バイクで走行中の便利アイテムとして「時計」は定番と言えるアイテムですが、わがCGL125にもこれまでいくつかの時計を装着・試してみました。
最初に取り付けたセリアのデジタル時計は表示が大きく見やすいものの、防水でないことから雨の中の走行では表示が消えてしまうという弱点もありました。
(なぜか水気が抜けて乾くと復活するw)
続いてタオバオ経由で購入した中華時計は、防水かつアナログによる視認性の良さから決定版といえるものでしたが、購入以来約半年で3回の電池切れを起こすという動作の不安定さに継続使用が困難となりました。
電池切れについては一応書いておきますが、中華製品だから品質が悪いというわけではなく、私の使用環境によるものが大きいと感じています。
というのも同じタイプの時計を使用している方から聞く限り頻繁な電池切れが起こるようなトラブルを聞いていないからです。
ムーブメントの不良を疑い
「バイク用中華時計のムーブメントを交換してみる」
でムーブメント自体を交換してみましたが、交換後約一ヶ月くらいで電池切れを起こしたので、これはもう使用環境によるものだろうと判断しました。
ちなみにバイクから外した二つのムーブメントは現在しっかり動いています。(笑)
また前置きが長くなりましたが、そんな訳で暫定的ではありますがバイク用の時計を新たに装着すべくいつも通り100円ショップで材料を調達して自作してみます。
購入したのは写真の三点。
- T型 平面隅金 50mm(ダイソー)
- 超強力アクリルフォーム両面テープ 耐熱用(セリア)
- ホルダー付きデジタル時計(セリア)
合計324円。
視認性の良さからアナログ時計が良かったのですが、どうも振動の多いCGL125の単気筒エンジンには相性が悪いようなので、今回はデジタル時計にしてみました。
まぁ暫定だし。
それでは製作にかかりましょう。
まずはT型隅金の下側の穴をM6のボルトが通る大きさまでシャーシリーマーで拡大します。
穴の拡大が済んだら写真のように適当な場所で折り曲げ角度をつけます。
これが時計を取り付けるためのステーになります。
加工の済んだT型隅金ですが、さすがにシルバーだと目立つようなのでマジックで黒く塗ってみました。
しかしムラだらけでかえってみっともなくなってしまったので余っていたカーボンシールを貼ってみることにします。
スプレーで塗るのも面倒だし見た目も多少良くなるのでこれで済ませます。
面倒だし。
カーボンシートを貼り付けたT型隅金とデジタル時計のホルダーを超強力両面テープで貼りつけ合体します。
超強力なうえに耐熱用なので、夏場の高温でも剥がれ落ちることもないでしょう。(と願いたい)
時計本体の加工が完了したのでフィッティングを見るためバイクに取り付けてみましょう。
取り付け位置はこれまで中華時計を取り付けていた右Fブレーキホルダーにします。
以前のデジタル時計を取り付けていたトップブリッジのカバーは、デジタル時計の装着位置としてはみなさん定番の位置みたいですが、時計を見るために視線を落とさなければならないのと、ブレースバーを取り付けてしまった今となってはナビ使用時に見づらいことこの上ないのでこの位置にしてみました。
各スイッチの操作を妨げることのない位置で、かつ走行中でも視線を少しずらすだけで時間がわかります。
ちょっとデカ過ぎな感じがしなくもないですが、走行中に凝視できないのでこれくらいの方がちょうどいいかもしれませんw
前側から見てみるとこんな感じ。
ステーにカーボンシートを貼ったので目立たずいい感じに取り付けできました。
ところで「防水」はどうするかって?そんなのは気にしない!って訳にもいかないので、この大きさにあったチャック付きポリ袋でもかぶせておけばいいでしょう。
時計本体はホルダーから外すこともできるので、雨が降ってきたら外してしまっておくこともできますし。
見た目は気にしない、安価かつ実用重視がモットーなのでこれでいいのです。いいのです。
ステーとホルダーの合体に使用した両面テープの本来の接着力が得られるまで1日かかるそうなので、一旦外して明日以降改めてバイクに取り付けることにします。
これまで取り付けていた中華時計と今回作った100均時計を比較してみましょうか。
100均デジタル時計はデカイですねw
外した中華時計は4回目の電池交換後、止まることなく順調に時を刻んでおりますが、バイクに装着すると電池切れになるのでしばらく様子を見ることにします。
やっぱりアナログ表示の方が見やすいので、なんとか復活させたいところです。
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