CGL125専用 自作原付二種ステッカー

CGL125 カスタマイズ

(これは過去ネタです)

CGL125はその名の通り125ccのバイクなので、日本では道路交通法上では「普通自動二輪車(小型)」、道路運送車両法上では「第二種原動機付自転車」に分類される「小型自動二輪車」となります。
国内販売されている小型自動二輪車にはそれを区別するための標識が掲示されており、前側にはU字型、後側には正三角形のステッカーが付いています。

CGL125は”ホンダ”とはいえ輸入車ですから標識は貼り付けられていないし、上記の表示をする義務はありません。
普段バイクに乗っていて、小型自動二輪車の表示が無いことで問題が起きたことはありませんが、他の中国製125ccバイクのオーナーさん達が市販のステッカーなどを貼り付けているのを見て、あの三角形のステッカーを貼ってみたいと常々思っていました。

バイクショップなどで売っている標識ステッカーを見てみると、後側の三角形ステッカーはいいとして、前側のU字型ステッカーは汎用品なためフロントフェンダーの形状と合わないし、お値段も数百円以上と安くは無いです。
形状の合わない物を買って悶々とするぐらいなら、CGL125のフロントフェンダーにぴったりのステッカーを自分で作ってしまえばいいじゃない!
ということで、まずはホームセンターにカッティングシートを買いに行きます。

切り売りのカッティングシートを20cmほど買ってきました。
お値段は116円

まずはCGL125のフロントフェンダーにマスキングテープを貼って型取りをします。
隙間無く貼り付けてから縁の部分をボールペンでなぞります。

剥がしたマスキングテープを平らに伸ばしてからA4のコピー用紙に貼り付けて、それをフラットヘッドスキャナーでスキャンしてデータ化します。

スキャンしたデータを下絵にしてAdobe Illustratorでトレースして形を整えます。
アウトラインデータができたらA4コピー用紙に出力してデザインナイフで切り出します。

切り出した型紙をフェンダーに合わせて確認している時に気がつきました。
サイズの規定があるんじゃないの?

標識について調べてみると、前側のU字型標識は前後長が100mm以内幅20mm、後側の正三角形標識は外側の一辺が60mm幅10mmという寸法であることが分かりました。

上記の寸法を参考にアウトラインデータを作り直します。
切り出したステッカーの型紙を現物に合わせてみますが、立体のものを平面にしてスキャンしているのでなかなかぴったりに合いません。

何度か修正しながら作り直し、ぴったりに合うデータができたらプリントした紙の下にカッティングシートを仮止めしてデザインナイフで切り出します。

A4サイズで二組切り出せました。一組は予備に取っておきましょう。

仕上げに三角ステッカーの角をそれぞれ丸くカットします。
こうすることでステッカーが剥がれにくくなります。

それではバイクに貼り付けてみましょう!
完成はこちら↓

複雑な形状ですがぴったりに貼ることができました!
これにはかなり満足です!!!

続いて後側。
ナンバー下側のスペースにぴったり収まりました。
まるで純正のような仕上がり!!!(自己満足w)

結局、総費用116円で出来ました。
(使ったソフトは10万円以上ですけどw)
カッティングシートはまだ余っているので、汚れたり剥がれたとしても、いくらでも作り直すことができます。

アドビイラストレーターなどのドローイングソフトをお持ちの方は、自分のバイクにぴったりの標識を作ってみてはいかが?

コメント

  1. 私は安易に形の合わないステッカーをナップスで購入してしまいました。
    紹介されている機材は全て揃うのに…(笑)
    自作の心が足りなかったと反省。
    それにしても良く出来ていますね。
    特にフロントフェンダーは秀逸です!

  2. Jokerさま
    コメントありがとうございます。
    (Jokerさまもアドビユーザーなんですね!)

    忍者ブログでは、「拍手」を頂いた時に出てくるコメント欄へのものには返信ができない仕様なんですよ。orz 分かりにくいようでスミマセン。

    ステッカーですが、私も最初は市販のものを買おうと思っていたんですが、根が貧乏性なものであのステッカーに数百円を出すことができませんでしたw
    特にCGLのフロントフェンダーは幅が狭いので市販のものは絶対合わないだろうと思っていたので、だったら作ればいいかなと思い立ったわけです。

    本当はカッティングプロッターでデーターから直接カッティングできれば完璧なんですけど、プロッターも安くは無いですからね。
    でもプロッターを買えば、オリジナルの切文字ステッカーとかも作れそうなので機会があったら導入してみたいです。

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