当はOリングが接合面よりもでっぱってなきゃいけないのに、熱で溶け出して凹んでる状態。
約一年かけて溶け出したOリングのせいで接合部からエアーを吸っていたというのが今回のトラブルの原因だったようですね。
多分純正のOリングならこんなことにはならないと思うんだけど、中華製Oリングの材質が良くないのか?あるいは高熱になるインマニに耐熱性の劣るニトリルゴムを使っているのか?
おそらく両方なんでしょうけど、安い中華インマニを取り付ける場合、Oリングは純正品を用意するか、フッ素ゴムのOリングを用意すべきですね。
互換サイズのフッ素ゴムOリングを探さなきゃ。
Oリングの純正部品番号:91306-KRF-S00 O-RING 33.5X3
コメント
はみ出たワカメが原因でしたか!
普通のNBRでも熱で炭化や硬くなる事はあっても、溶けて流れ出る事はたぶん無いので、
付属のOリングはビニール系の素材な気がしますねぇw
今回の修理で世界のHONDA社製純正部品の本領発揮になる事を願ってます。
おぉ、早速のコメントありがとうございます。
今回はさすがに誤魔化しきれませんでしたw
なるほどNBRでは溶け出ることはないんですね。
ホンダ純正部品を手に入れるべく品番を頼りに検索してますがなかなか確定的な情報がでてきません。
実店舗での注文も視野に入れるべきかも、ですね。
しかしこんなことがあるようだと、以前タオバオ経由で手に入れた激安CG125用ガスケットセットにあるヘッドガスケット(ゴム製)は使うのに躊躇しますね。
エリミネーター125でリターンしたわいガードナーです。
日曜日は整備のお手伝いありがとうございました。
数年前のある日突然CGL125で乗り付けてきたすんやさんの雄姿?を拝見して、いつかは自分もと思っていましたが、金欠のある日、突然エリミの出物に遭遇。
さあどうしようかと迷っていたのですが、なぜかそこにCGL125に乗った長身の悪魔wが現れ、ささやくささやく。ついにそのささやきに乗って衝動的に購入してしまいました。しかし悪魔は皆様ご存知の通り良い人です。かなりいろいろ整備をお手伝いいただき、あれよあれよという間に立派に走れるようになりました。ありがとうございました。
いままで原付には乗っていて半分リターンしていましたが、バイクらしいバイクは久しぶりです。やっぱりバイクはいいですね。特に原2のいろいろな意味でのちょうどいい感は乗ってみてよくわかりました。すんやさんとバイクで走るのは久しぶりでしたが、試走しながら改めてそう思いましたね。
しかし、CGLのあの排気はやばかったw。後ろから見て、加速が伸びないなーとおもっていたら、ふた昔前に時々見かけた燃調が取れていないチューンドカーの排気ガスみたいなにおいになってきてアッという間に調子が崩れていきましたね。もしかしたらあの匂いは、内側に溶け出たゴムが燃焼したにおいも混ざっていたかもしれません。
いずれにせよ、原因がわかって対策できてよかったです。
「中華製品の恐ろしさの片りんってもんにふれたぜ」とおっしゃっていましたが、それも含めて楽しんでいるのはすんやさんらしいですね。
わいガードナーさま、コメントありがとうございます。
エリミもようやくストレスなく走れるような状態になって良かったですね。
車重の思い125アメリカンなのでどうかと思いましたが、なかなかどうしてよく走るバイクで面白かったです。
エリミのように、もともとお金のかかった出来のいいバイクの乗り味を味わってしまうと、CGL125をチマチマカスタマイズしていることがアホらしくなってきますw
さて先日の試走ツーリングですが、いつも通っているコースなのにパワーダウンが激しく感じたので、あのタイミングで二次エアーの吸い込みが誤魔化しきれないほどの状態にまで悪化したということなのでしょう。
それが証拠にインマニ交換後の試走(短時間ですが)では加速時のトルクの厚みが別物に感じるほどでびっくりしました。
でもこれが本来のパワーの出方であって、こんなことなら面倒がらずに早く対応しておけば良かったと反省しましたよ。
ちなみに私も取り外したインマニのポート側にもゴムが溶け出ているのを見て、おっしゃるように排ガスの匂いはゴムが焼けた匂いかな?と思いました。
今後匂いがしなくなるようならそれが一因かもしれないということでしょう。
とりあえず現状で不具合はなさそうなので様子を見ていきたいと思います。
また機会があったらひとっ走り行きましょう。
トラブルも愉しみの一つですよね〜?(笑)
完全でトラブル一つ無いバイクのつまらない事と言ったら…
そう感じ始めたら変態の世界に突入です!(笑)
いやいや、今回はわかっていながら半年以上放置した挙句、仕方なく手をつけたものなので本当は恥ずかしい記事なんですよね。(笑)
基本的に面倒くさがりなので、未だトラブルを愉しみと捉えられない未熟者ですw