自作木箱をCGL125のリアシートに乗せてみたい!ということで固定するためのゴム紐の加工をしてみました。
今回は合わせてドライブチェーンの清掃・注油などメンテナンス作業も実施しましたよ。
ドライブチェーンの清掃と注油
自作木箱を乗せる前に、まずはドライブチェーンのメンテナンスをします。
しばらく放置してたのでドライブチェーンの汚れが気になっていたところです。
チェーンクリーナーや各種ブラシ等を用意してチェーンの汚れを落として行きます。
ホイールが汚れないようダンボールを立てかけてチェーンにクリーナーを噴射。
途中で無くなってしまったので潤滑スプレー併用で汚れを浮かします。
外側の汚れは三面ブラシで、コマ間の汚れはそそぎ口洗いで一コマずつ掃除します。
ドライブチェーンの汚れが落ちたらチェーンオイルを注します。
今回使うのはAZのバイクレース用チェーンルブ「MOc-001」です。
別にレースをするわけではないですが、耐荷重/耐水タイプで期待が持てますね。
両側プレートとローラーにオイルが浸透するよう一コマずつ注していきます。
注油も済んできれいになったCGL125のドライブチェーン。
チェーンの遊びは基準値に収まっていたので今回は調整はしませんでした。
まあ触らぬ神に祟りなし、ですね。
ちょっと気になったのがリアサスの上下ブッシュがへたり気味だったこと。
ここは近いうちに確認、交換したいところですね。
自作木箱を乗せる
つづいては今回の記事の本題である「自作木箱を乗せる」です。
暇な時に材料を集めて作った「自作木箱」です。
材料はたまたまうちにあった野地板(長さ180cm)4本と適当な端材だけ。
「りんご箱」を参考にしてシートに乗せても邪魔にならないサイズを目指しました。
サイズは長辺が約50cm、短辺が約25cm、高さが約19cm。
野地板の幅が約8cmだったので、高さは2枚分、短辺が3枚分の幅、長辺はリアボックスのサイズ内で収まる感じです。
塗装はめんどくさかったのでバーナーで焼き入れして耐久性を持たせることとしました。
木箱の中には断熱効果を期待してアルミシートを貼っておきました。
炎天下のツーリングで熱くなった木箱の熱を遮断してくれるといいですね。
CGL125のタンデムシートに木箱を乗せてみました。
ちょうどいいサイズ感は自作ならではですね。
ゴム紐の加工
自作木箱の固定をどうしよう?というところですが、こんなものを用意しました。
100円ショップダイソーの自転車コーナーで見つけた平形ロープです。
大きなフックと太い平形のゴムロープで四角い木箱を固定するのにちょうどいいですね。
がしかし、長さが2.5mということでちょっと長すぎるみたいです。
ロープの通し方をあれこれ試してみましたがどうにもなりません。
フックの部分を観察してみるとロープ端の部分は画像左側のような形になっています。
長さの調整ができそうなので片側の針金を外してちょうどいい長さにゴム紐を切断します。
固定するのにちょうど良い長さの1.4mに切断、端部分の針金を固定し直して完成。
自作木箱を加工したゴム紐でシートに固定
リアキャリアの下にゴム紐を通してから木箱の上でクロスさせ、リアキャリア前側のフックに平形ロープのフックを引っ掛けて固定できました。
今は空箱だからこのままでも良さそうですが、中に物を入れて重量が増したらネットや他のゴム紐を追加してしっかり固定したいですね。
平形ロープでの木箱の固定が概ねうまくいったのでリアボックスも装着してみました。
追加で黄色のロープも使ってみたところ結構がっちり固定できましたよ。
リアボックスの幅より小さくしたので邪魔にもならず、シートの乗車位置も窮屈にならず、このままでもリアボックスが開けられる高さでちょうどいい感じですね。
ということで「自作木箱」を乗せたCGL125の全体像です。
カッコいい!とは言えませんが、そこそこの容量の木箱は買い物やツーリングでも役にたちそうだし、余っていた端材の処理もできて一石二鳥。
なかなか満足度の高いカスタムでした。
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