PZ27キャブレターのフランジ面を修正してみた

昨年末のメンテナンスでフロート室のガスケット他を交換した中華ケーヒンPZ27だけど、その後スロットルを戻すたびにやたらとアフターファイヤーが出たりといまいち調子が悪く、年明け早々CGL125純正のPD22キャブに戻してしまいました。

前回、昨年夏に交換した時ジェット類の詰まりもあったし、次回の装着に備えて乗車機会が少ない冬場を利用してPZ27のメンテナンスをしてみることにしましたよ。

一通り分解清掃して各部をじっくり観察、一つ気になる部分を発見しました。

キャブレターのインテークマニホールドとの接合部、フランジ面に大きな隙間が。
この部分にはOリングや遮熱板、ガスケットが挟まるので、それらによってある程度の気密性保持は期待できる訳ですが、さすがにこの隙間は気になるレベル。

この部分がこんなに隙間が空いてるなんて思ってなかったので気にせず装着してましたが、よくよく見てみると雑な仕上がりですねぇ〜。

気になったのでちょっとググってみましたが、このOリングが原因でフランジ面が反って平面性がなくなるという例もあるらしく、インマニの接合面も合わせて修正している例もいくつか見つけることができました。

冒頭に書いたアクセルオフのアフターファイヤーがこれが原因で起きたトラブルか定かではありませんが、今後起こり得るマイナートラブルを回避する意味も込めて今回はこのPZ27のフランンジ面の修正をしてみます。

さて単純に金属用棒ヤスリで削っても平面が出るか怪しい感じなのでこんなものを用意してみました。
とあるリサイクルショップで見つけた「家庭用砥石」88円也。
新品なのである程度平面に削れるだろうという期待を込めてこれでキャブレターのフランンジ面を削ってみます。

という訳で平面出し完了!
作業中の写真はありません、というか時間をかけて丁寧に研磨するだけです。
かなり隙間が大きかったようで一時間ほどかかりました。
さてインマニとの隙間はどうなったかというと・・・

完全に隙間なくぴったりという訳にはいきませんが、研磨前よりは隙間は気にならないレベルになりました。
どうせOリングやガスケットを挟むのでこれくらいの仕上げでも良いでしょう。

今回はここまでで終わりにしておきますが、装着前には削りかすなどが残らないようにキャブレター本体をしっかり分解清掃をしなきゃいけませんね。
隙間が無くなったことでどのような変化が起きるか期待したいところですが、現在装着しているPD22が調子いいのでしばらくはお預けかな。

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