今回は以前買い置きしておいたCG125用の社外ヘッドカバーパッキンが使用できるか?の確認を兼ねて交換作業をしてみましたよ。
さて前回のメンテナンスでは同じ時期に買い置きしておいた「WY125」用の各ケーブル(ブレーキ・クラッチ・スピードのワイヤー)が全てサイズが合わず使用できないという結果となり、その後は失意の涙で枕をぬらす日々を送る事となりました。
ただしいつまでも失意の涙を流し続けているわけにもいかず、特に一部ほつれが発生したクラッチワイヤーは早急に代替品を用意しなければならないこともあり、情報を求めてインターネットの大海原へと旅立っていたのでした。
現在のところポン付け流用できる明確な代替品は見つかっていませんが、概ね傾向というものは掴めたので引き続き探して行こうと思います。
いつの日か数少ない日本国内のCGL125オーナーへその情報を届けるときが来ると信じて・・・
と、いきなりエンディングのようなノリになってしまいましたがヘッドカバーパッキンの交換です。
今回使用するのはこちら。
もう、いつ買ったのかさえ覚えていないCG125用の激安社外ヘッドカバーパッキン。
多分一つ2〜300円程度のものだと思います。
ちなみに国産のCG125用純正ヘッドカバーパッキンは
品番:12391-397-010
で、いまでも新品が手に入るようです。
中華の社外ゴムパーツに関しては以前痛い目にあってるので、特にシリンダーヘッドという高温下での使用には一抹の不安を感じずにはいられません。
まずはヘッドカバーを外して、購入以来6年半が経過、34,000km走行した我がCGL125の純正ヘッドカバーパッキンとご対面。
タペット調整時など定期的に外してフッ素グリースを塗布してる事もあって目立ったへたりもなく驚異的な耐久性を維持しています。
ここまでヘッドカバーからのオイル漏れなどはなかったので、しばらくこのままでもいいか?と思ってましたが、社外品ヘッドカバーパッキンの耐久性を確認する意味も込めて交換してみましょう。
で、CG125用社外ヘッドカバーパッキンを装着した様子。
写真ではキッチリ収まってますが純正に比べて若干サイズが小さく、全体にフッ素グリースを塗布してから少し伸ばす感じで溝にはめていく事で装着できました。
適度な弾力もあり特に問題なさそうに見えますが、果たしてどうなる事でしょう。
シリンダーヘッドの合わせ面をきれいに掃除してからパッキンを交換したヘッドカバーを装着。
パッキンのつぶれを感じながら適度なトルクでボルトを回していきます。
(締めすぎ厳禁!)
装着後五分ほどエンジンを回し、アイドリングから回転を上げてみてヘッドカバー合わせ面からオイル漏れがないか確認。
実際に走行してみなければ通常使用時のオイルプレッシャーにはならないだろうから、試走での確認が必要でしょうがとりあえずはオイル漏れが起こってない事を確認。
(この時点でオイル漏れするようじゃ使えないですね)
とりあえずヘッドカバーパッキンの交換は無事に終わったので、外したCGL125純正パッキンと社外品の比較などしてみましょう。
取り付け時に感じていたサイズの違いは重ねると一目瞭然。
しかし、これまで6年半使用してきた純正パッキンが伸びている可能性も否めないので、正確な比較とは言えないのかもしれません。
あと若干形状も異なりますね。
品質面では圧倒的に純正品の方が上。
これだけ長期間使ってきたのに弾力もあり厚みを測ってみると、
・CGL125純正ヘッドカバーパッキン:3.6mm
・CG125用社外ヘッドカバーパッキン:3.4mm
という結果でした。
なんと新品の社外パッキンの方が薄いという結果(笑)
この辺りにも同じ中国製造と言えども「純正品」の品質との差が出るんですね。
確認後はそれぞれ全体にシリコーングリスを塗布してチャック付きの袋で保管しておきます。
という訳で、今回は実際に交換してみての互換性の確認にとどまる事となりましたが、引き続きオイル漏れなどないか?耐久性の面で今後の推移を見守っていきたいと思います。
コメント
初めまして 質問です タイトルのドリブンスプロケットは中国販売サイトで購入しているのですか?41201-KRF-B40(39T)でも41201-KRF-S00(38T)どちらでも構わないのですが・・・現在入手ルートが無く困っています。
初めましてコメントありがとうございます。
CGL125のパーツ類は日本では入手が困難なので基本的には「タオバオ」等の中国の通販サイトに出品されているものを「チャイナマート」等の代理店経由で購入しています。
さて私が購入した純正のドリブンスプロケットですが、上記「チャイナマート」のID「
16452839059」で検索すると今でも表示されるようです。
他に社外品のドリブンスプロケットは「WY125-F 链轮」等のキーワードで検索するといくつか表示されますので上記キーワードをコピペして中国語で検索してみてください。
ちなみに「CGL125」という車名は南米やアフリカ向けで中国では「WY125-F」となるので、上記車名+パーツ名(中国語)で検索してみるとよいでしょう。
まだまだパーツの供給は続いていそうですがそれでもいつまで入手できるかわからないので、入手可能なうちにめぼしいパーツはそろえておいたほうがいいかもしれません。
目当てのパーツが無事に入手できるといいですね!
お返事遅くなりました、そもそもこのサイト?でのコメント返信がされるという事が解らなかったのでコメントに対してのお返事がされてる事に気が付きませんでした、早速注文してみました しっかり目当ての物が届きました、うちのもドリブン38のはずが39が取り付いていました、もしかしたら純正パーツナンバーが間違っているのかもですね、とにかく良い買い物サイトを紹介して頂きました、対応もしっかりしているようですね、初めはこんな中華クソバイク使い捨てと思っていましたがOHVはともかく他の場所の品質は思ったより悪くないと思います、昭和50年代前半の頃の作りとほぼ変わらなそうですね、ほとんどの部品が取れそうだし他車流用品も使えばもしかしたら私より長生きするかも!(^^)!
コメントありがとうございます。
目当てのパーツが入手できたようで良かったです。
おっしゃる通り品質面では特に問題なくシンプルな構造なので事前に消耗品類を揃えておけば定期的なメンテナンスだけで長年維持していけそうなバイクだと思います。
今や希少モデルになりつつあるCGL125ですがこれからも安全にバイクライフを楽しんで行きましょう!