GW恒例足回りメンテナンス2022

清掃が済んだスイングアームとリアサスペンション 清掃

GWといえば恒例の足回りメンテです!
というわけで今年は四年ぶりのスイングアーム脱着を含む前後ブレーキの清掃などを実施しましたよ。

先日のショートツーリングで泥だらけになったスイングアームとエンジンガード

GWに入ってすぐの突発ショートツーリングでは久しぶりのダート道で足回りやクランクケースが泥だらけになったこともあって今回の掃除はなかなか大変なものになりそうな予感。
せっかくスイングアームを外すのですから普段手の届かない部分もきれいにしてみましょう。

分解清掃が済んだフロントブレーキやアクスルシャフト

まずはフロントブレーキから。
いつものように分解清掃したら各所にグリスアップをします。
たまったブレーキダストはダイソーの不織布研磨剤でこすって落とすのが簡単です。
今回はメーターギアも分解清掃してグリースを入れ替えておきました。

注油とサビ落とし

ブレーキワイヤーやクラッチワイヤー、左右レバーホルダーの清掃と給油は操作性も軽くなり年に一回は実施しておきたいところ。
昨年自作したクラッチケーブルのタイコも破損等なく問題ありませんでした。
ハンドルに発生したサビはスチールウールで落として水置換スプレーを塗布して錆止めとします。

清掃が済んだドリブンスプロケットとハブダンパーの状態

リアブレーキもフロント同様分解清掃。
2020年8月に交換したドリブンスプロケットとハブダンパーの状態はこんな感じ。
ハブダンパーには少しヒビが入ってきたものの柔軟性は保っていてまだまだ使えそうです。
シリコーングリスをうすーく塗って装着。

清掃が済んだスイングアームとリアサスペンション

さていよいよ今回のメンテのメインとなるスイングアームの分解清掃です。
この部分はずうっと放置していると錆びてピボットシャフトなどが抜けないこともあるようですが、2014年と2018年に分解清掃を実施しているので、今回も難なく分解することができました。

外したついでにリアサスペンションのブッシュも外して清掃。
上下ブッシュは若干痛んできたように見えるので今後適当な時期に交換しましょう。

8年半4万キロ使用したチェーンスライダーと交換する新品の比較

スイングアームを外したということで、この機会にチェーンスライダーも交換します。
8年半4万キロ走行にしてはまだまだ使えそうな雰囲気ですが、この機会を逃すといつになるかわからないのでスパッと交換。

清掃・グリスアップの済んだスイングアームをフレームに組み付け

錆び止めもかねてピボットシャフトに薄くグリースを塗ってスイングアームを取り付けます。
目立った破損は見られませんでしたがどこかのタイミングでピボットブッシュを交換した方が良いのかもしれません。

ドライブチェーンを掃除するための道具

続いてはチェーン・スプロケット等の駆動系の清掃です。
チェーンの掃除には汚れ防止の段ボールをチェーンとスイングアームの間に挟み、チェーンクリーナーとチェーン用三面ブラシ、「そそぎ口洗い」を使うと楽に掃除ができます。

「そそぎ口洗い」のブラシでドライブチェーンのコマ間を清掃

チェーンクリーナーで汚れを浮き上がらせたら三面ブラシでこすって見える部分は概ねきれいになりました。
で「そそぎ口洗い」のブラシはこうやってコマ間を一箇所ずつ差しては抜いてを繰り返します。
これだけで掃除しにくいチェーンのコマ間をきれいにできるんですよ。

清掃が済んだドライブスプロケットとドライブチェーン

ドライブスプロケットとカバーもきれいにして外した各パーツを組み立てたら洗車とワックスがけ、各所への注油をして今回のメンテナンスは終了!
やってみると分解組立グリスアップと洗車を立て続けに実施するのはかなり疲れますね。

洗車とワックスがけを終えたCGL125のサイドカバー

一日半かけてゴールデンウィーク真っ最中に実施した足回りメンテは無事完了。
これでこの先1年間は安心してバイクを走らせることができるでしょう。

今回のメンテナンスではチェーンスライダーの交換もできたし、各部の状態も確認できて今後の維持管理には役立つものとなりました。
しかし毎年この時期に集中してやる作業が年を経るごとにキツくなってきて、正直いつまで続けられるのだろうかという感じにもなってきましたね。

多くの人はレジャーやツーリングへ出かけるのでしょうが、事故も多い時期なので今年もおとなしくメンテナンスに費やした休日でした。

コメント

  1. こんにちはmotoge です。スイングア-ム分解グリスUP後 
    チェーンの調整の目盛りが左右違いました、いろいろネットで情報仕入れ中です
    CGLとCGはフレームも少し違うせいか、スイングアームも違いますね。
    ………..現在フィリピンのTMX125@の アルミスイングア-ムつくか検討中です。
     サイズわかり次第 ご報告いたします。

    • motoge様

      コメントありがとうございます。
      アルミスイングアームですか!付いたらおもしろそうですね〜。
      ブログでのご報告、楽しみにお待ちしていますよ。

      さてチェーンの調整目盛りですね、せっかくスイングアーム外したからこの時にサイズを測っておけばよかったです。
      左右の目盛りを基準にして、というのはよく聞くやり方ですが、最終的にはチェーンラインがまっすぐになっているか?を見るべきなんでしょうね。

      •  お疲れ様です。
        フィリピン、スイングアーム販売店から返事来ません。
        がアリエキで見つけました。 本当にアルミか疑問ですが、
        ついでにチェーンスライダ馴染みのバイク屋で手に入りませんでした、
        これまたアリエキの太いミミズみたいなのを注文しちゃいました。
         またご報告いたします。

        • コメントありがとうございます。

          CG125用の部品調達、なかなか一筋縄では行かないようですね。
          というかCG125にチェーンスライダーの設定があったんですね。
          キャブ車とFi車で違いがあるんでしょうか。

          今後のカスタムを楽しみにしています!

          •  そうですね なかなか一筋縄ではいきませんね。
             チェーンスライダーの設定はフィリピン ホンダの
             TMX125@のパーツリストに記載されていたから注文
             してみました。

              馴染みのバイク屋の話ですとホンダの海外製品車両
             も検索、注文できるらしいですが
             五洋本田は別会社だから検索すら掛からないということでした

          • CGL125ではパーツリストを元に品番で追っかけると国内で購入できるものも出てくることがありますが、比較的最近に販売されたCG125Fiあたりだと国産バイクとの共通部品も少ないのでしょうね。

        • はじめまして、CGL125の純正キャリアがほしいのですが、入手出来るところを知っていれば、教えていただけませんでしょうか?タオバオに売ってるとかの情報がほしいです。

          • 原付二種さま
            はじめまして、コメントありがとうございます。
            (motoge様あての返信となっていますが私が返答します)

            純正キャリアですが、「CGL125」は南米向けの車名なのでタオバオ等、中国からの購入では現地モデルの「WY125-F」で検索しないと出てこないでしょう。
            そういう事情なので「CGL125」の純正キャリアは正規ルートでの入手は難しいと思います。
            ヤフオクなどで中古品を探すもの一つの手ですが今となっては入手は困難でしょう。

            で、中国現地モデルの同型車「WY125-F」のリアキャリアを購入するということになりますが、厳密に言えば車種名が違うので装着できないかもしれないなど、一切の保証はできないことをご承知の上自己責任でお願いします。

            チャイナマートで調べたところ一例として「WY125-F」用の純正リアキャリアが販売されているのを見つけました。

            エラーがあります - CHINAMART

            こちらを参考にしていろいろ検索してみてください。

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