久しぶりの電装系カスタムですよ〜。
タイトル通り我がCGL125にNSR250R(MC28)の左ハンドルスイッチを取り付けてみることにしましたよ。
実をいうとこの左ハンドルスイッチは入手して1年ほど経っていますが、ここへきてようやく取り付けの目処が立ったため加工取り付けの実施をしてみようということになった訳です。
このスイッチは中古バイクパーツショップのジャンクコーナーで見つけたものですが、以前追加取り付けした汎用ハザードスイッチよりもこのスイッチを取り付ければ操作も楽になりそうということで購入してみました。
とは言えどの車種のものか判らなかったし、各スイッチの動きも渋く状態もよくなかったので、清掃やグリスアップも兼ねて配線の解析をしつつ分解清掃してみることに。
各端子間のスイッチ操作での導通をテスターで確認しつつ回路を解析。
同時にネットで情報を探してみるとどうやら’93年型NSR250R(MC28)のものらしいことがわかりました。
配線を解析したのちCGLに流用するためまずはNSRの回路図を作ってみました。
NSRの左ハンドルスイッチの回路が解析できたところで次はCGL125の左ハンドルスイッチの状態を見てみます。
こちらがCGL125純正の左ハンドルスイッチ。
明らかに配線の本数が少ないですね。
こちらも回路図を作ってみました。
NSRは2ピンと9ピンのソケットのみの構成でできておりクラッチスイッチが別配線となっていますが、CGLは3ピンソケットとギボシ端子の構成となっていました。
NSRの配線から各カプラーを取り外し配線を比較。
このMC28用スイッチ、よくある基本機能の
- ウインカー
- ヘッドライトのハイ・ロー切り替え
- パッシング
- ホーン
のほか、
- ダブル球使用のウインカーポジション
- ハザード
を追加した左スイッチとしてはこれ以上追加しようの無い機能てんこ盛りのものでした。
上の回路図からもわかりますがMC28は常時点灯時代の車種のため、ディマースイッチやバッテリー配線をCGLのライトスイッチと連動させるために付け替えて、ポジションランプやハザードの配線も整流ダイオードを追加して辻褄を合わせれば行けそうな雰囲気ですね。
という訳でNSR250Rの左ハンドルスイッチをCGL125へ流用するための配線変更回路図を作ってみました。
まずディマースイッチの配線を右ハンドルスイッチのライトスイッチと連動させるため、「BAT2」配線に接続されていたパッシング配線を「BAT3」に接続。
「BAT3」に接続されていたポジションランプ用電源を切断し、独立したイエローの配線を追加。
(これは今回は使いません)
ハザードの「赤・青」配線は整流ダイオード経由で左右ウインカー配線に接続。
あとはそれぞれCGL125の本体側ハーネスのギボシ端子に合わせて変更しました。
追い追い取り付ける予定ですが、今回は左ハンドルスイッチの基本機能に加えハザード機能を追加した状態での取り付けとし、ウインカーポジションの機能はウインカー自体の加工を伴うため今後の課題とします。
正直面倒ですが全ての機能を動作させることができれば面白そうなのでチャレンジしてみましょう!
配線改造の段取りができたところで実際に加工をしてみます。
(最終型NSRの左ハンドルスイッチなんて今となっては貴重品でしょうからもったい無い気もしますが、まあイイか)
加工するにあたって用意したのは入手が容易なエーモンの整流ダイオードと各ギボシ端子。
ハーネスチューブをずらしつつ接続部の切断・再接続、ギボシ端子の取り付けをします。
で、完成した接続端子の様子。
端子が集中しすぎて配線の取り付けがスッキリ収まるかちょっと心配ですね。
NSRの左ハンドルスイッチに元々付いてい無いクラッチスイッチ用配線は適当なジャンク配線から長さを合わせて作成。
タイラップで固定して加工完了!
という訳で今回は配線の加工まで。
あ、もちろん加工後の各端子間の導通テストはしましたよ。
接続テストもせずに配線加工してしまいましたが、そう複雑な動きをする訳でも無いのでまぁ大丈夫でしょう。
左ハンドルスイッチの付け替えはライトを外したりと結構大変なので近いうちにやってみたいと思います。
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