CGL125にサイドバッグを付けてみた(仮)

サイドバッグ

今回はツーリングなどで何かと便利そうなバイク用サイドバッグを取り付けてみましたよ。

わがCGLには既に大型のリアボックスを取り付けてあり、ツーリングなどでの積載量に困る事はありませんでしたが、やはり46Lという大容量ゆえ、ついたくさんの荷物を入れてしまい前後のバランスが悪くなることがありました。
そこでサイドバッグを取り付け、代わりにリアボックスを外しての運用もできるようにしてみようと考えてみた訳です。

本物のバイク用のサイドバッグを購入できれば理想的なんでしょうが、なかなか値段がお高いのと(当ブログとしては)ネタ的に面白くないのでこんな物を買ってみました。

一部の人達には(多分)有名な旧東ドイツ軍のコンバットバッグです。
ミリタリー物ですが、値段の安さでバイクのサイドバッグに流用している方も多いようですね。
上野の中田商店で一個800円+税という格安なお値段で購入できました。
本来は背負って使うものですが、サスペンダーが取り外し可能なので本体のみを使用します。

バイクへの取り付けに当たってはこんな物を用意してみました。

  • 25mm幅x1.2mm厚のナイロン平ベルトx3mくらい(77cmx2と53cmx2に切断)
  • 25mm幅のDカンx4個
  • 25mm幅の一本コキx8個
  • 25mm幅のバックルx2個

値段は忘れちゃったけど、全部で1,000円もかかってないはず。
ホームセンターなどで入手できます。

で、いきなり取り付け完了。
と簡単に書いてますが、実際の運用や取り付け方、加工の有無などいろいろ考えた末の結果です。
シートに直接巻きつけての取り付けが簡単そうですが、常にバッグを左右に両吊りしなきゃいけないし、内容物の重さ次第でズレが生じるんじゃないかと考え、バッグを一個だけ取り付けることも可能な形としてみました。

単にベルトを通しているだけで、固定するための特別な加工はしていないため、実際に荷物を積んで走行してみないと不具合が出るかどうかわかりません。

ベルトにわざわざバックルをつけたのは、このようにバックルを外すことでシートの脱着を容易にするためですが、そのせいで構成部品の点数が増えてしまいました。
常にバッグを両吊りにするならバックル無しでシートに直接巻きつけて固定するのも良いでしょう。

バイクに取り付けた状態の全体像です。
色が色なのでどうかと思ったけど、意外に悪くないですね。

バッグを取り付けた状態を上から見てみます。
シート上面とほぼフラットで、キャンプツーリングなどの時にはこの上に荷物を積むことも可能です。

ところで、「バッグについてるフックが金属だと樹脂製のDカンが削れちゃうんじゃね?」と思ったあなたは鋭いです。

そんなこともあろうかと、金属フックには内径5mmのビニールチューブを被せてDカンとナイロンベルトに直接接触しないように加工してみました。
脱着に支障がでることも無く耐久性も問題ないかと思います。
シリコングリスを少量塗るとチューブが通しやすくなりますよ

取り付けたバッグを開けてみると内部には固定されたビニールの袋があり、二重構造になっていることで防水性があって雨天でのライディングでも心配ないようになっています。
このバッグをサイドバッグに流用しようと思った理由の一つがこの防水性の高さでした。

はみ出たビニールを内側に折り込んだ状態です。
そこそこの深さとマチがあるため結構容量はありそうです。
あまり重いものを入れなければ耐久性はありそうかな。

ちなみにこのバッグ、アマゾンのレビューを見てもらうとわかりますが、
とっても臭いです!
何か薬品のような匂いが強烈で、部屋に置いておくと頭痛がして気持ち悪くなるくらいです。
洗剤で洗ったり消臭スプレーをふいたり、一週間ぐらい屋外に干してみたりしましたが全く匂いがとれる様子がありません。
中に荷物を入れると匂いが移りそうな気がして、使うのを躊躇するレベルですよ。

バッグ内側のリアサスとのクリアランスはこんな感じ。
タイヤへの巻き込みはなさそうだけど、リアサスとは接触しているので走行中に擦れていずれ穴が開くかも。
今回は取り合えず仮止めなので、次回サイドバッグサポートの取り付けなどやってみたいと思います。

コメント

  1. はじめまして。コメント失礼いたします。
    先日手に入れたSR400の収納力アップを目指してネット巡回をしていたところ、こちらにたどり着きました。
    早速東ドイツ軍バッグを探して(今は内側防水タイプは入手困難みたいで、メルカリ経由でちょっとお高めになってしまいましたが)入手し、バックルで同様に工作してみたところレトロなバイクにシルエット的にもジャストフィットでバッチリ!でした。
    あとは荷物積んで走ってどうかというところですが、まずは大変参考にさせていただいたお礼まで。
    どうもよい記事をありがとうございました!!

    • コメントありがとうございます。
      まずは無事に取り付けができたようでおめでとうございます!
      このバッグですが(昔は)比較的安価で防水性もあるということで多くの方がバイク用に使ってたようで、それぞれバイクに合わせた取り付け方の工夫をされていたようですね。
      バイク用サイドバッグとしては容量もそこそこ大きいので便利だろうなぁと思っていましたが、記事に書いた通りなんともいえない匂いがどうしても我慢できず、五年以上経過した現在でも相変わらずお蔵入り状態です(笑)
      他の方の感想でも匂いがきついというコメントがちらほら見受けられるので、この部分についてはみなさん苦労されているようです。
      そういう意味では内側のビニールなしのほうが気にせず使い倒せるのかもしれませんね。

      あとバックルで簡単に脱着できるようにしたものの、実際に荷物を入れて使ったことがないので重いものを入れて走った時に外れないか?心配な部分もあります。
      いきなり重いものを入れて荷物をぶちまけないよう注意していただければなぁと思います。

      それでは良いバイクライフを!

  2. アドバイスありがとうございます。
    なるほど、バックルがぶっ壊れたり外れたりすると惨事になりかねないですよね。
    ワイヤーか何かで左右をつないでおくなど、フェイルセーフの仕組みを考えてみます。
    バッグの匂いですが、自分の場合は左右別々の方からメルカリで購入したのですが、匂いは全く気になりませんでした。むしろ軽く芳香がするくらいで、、、(笑)
    前の持ち主の方が徹底洗浄してくれたのかもしれません。
    いろいろと参考にさせていただき、感謝至極です。
    バイクに気持ちのよい季節になってきましたのでお互い安全運転で楽しみましょう。
    どうもありがとうございました。

    • コメントありがとうございます。

      バックルの件についてはバッグ本体についているDカン同士を繋ぐのが脱落防止策としては簡単そうですよね。
      私のバッグもこのまま死蔵させるのももったいないし、今回頂いたコメントをきっかけに久しぶりにひっぱり出してみようかなぁと思いました。
      匂いが軽減されてれば良いのですが(笑)

      お互い安全運転で良いバイクライフを楽しみましょう〜!

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