紅葉ツーリング2023ということで今回は奥多摩の日原へ行ってきましたよ。
ここ数年紅葉ツーリングといえば勝沼堰堤へ行くのが定番化していましたが、今回は比較的近場で楽しめそうな青梅・奥多摩・日原方面へと足を向けてみました。
とは行ってもこの地域は都心からも近く多くの人が訪れる有名観光地ですから他の人と同じところへ行ってもつまらないですね。
まあ青梅線沿線といえば普通の人は知らないが知ってる人は知っているマニアックなポイントがいくつかあって、知識としては知っていたものの今まで行ったことがなかった気になる場所へ行ってみました。
ということで最初にやってきたのは青梅線の二俣尾駅近くの廃線跡。
詳しい説明は省きますが比較的有名な物件ですから行ったことがあるマニアな人は少なくないことでしょう。
その廃線跡へ行く途中から見えた多摩川と軍畑大橋周辺の紅葉の様子はこんな感じ。
それにしても今年は暑い日が続いたせいか?紅葉は今ひとつ鮮やかさにかける感じですね。
で、やってきた二俣尾の浅野セメント専用線跡。
普通の民家のすぐ横に1920年代に敷設された、こんな魅力的な廃線跡がいまでも残っているなんて!
写真を撮りながらあちこち見てまわっているとあっという間に時が過ぎていきます。
続いてのポイントは、青梅線の御嶽駅〜川井駅間にあった旧東川井信号所跡。
現在は列車の走る線路は単線となっていますが架線柱は複線の幅があることからかつては左側の空き地に待避線が設けられていたことがわかります。
詳しくはこちらを参照。
その後も「東京の秘境駅」白丸駅へ寄ってみたり、奥多摩駅周辺の石灰石工場とそれにつながる現役のトロッコ線路を見に行ってみたり、あちこち寄り道しながらようやく今回の目的地である日原へとやってきました。
これこれ!
知る人ぞ知る、鉱山の廃棄された線路やトロッコと、綺麗に色づいた紅葉の共演はなんとも魅力的なのです。
実を言うとこの場所は10年くらい前の夏の時期にに一度来たことがあるのですが、葉が落ちた冬の手前の紅葉が残る時期に来てみたいと思っていました。
こんな絵になる写真が撮影できて喜びもひとしおというものです。
で、こんな場面に出くわしてしまったからには当然360度全天球画像の撮影ですよねw
ぜひ画像を上下左右にグリグリ動かして現場の雰囲気を感じてみてください。
10数年ぶりにふたたび廃トロッコ群を見られて満足した後は、現在の日原トンネルができる前の旧トンネルや斜面の大崩落で埋まってしまった旧道の痕跡などを見て回りこの日の目的は達成。
冬の山は日が短くこの時はまだ15時前であったもののだいぶ陰って来たのでここらで帰路につきました。
ということで短時間だった割にはなかなか満足のいく今年の紅葉ツーリング2023でしたが、そういえばバイクの写真をほとんど撮ってなかったよ(笑)
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