昨年12月に自ら起こしたトラブルで急遽バッテリー交換をした我がCGL125。
これまで純正のバッテリー「12N7A-3A」を約四年、続いてマキシマの「MB7BL-A」を約四年使用し現在は三台目のバッテリーとしてスーパーナットの「SB7BL-A」密閉型バッテリーを使っています。
CGL125のバッテリーは純正型番「12N7A-3A」の互換バッテリーとしてユアサ「YB7BL-A」が適合する訳ですが、対応車種をみると「HONDA MVX250F MC09, SUZUKI バーディー FR50GD」などとなっており、希少種かつ古いバイクであるためか今となっては店頭で購入することはほぼ不可能といった感じです。
交換用バッテリーの購入は通販を利用するしかない状況ではありますが、適合バッテリーの型番がわかれば、在庫さえあれば入手することは可能でしょう。
で、自分のバイクであるCGL125の互換バッテリー情報についてはもう調べることはないのですが、同じ系統のエンジンを搭載している中国産CG125、特に現在唯一販売されているFi車のオーナーさんがバッテリーを交換する際にどれを買ったらいいのか?わからないという声をちらほら見かけることから、そのあたりも含めた机上調査をしてみようと思い立ったわけです。
ということでネット上調べた分かる範囲でのCGL125と同タイプのバッテリーを使用している車種の情報を書いてみますよ。
はじめにおことわりしておきますが、この記事は2022年2月22日現在インターネット上で公開されている情報を元にしてまとめた机上調査にすぎず、検証等は行なっておりません。
また紹介したバッテリーの各バイクへの装着・互換性等を保証するものではありません。
この記事を元にバッテリーを購入して使用できない、取り付けできない等のトラブルが起きたとしても当ブログは一切の責任を取れませんので、あくまで参考としてご覧になってください。
まずは我が愛車であるCGL125「WY125-F」から。
過去記事でも紹介している通り新車時に搭載されている純正バッテリーは
「12N7A-3A」
交換した互換バッテリーは
MAXIMA:「MB7BL-A」
・CGL125のバッテリー交換と久しぶりの洗車
SUPER NATTO:「SB7BL-A」
・バッテリー交換と冬支度
ここまではYUASAバッテリー「YB7BL-A」の商品ページ等に記載されている互換バッテリーの情報から上記二種類を見つけて実際に搭載・使用することで互換性のあることを確認できました。
もし型番からの互換バッテリー情報が見つけられない場合、実際に使われているバッテリーのサイズ(長さ・高さ・幅)と端子形状と位置、始動性能(Ah)から搭載可能なバッテリーを探すということも考えた方が良いでしょう。
というわけでCG125です。
中国製に限って言えばCGL125と同タイプのOHVエンジン搭載車のキャブモデルからOHCエンジンのキャブモデル(リターンギアの希少種!)を経て現在はOHVエンジン搭載のFi車(インジェクションモデル)等が主に知られているところですが、Fi車と同タイプのエンジンを搭載したLY125Fiというバイクも存在し、画像検索でわかったところではこれらのバイクはほぼ同じサイズのバッテリーを搭載していそうだということがわかりました。
まずはCG125のOHVキャブモデルである「WH125-3A」から。
引用元:Honda CG125 いろいろ「ヒューズ バッテリー」から。
その他参考URL:CG125 素人整備記「CG125納車」
純正バッテリーは「12M7A-3A」と見えます。
この「12M7A-3A」のMが曲者なんですね。
この型番ではほとんど国内販売されている互換バッテリーの情報がヒットしませんでした。
CGL125の純正バッテリーである「12N7A-3A」と一文字違いですが、何が違うのでしょう。
せめてサイズを測って記載していただければCGL125の互換バッテリーとの違いが分かるのですが。
ということでまずは「12M7A-3A」のサイズを調べてみることにしました。
これは中国大手通販サイトで見つけたサイズが記載されていたものですが、
長さ:150mm
高さ:130mm
幅:60mm
ということでユアサの「YB7BL-A」のサイズ
長さ:151mm
高さ:131mm
幅:61mm
とほぼ同等。
1mm程度のサイズの差は誤差と捉えていいでしょう。
ということでまずCG125のOHVキャブモデルに搭載されている純正バッテリー「12M7A-3A」はCGL125の「12N7A-3A」とサイズ互換ありということで良いでしょう。
(端子位置も同じです)
続いてCG125のOHCキャブモデルである「SDH125-7D」
引用元:「C爺日記」から
その他参考URL:ホンダCG125のある生活「サイドカバー取り外し」
こちらも「12M7A-3A」ですね。
続いてCG125のOHV-インジェクションモデルの「WH125-19」
引用元:Oyajisculler’s blog「2020-05-11: CG125Fi到着と初期整備DIY」から
こちらは「12N7B-3A」ですがユアサの「YB7BL-A」の互換バッテリー型番として表記されているので「12N7A-3A」と同等サイズと言って良いでしょう。
もう一つ見つけました。
引用元:TAROUPOOH 16 BLOG「CG125FIの適合パーツ バッテリー」から。
こちらの型番は「12N7BL-BS(MF)」でなんと密閉型メンテナンスフリーバッテリーです!
こちらのオーナーさんは購入が2021年ですが一つ前のFi-CGさんは2020年購入ということで、製造年が新しいほうはMF型バッテリーへ変更となったのかもしれません。
で「12N7BL-BS」の型番で検索してみたらアリババの商品ページがヒット!
サイズは
長さ:150mm
高さ:130mm
幅:60mm
との記載がありこれも「12N7A-3A」と同等サイズであることがわかりました。
ということでCG125はここまで。
続いてはCG125Fiモデルと同等のエンジンを搭載しているLY125Fi「WH125-20」
引用元:中華Honda LY125FIの記録「バッテリーを確かめてみた」から。
型番は見ての通り「12N7BL-BS(MF)」で2021年販売のCG125Fiモデルと同じ。
密閉型MFバッテリーではあるものの「12N7A-3A」と同サイズですね。
お次はCG125系統とは違いますが検索で判明した車種のCBF125T「SDH125-65」
引用元:オウルブログ「中華バイク(CBF125T)に1年乗ってみて思ったこと!故障や不具合、サビなどは特にありませんでした!」から。
こちらはCG125と同じ「12M7A-3A」が搭載されています。
最後に細かく見ると意外にCGL125との共通点があるCB125SB「SDH125-52A」
引用元:u477「SDH125-52A バッテリー復活編」から。
こちらはCGL125と同じ「12N7A-3A」が搭載されています。
ということでまとめ。
バッテリー別に書くと、
「12N7A-3A」(開放型):CGL125(WY125-F)、CB125SB(SDH125-52A)等
「12M7A-3A」(開放型):CG125(WH125-3A)、CG125(SDH125-7D)、CG125Fi(WH125-19)の2020年モデル、CBF125T(SDH125-65)等
「12N7BL-BS(MF)」(密閉型):CG125Fi(WH125-19)2021年モデル、LY125Fi(WH125-20)等
ということになりました。
サイズ的な意味での入手可能な互換バッテリーとしては、
開放型:YB7BL-A(YUASA)、MB7BL-A(MAXIMA)
密閉型:MB7BL-X(G)(MAXIMA)、SB7BL-A(SUPER NATTO)
あたりがあげられると思います。
純正では開放型バッテリー(12N7A-3A)が搭載されている私のCGL125には現在密閉型のメンテナンスフリーバッテリーであるSUPER NATTO「SB7BL-A」を装着しています。
開放型、密閉型、どちらを選ぶかの判断は使用者に委ねるとして、インターネット上に公開されている情報を元にすればこれまでにあげた各バッテリーのサイズ的な互換性についてはなくはないということに落ち着きそうです。
最後に、記事で取り上げたバイクのオーナーさんへ。
実際バッテリーを交換することがあったらサイズや互換性などぜひご自分のブログで具体的な情報を発信してくれるとありがたいです。
多くはない同型車のオーナーさんの役に立つことでしょう。
そしてこの記事で引用させていただいた各ブログの管理人様へ。
貴重な情報を発信していただきありがとうございました!
コメント
wH125-19Bでカフェレーサー?
タイプでましたね
コメントありがとうございます。
2月28日にウーヤン公式サイトで正式発表になりましたね~
ほぼ外装の変更のみという感じですが、これまで基本的に赤一色で展開されていたカラーの変更は日本でもかなり好評なようです。
ただABSあるいはコンビブレーキが搭載されていないバイクの輸入取り扱いが終了になるとの情報もあり日本での発売は不透明な感じですね。
ここ最近安価な輸入バイクはコンビブレーキ搭載のインド車が多くなってきたのでどうなるのか注目ですね。