大型連休も始まり雲ひとつない快晴ということで新緑の奥多摩へツーリングしてきましたよ。
そのまま定番のコースを巡ってもいいんですが、奥多摩なら「林道」ってことで以前から気になっていた路線へ訪問してみることに。
事前に情報収集してみると「鋸山林道」ががけ崩れで通行止めということだったので、秋山・吉野街道経由し、二年前にもやってきたこの林道の様子を見てみることにしました。
開削工事中だった「林道梅沢寸庭線」。
まずは前回終点だったこの場所からスタート。
ダートとはいえ道はきれいに整備され延長されてましたが・・・
200mも進むとご覧の通りの通行止め。
帰宅後地図で確認したところ反対側との距離は残り100mくらいのようなので、近いうちに全線開通するんじゃないかな?ってところだと思います。
ただこの林道ってショートカットルートになるような道でもないので、本来の利用者以外にはあまり利用価値が薄いだろうなって思いますよ。
(マニアと登山者を除く)
続いてやってきたのはこちら。
通行止めの鋸山林道、ではなくここから分岐する「林道井戸入線」です。
ダートの完抜林道としてそこそこ有名らしいので行かないわけには行きません。
進んでみるとはじめのうちは高い木に視界を阻まれ、道端に廃車体があったり暗い雰囲気でしたが・・・
途中からは視界が開け素晴らしい眺望を見ることができました。
かなり標高の高い場所のようで、下を通る国道411号からはバイクの走行音がひっきりなしに聞こえてきて、天気の良さに誘われたツーリングライダーが奥多摩湖を目指しているのを感じることができましたよ。
なかなか楽しかった林道井戸入線ですが思ったほど長くなく、あっけなく終了。
寄り道はここまでにして、次はいよいよ今回メインの目的地です。
真っ赤なアーチ橋で有名な峰谷橋の傍にある急坂を登っていくのが「林道麦山線」。
東京都でもっとも標高の高い集落がある峰集落へとつづく林道で、それ故かスタートからいきなりの激坂となっています。
実際スタートからコンクリート舗装からダートへ切り替わるポイントまでは2速での登坂が困難なほどの急坂でしたよ。
峰集落へと続く道が近づく頃には勾配も緩やかになり、開けた視界の先にはこの後行く予定の「奥集落」が見えてきました。
「峰集落」同様、標高900mを超える標高にある東京都でもっとも高い場所にある集落の一つだそうです。
さらなる激坂を登り峰集落最上部の家を過ぎたところで道は終わります。
ゲートの先には峰林道があるそうですが・・・
小休止の後、道を下って奥集落へ向かいます。
ちなみに峰集落最上部の家は、カーナビのGPSで確認したところ標高970mでした!
ちょっと下って振り返ると背後の山の稜線近くの最上部に家が建っているのが見えます。
標高差300mを一気に下り、続いて奥集落へ行ってみます。
途中には「林道峰谷線」というダート林道もあるようですが、寄り道しすぎて時間が遅くなってしまったし、もうお腹いっぱいって感じなのでこの辺りにしておきます。
再び急坂・九十九折を登ってやってきた「奥集落」最奥部です。
GPSの情報によるとこちらは標高920mくらいで、やはり「峰集落」のほうが標高が高かったようです。
ここから見える景色は「日本のチロル・下栗の里」にも似たような感じでなかなかのものでしたよ。
最後に奥多摩周遊道路の月夜見駐車場からの眺めを納めて帰路につきます。
今日のツーリングはときおり風が強かったりもしましたが、1日を通して雲一つない快晴で絶好のツーリング日和でしたよ。
ちなみにあちこち寄り道しまくったせいで、日帰り全行程約220kmくらいなのに12時間くらい走り回ってたようですw
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