バイク用中華時計のムーブメントを交換してみる

今回はどれほどの人のニーズがあるのか?全く疑わしいピンポイントネタを書いてみますよ。

1月の末にタオバオで購入したバイク用中華時計は、走行中でも視線移動が少ないために大変見やすくツーリング中の時間管理にはこれ以上ない使いやすさでお気に入りの一品です。

バイク用の時計としては様々なバイク用品メーカーから販売されていますが、取り付け位置やデジタル表示のため個人的には今ひとつ使いにくいと感じていて、見た目のダサさや安っぽさにも関わらずタオバオ中華時計はどうしても手放せません。

しかし、やはりというか品質のせいか購入後一ヶ月ほどで動かなかくなってしまいました。
中国製とはいえムーブメントが壊れた訳ではないだろうと思い、電池切れを疑い分解してみたところ「377」という刻印のある電池が入っていたので互換品の電池「SR626SW」に交換して一旦は動くようになりました。

しかしその後やはり数ヶ月おきに電池切れを起こすようになったためムーブメントの不良を疑い、ムーブメント交換の下準備として再度分解してみました。
裏蓋を開けてムーブメントの型番を確かめてみると予想外のシンガポール製セイコーPC21Sでした。

型番がわかったところで交換の目処がついたので、交換するパーツを用意して動作不良のタオバオ中華バイク時計のムーブメント交換をしてみたいと思います。

さて交換用ムーブメントですが、それこそ交換用として販売している情報も見つけましたが中華時計本体より高額なものが多かったので、今回はPC21Sを使用している時計から移植してみることにしてみました。
見つけたのは100円ショップのダイソーで販売している500円の腕時計「アナログウォッチ(ミリタリー)」です。

中華時計本体と比較してみるとちょっと小さめに見えますが、ムーブメントだけ使えればいいので大丈夫でしょう。

裏蓋を開けての比較。
文字盤を押さえる樹脂製のパーツの形が少々異なりますがほぼ同じ構造です。

ケースから外した状態。
文字盤の大きさと竜頭の長さ・形状が違いますね。
文字盤の大きさは中華時計が直径31mm、ダイソー時計が30mmでした。
ダイソー時計は防水のためか、竜頭にOリングが付いてます。

さらに分解。
文字盤の大きさは違いますが、文字盤とムーブメントを押さえる樹脂パーツの大きさは同じだったので、一旦そのままダイソー時計を中華時計のケースに収めてみました。

文字盤が小さいことでそのままではケース内で浮いてしまい固定できないため、樹脂パーツに小さく切った両面テープを貼り付け文字盤を固定、再び中華時計のケースに収めてみるとうまいことケースに固定されました。

で、仮組みしてみるとこれでもいいんじゃないか?と思えるほどの出来。
最初は針を外して文字盤ごと移植しようと思ってたけど、うまいこと収まったし面倒なのでこのまましばらく使ってみることにしましたw
若干文字が小さくなったけど、どうせ走行中は針の位置しか見ないんだからこれでもいいでしょう。

ちなみに余ったダイソー腕時計のケースと中華時計の文字盤・ムーブメントを合体するとこんな感じ。
こちらは文字盤が大きいため表示が切れちゃってるけど、使えないことはないようです。
いらないけど一応保管しておきましょう。

結果として、ムーブメントは比較的入手しやすい100円ショップで購入できたし、文字盤や針を交換しなくても(問題ないとは言えないが)なんとかなったのでお手軽に修理できてラッキーでした。
個人的にはこの中華時計のケースさえ無事なら故障してもムーブメントを交換できればいいので、それがわかっただけでも儲け物です。

交換したムーブメントがどれほど持つのか、しばらく見守ってみたいと思います。

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