LEDクロック&電圧計を付けてみた

最近ではデジタル化されたメーターに時刻を確認するための「時計」が内蔵されたバイクも増えてきたようですが、我がCGL125には当然そんなものは搭載されていません。
以前100均のものを材料に自作のバイク用時計を装着し、日中に限っては便利に使用できていました。

夜間や暗い環境下でも時間を確認したい時があるので自照式の時計が欲しいなあと思っていましたが市販のものはなかなかお高いですね。
ついでに言うとハンドル周りに電圧計を付けたいなどと思いつつネットを徘徊してたらこんなものが販売されているのを発見しました。

とある通販ショップで見つけたLED自照式の「時計」と「電圧計」が2in1で内蔵された、
「Sunochepin TIME VOLTAGE 2IN1」
という商品。
本体価格は1,000円から1,300円程度といったところ。
電圧計も内蔵されてこのお値段ならお買い得感がありますね。

他にも外気温計が追加された3in1のものもありましたが、すでに外気温計は装着済みだったのと、一つのボタンで表示を切り替えるであろうと思われるため、機能が多い分切り替え回数が増えることが煩わしかったのであえてこれを選択してみました。

というわけで、今回はこのバイク用時計をCGL125に取り付けてみますよ。

まずはパッケージの中身を確認。
本体の他にマウンターとそれを固定するための両面テープ、タッピングビス、結束バンド、取扱説明書が付属。

両面テープでの固定はまだいいとして、タッピングビスで穴あけ固定はさすがに大胆すぎるので、本体固定の仕方は以前取り付けた自作バイク用時計と同様な形を目指してみます。

ちなみに配線は「赤」「青」「黒」の三本が接続されており、
「赤」は常時電源へ接続(バックアップ用と思われる)
「青」はキーオンで電源が入るACCへ接続
「黒」はアースへ接続
となってました。
使用電圧は6V〜30Vなのでとりあえずの動作確認として、角形9V電池のプラスに赤と青を、マイナスに黒の配線を接続。
電池だからなのか?電圧表示がおかしな感じですが無事に時計も表示されました。

バイク本体への接続ですが常時電源が必要なので、配線の取り付けはバッテリーとその近辺にあるACCとアースの配線に接続するのがオーソドックスな形となるんでしょうが、タンク下に配線を通すのが面倒なのでライトハウス内のメインハーネスに接続する形にしてみようと思います。

さてその他商品説明には「IP67防水」などと記載されてますがこれはちょっとアヤシイ感じですw

というのも、本体への配線接続部がこんな感じ(写真左)で雑な防水処理と危うさを感じずにはいられないむき出しの配線状態だったからなんですね。
この辺りはショップのレビューで事前に把握済みだったので、グルーガンで樹脂を流し込んで簡易的に防水処理的な事(写真右)をしておきました。

取り付け位置は以前自作した100均時計と入れ替える形にするため右ハンドル付近に設置しますが、長さ120cmの配線は長すぎるのでライトハウスまでの距離を測って約60cmにカット。
簡単に付け外しができるよう途中に3pinのソケットの取り付け、3mmのスパイラルコードで配線を保護しておきます。

メインハーネスへの接続はそれぞれ、

  • 「赤」はメインハーネスとイグニッションキー接続部の常時電源「赤」に接続
  • 「青」はメインハーネスとイグニッションキー接続部のACC「黒」に接続
  • 「黒」はメインハーネスとイグニッションキー接続部のアース「緑」に接続

することとし、追加の割り込み配線を作成。
これをライトハウス内で接続してみます。

次に今回の時計&電圧計を固定するためのステーを作成。
以前フォグライト用のON/OFFスイッチをを作成した時に使ったダイソーのL字金具が余ってたのでそれを加工。
レバーホルダー固定ボルトのM6に合わせて穴を拡大、一部を切断して折り曲げ加工をしてからマットブラックで塗装しておきました。

ステーに空いてた穴の一箇所がちょうどいい具合にホルダーの穴の位置にぴったりだったので、両面テープに追加してM4の10mm皿ネジと袋ナット、ワッシャーとスプリングワッシャーを追加で固定して完成!

材料が揃ったのでバイク本体に取り付けしてみましょう。

まずは配線を仮接続しての動作確認。
電圧計は9V角電池での動作確認時と違って、ちゃんと12V付近を表示。
時計の機能も含め一通り動作確認できたのでステーを取り付けた本体のホルダーを取り付けます。

ちなみに気休めだけどLEDクロック上部の合わせ目が気になったので、余っていたカーボン風シールで簡易的な防水処理的な事をしておきました。
右ハンドルスイッチの配線に沿わせる形でライトハウス内で割り込み配線に接続。
ハンドル操作に支障がない事を確認して作業は完了!

キーオンすると同時にLEDクロックが起動し、モードボタンを押すたびに「時計」と「電圧計」の表示が切り替わります。
「時計」は配線が常時電源に接続されている事もあって、キーのオンオフをしても設定が維持され、「電圧計は」エンジン始動後の回転数に応じてリアルタイムに上下するのを確認できました。

最後は乗車位置から視認性を確認。
自照式のLEDクロックとはいえ、晴天下での視認性は良いとは言えないものの、全く見えないわけじゃありません。
むしろ夜間の視認性向上は期待できるのでトータルでは成功と言えるでしょう。

あとは実際に使用してみて不具合が発生しないか?寿命が短くなければいいな、というところでしょう。

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