以前「年貢の納めどき 〜吸気系のトラブル〜」の記事で、「タオバオで購入したアルミンマニ」〜インシュレータのOリングが熱で溶けて二次エアの吸い込みトラブルがあったのは既にお伝えした通りですが、やはり中華製ゴム製品の信頼性には危ういものを感じるため、国産ホンダ純正部品の互換品を探してみることにしました。
今回いくつかのパーツを入手できたので備忘録を兼ねて公開してみますよ。
※お約束ですが、この記事をご覧になって試した結果、不具合等が起こっても当方では一切の責任を負いません。
お試しの際は自己責任でどうぞ。
まずは問題のインマニ(インシュレータ)のOリングから。
指定の純正部品番号は、
CGL125 91306-KRF-S00 : O-RING,33.5X3
CB125JX JC09 91302-200-000 : Oリング 33.5X3
ですが、上記のCB125JXのOリングは部品番号が変更になったらしく、今回入手した互換品番号は91304-HB3-003 : Oリング 33.5X3.0
でした。
キャブレター関連では、インマニとの接合部分に取り付けるOリングも比較的傷みやすいので入手してみました。
純正部品番号は
CGL125 16010-364-771 : GASKET SET あるいは 16075-KRF−T00 : O-RING
CB125JX JC09 16010-324-680 : ガスケットセット
の指定ですが、今回入手したのは
16075-GHB-B70 Oリング 2.4X29
です。
これについては以前ブログYB&YBRダイアリーの記事で互換パーツの情報があったため、こちらも同時に入手してみました。
→「キャブ確認」
ホンダ純正部品番号 91356-425-003 Oリング 29.7X2.4
サイズが少々異なりますが、YB&YBRダイアリーの記事内で実際に装着し問題なく使用できているようですし、こちらの方が若干お値段が安いのでこちらを選択しても良いでしょう。
続いてCG系OHVエンジン他ホンダ車で装着されているオイルストレーナーキャップのOリングです。
純正部品番号は
CGL125 91305-KRF-S00 : O-RING, 35X3
CB125JX JC09 90130-107-000 : Oリング 35×3
の指定で、今回 91303-107-000 Oリング 35X3 が入手できました。
ちなみにこのパーツ、車種によってはタペットカバーのOリングにも使用されているようで、CB125JX JC09のタペットカバーにも同じ型番のものが指定されていました。
最後にリアサスペンションの上側ブッシュです。
純正部品番号は
CGL125 52485-KRF-T00 : BUSH, RUBBER UPPER
ですが、今回入手してものは 52489-399-601 : ブッシュ,アッパーラバー
で、スーパーカブなどに使われているもののようです。
サイズ等は以前の記事「CGL125 純正リアサスペンションのサイズなど」で記載したものと概ね同様で、仮装着してみたところ問題なく取り付けできました。
以前の記事「CGL125のリアサスペンションを交換 ~CBF125純正サス流用~」でCGL125に流用したCBF125純正のリアサスペンションのブッシュも概ね同じサイズだったので、このブッシュはCBF125純正リアサスに使えるかもしれません。
(自己責任で!)
下側ブッシュについては、今の所サイズや型番などの具体的な情報が見つからないため互換性のあるものが見つかりません。
情報をお持ちの方がおられましたらご一報願います!
コメント
MADE IN JAPAN の評価が頼もしいですね。
中華ゴムは何故こうも劣化するのか…
謎は深まるばかりでございます(笑)
やはり「MADE IN JAPAN」は違いますね。
お安くは無いですが些細なトラブルで悩まされるよりマシというものです。
最近は中華の品質も向上してて中々侮れませんんが、ゴム製品の方はまだまだのようです。