CGL125の純正ヘッドライトの暗さから補助灯として取り付けたLEDフォグランプ。
照射角も広く街灯のない山道ではフロントタイヤの前部分を明るく照らし路面状況の掴みやすさが向上。
昼間の峠道などでも点灯しておけば対向車からの被視認性が向上し安全性にも役立ち、今となっては欠かせないパーツの一つとなりましたよ。
そんなLEDフォグランプですが、やはりフォグランプといえばイエローだろ!という意見もチラホラ聞きますね。
個人的には特にイエロー化する必要性も感じませんが、お手軽にイエロー化する方法があるので試してみようと思います。
こちらが現状のフォグランプの点灯状態。
色温度は概ね6000ケルビンくらいで、電球色のヘッドライトに比べたら青白く見える感じです。
ただ昨年取り付けたヘッドライトのバルブが7000ケルビンという高い色温度のものなので、むしろフォグランプの方が純白に見えてしまう状態になっています。
さてフォグランプのイエロー化ですが、定番の方法としてレンズに黄色のフィルターを挟むという方法があります。
お手軽簡単で挟み込むイエローフィルターの枚数で濃度のコントロールができるという利点もあるので私もこの方法を試してみようと思います。
まずはフォグランプのレンズ部分を分解。
レンズを固定する金属製の枠と透明な円盤状の透明フィルター、その内側に防水用シリコーンゴムを挟み拡散用レンズが入る構造になっています。
イエローフィルターを設置するのはこの拡散レンズ上に取り付けたシリコーンゴムと透明レンズの間がいいようですね。
イエロー化に使用するフィルターはいろいろあるようですが、まずは安価にお試ししてみようという事で手に入れたのがこちら。
100円ショップのセリアにあった「カラフルセロファン25枚入」
一枚のサイズは150mm角で、あか・あお・きいろ・みどり・とうめいの五色のセロファンが各5枚ずつ入っています。
使用するフィルターの作り方は簡単で、フォグランプの透明レンズをイエローセロファンにあてがって外周に沿ってカッターで切り取るだけ。
一枚のイエローセロファンから9枚のフィルターができました。
材料が揃ったので早速取り付けみましょう。
最初はイエローセロファン一枚。
やはりというか予想通りレモンイエローな感じの色合いです。
あまり輝度が落ちないのでこのままでもいいような気もしますが、せっかくなのでフィルターを増やしてみます。
続いてイエローセロファン二枚。
ちょっと濃度が上がって赤みが増しましたね。
いい感じです。
さらに一枚追加して三枚のイエローセロファンです。
よくあるイエローフォグランプの色味になりました。
しかしさすがに三枚重ねだと若干輝度が落ちる感じがしますね。
結果1〜3枚、どれでもいいような気がしてきましたが、色味と輝度のバランスを考えてイエローセロファン二枚に決定しました!
そうそう、最後の組み付けの時にだけど、防水用のシリコーンゴムにシリコーングリースをうすーく塗っておくのを忘れずに!
ちなみに消灯状態だとこんな感じ。
うす〜いセロファン紙なのでカールしちゃったりシワが入ったりで見た目が微妙な部分もありますが、まあそんなに凝視する部分でもないのでいいでしょう。
使ってるうちにセロファン紙が退色して薄くなるかもしれませんが、予備がたくさんあるのでその都度取り替えればいいですね。
で、色味を見るため日没後にあたりが暗くなってから点灯テストをしてみました。
写真ではなんかあやしい雰囲気が漂っていますが、やはりイエローフォグは目立ちますねぇ。
フィルターを通す事で透過率が下がって暗くなる傾向になると思いますが、色温度の高い青白い光より路面状況が掴みやすいような気もします。
今回のフォグランプのイエロー化で、我がCGL125の佇まいにはアドベンチャー感が増した感じがしてなかなか満足な結果でした。
機会があったら夜間走行での視認性をテストしてみましょう。
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