街灯の無い山間路などでの夜間走行時にCGL125の暗いヘッドライトの光量不足を補うべく、前回取付を実施したLEDフォグランプ(CGL125にLEDフォグランプを取り付けてみる 取付偏)は取付後のテスト中に謎の球切れを起こしあっけなく終了。
ここで通常なら今後の対策を兼ねて原因追求をするところですが、思っていたより配光がスポットすぎるということと、強→弱→点滅という点灯モードの使いにくさが決定打となり前回取り付けたフォグランプを使用することは断念しました。
せっかく配線もしたし、トップブリッジカバーにも穴あけてスイッチを取り付けちゃったので、悔しいから違うフォグランプを購入してみることにしましたよ。
という訳で、次に選んだのはバイク用フォグランプ(補助灯)としては定番のモデルとして「ヤマハ・セロー」や大型ツアラーバイクなどに使用されている方も多い
「COM MI-SL10W-NR 狭角(10度) 10W スポットLED作業灯 農業機械 オフロード車両や公園 庭の照明など フォグランプ」
の広角(60度)タイプを購入してみました。
「 COM MI-SL10W 広角(60度) 10W スポットLED作業灯 農業機械 オフロード車両や公園 庭の照明など フォグランプ」
狭角タイプとの違いはレンズ部分で、広角タイプは光を拡散させるためにレンズカットが施されています。
まずは試しに一個購入してみましたが、アマゾンの商品レビューにあるとおり取付部のネジが切ってなく、そのままでは固定できない状態でした。
写真は加工後の様子ですが、M3・ピッチ0.5のハンドタップでネジを立直し、ボルトにはM3のスプリングワッシャーを追加してみました。
(ちなみにタップハンドルを取り付けるとネジ穴に届かなくなるのでハンドタップをラジオペンチでつまんだ状態で回しながらタップを立て直しました)
加工後は奥までしっかりねじ込むことが出来るようになり、取付部のガタは無くなりしっかりと固定できるようになりました。
しかし製品不良のためにハンドタップ(約300円)の追加費用が発生するのは納得のいくものではありませんねぇ。
フォグランプ本体が格安なのである程度は致し方なしですかね。
手持ちの12V電源でのテスト点灯も良好だったので、左右2灯で装着するために追加でもう一個購入しました。
で、到着した二個目のフォグランプ。
あれれー!ステー取付部が本体と一体構造になってる!!!
せっかくハンドタップ買ったのにもうお役御免かよ~。
今後購入した場合はこちらの一体構造タイプが送られてくるのかな?
わかってたらこっちのタイプを二個買ってたのに・・・orz
んで、購入したフォグランプを比較してみると、他にも色々違いがあった。
まず、ステーの長さが違う。
基板の内容は大体同じだけど、よく見ると新しいほうはチップが一個少ないね。
あと細かいところでは防水用のシリコンパッキンの形状やレンズカットのサイズがわずかに違うといった部分が見受けられました。
まぁ機能的には大きな差が無いと思うのでこのまま使用することにします。
気になる人は二個同時に購入した方が良いでしょうね。
フォグランプ本体の動作確認が済んだので、続いてCGL125にフォグランプを取り付けてみますよ。
リレーハーネスは既に配線済みなので、新しく購入したフォグランプのケーブルに平型端子を取り付け、エンジンガードへの取り付けは縦バンドのAK14-25Aタイプでゴム板を噛まして固定します。
取付後、テストがてら久しぶりの宮ヶ瀬へショートツーリング。
途中トンネル内で点灯してみたけど球切れを起こすことも無く無事に動作しましたよ。
ただ照射位置が下向きすぎるようで、フロントタイヤの直前を照らしているような状態だったので、もう少し上向きにしたほうがいいかな。
ダム脇公園でカップ麺を食べつつ、フォグランプを取り付けたCGL125の雄姿?を撮影w
フォグランプ本体のサイズが小さいから、よく見ないとわかりにくいね。
これ、ヘッドライトと共に点灯状態なんですが、日中だとあまり目立たないです。
レンズカットが広角なので眩しいかと思ったけど、日中だとあまり感じません。
取り付けた状態のフォグランプのアップ。
うん、なかなかカッコイイね!(自己満足w)
これでまた一歩CGL125 Adventure(byサリパパさん)の完成度が増したよ!
取り付け状態後ろから。
フォグランプ本体から出ているケーブルにはコルゲートチューブを被せて保護してみました。
乗車時の視点からはほとんど気になることも無いけど、こうやって見るとやっぱり縦バンドが目立ちますね~。
取り付け位置が決まったら縦バンドを黒く塗装してみようかな。
今回は仮止めなので今後夜間走行してみてフォグランプの位置決めをしてみます。
前回失敗したフォグランプのように、無駄な点灯モードも無いので最初に意図した通りの動作をさせることができ、原因不明の球切れも無く安定した動作が期待できそうです。
値段が安かったのと人柱覚悟で購入した前回のフォグランプですが、結果的に「安物買いのなんとやら」になってしまいましたね。
今のところ使い道も無いのでしばらくお蔵入りです。
こんなことなら最初から定番品のフォグランプを買っておけば良かったなぁ~。
このあと偶然通りかかったYBR125の雷太さん、CGL125のサリパパさんとバイク談義で盛り上がり、その後一緒に移動したふれあいの館ではガトリングマフラー装着のCG125オーナさんとの出会いもあって、盛りだくさんな一日でしたよ。
また会う機会があったらこの目でクルクル廻るガトリングマフラーを見てみたいなぁ~。
「フォグランプ」関連のその他の記事は↓のタグからご覧ください。
コメント
スキレットで遊んでいる間に宮ヶ瀬方面では楽しそうな事になっていたのですね〜(笑)
フォグランプは、エンジンガードの一番下まで移動して、水平光軸が良いような気もします。
フォグランプ、、、良いですね…
コレはちょっと欲しいかも…
コメントありがとうございます。
今や料理男子ブログと化した?Jokerさんのブログに影響されて、ダイソーの鋳物フライパン、意味も無く二個目を買ってしまいましたw
(レシピ参考にさせていただきます!)
さて本来の目的である「街灯の無い山間路」でのフォグランプ使用は未体験ですが、小さなランプの割に明るさはかなりのもので期待はできそうですよ。
消費電力も少ないし比較的簡単な配線で組むことができるので、用途によってはお勧めできるお手軽カスタムですね。
荷物バイクのCD125に乗っております。
ライトが暗いので補助ライトをつけようかなと思ってこのページにたどり着きました。
宮ヶ瀬には時々行くので、ぜひ実車を見せてもらえるチャンスが有ればと思っています。
よろしくお願いします!
コメントありがとうございます。
純正の明るくないヘッドライトは、原付二種MT乗りの共通した悩みのようですね。
私の場合バイクの発電量が少ないため、メインのヘッドライトのワット数を上げることが容易でなく「補助灯」という形にしてみました。
ブログ本文にも記してありますが、「街灯の無い山間路での補助灯」としての役割を期待する前提で取り付けたので、今回はあえて広角タイプ(60度)のLEDランプを選びました。
ただ夜間にテスト点灯してみたところ、グレアが酷くけっこう眩しいので対向車のドライバーには迷惑になりそうです。
もし「デイライト」や常時点灯をする目的で使用するなら狭角(10度)の物を選んだほうが無難だと感じました。
ご自分の用途を理解し納得の上であれば、ランプ本体は安価で配線等も比較的簡単なので、知識のある方なら取り付けは容易ですしお勧めできると思います。
いろいろ書きましたが百聞は一見に云々なので、いずれ宮ヶ瀬でお会いする機会がありましたら見ていただくほうがわかりやすいと思います。
もし現地で見かけることがあったら遠慮なくお声かけくださいね。
ありがとうございます
仰るとおり、暗い山道だともう少し明るいといいのに、となりますよね
ただ、私は工作なんかがまるっきりダメで、オイル交換もバイク屋さんで
やってもらっております カッコわりぃ
なので、とりあえず現在のヘッドライト(PH8 35W)をLEDにしてから
狭角のLED補助ライトっていう順番でやろうかなと思いました
原付二種のヘッドライトケースには、いま販売されてるLEDにしてヘッドライト
って簡単に入りますかね?
それとも、ヘッドライトのLED化が難しいので補助ライトにされたのでしょうか?
宮ヶ瀬行けるのは来週日曜日かな
ヘッドライトについては過去にいろいろ試してみた結果、明るさよりも配光による見やすさを重要視した組み合わせになりました。
純正のヘッドライトが「マルチリフレクター」+「BA20D」という暗いバルブの組み合わせだったのですが、照らされている部分とその外側との輝度差がありすぎる(スポットライト状態)ことで、街灯の無い山間路のタイトコーナーなどで路面状況の把握が非常に困難でした。
発電量の問題でこれ以上明るくすることはできなかったので、せめてもう少し広い範囲を照らせるようにということでガラスタイプのヘッドライトレンズに取り替えたという訳です。
そのあたりの経緯についてはカテゴリー「CGL125 カスタマイズ」の過去記事を見ていただくとわかると思います。
これまでの過程でLEDバルブを使うことも検討はしてみましたが、やはり「配光の悪さ」や「熱」の問題で実用的ではないと感じ装着を見送りました。
現在アマゾンなどで1000円以下のLEDバルブが売られているようですが、それほど明るくない上にハイビームの配光に問題があるようですし、ヘッドライトケースの中に放熱板が設置されている状態というのは意味がない(廃熱の逃げ場が無い)と思うので個人的にはどうかな?と感じています。
ただ低消費電力なのは魅力的なので、LEDバルブにマッチした配光のよいレンズカットのケースと放熱が効率よく行える組み合わせのものが安価に手に入るのなら試してみたですね。
来週の日曜日は、天気が良ければちょっとしたテストがてら宮ヶ瀬に行く予定なので、都合が合うようでしたらLEDフォグをお見せできますよ。
フォグランプを点灯した「CGL125アドベンチャー」もしくは「CGL125エクスプローラー」がトンネルでミラーに映ったときには「かっちょいい!」と声を漏らしてしまいましたです(笑)
しかし、ほんとにあの純正のマルチリフレクターの配光は最悪ですよね。昼間の見映えだけです、あんなもの。
なので、慣れない山道ではこのフォグランプは武器になるだろうなあ、と羨ましいです。
自分的には常時点灯が理想ですが、すんや機はヘッドライトのレンズも配光の良い物になってるし「ここぞ」というときに使えれば良いのではないでしょうか。
牧野~はちみつ鯛焼き~牧馬峠などは通り慣れていても夜は怖い(すんやさんに先導してもらわなければ倍の時間かかったかも)から役立ちそうです。
まさに以前ご一緒した時に走った日没後の牧馬峠がきっかけでフォグランプ装着を思い立ったので、同じ状況でテスト走行をしてみたいところですが、まだまだ夜間走行は寒いのでいつになるかわかりませんw
純正マルチリフレクターでは(あのペースでは)怖くて日没後の牧馬峠は走れませんが、補助灯があれば安心感が増すと思います。
対向車への被視認性向上の観点からはLEDランプの常時点灯は効果的だと思いますが、やはり発電量とバッテリー上がりが怖いので(広角タイプを選んだこともありますが)おっしゃるとおり「ここぞ」というときに使うことにしました。
余談ですが、新たなネタを仕入れたので来週天気が良ければ宮ヶ瀬界隈でテストします。
CGL125オーナーにはちょっと気になるネタになるかもしれませんよ。