定期メンテナンス ブレーキ清掃とジャンクパーツの取付

ここ一ヶ月ほどなかなかツーリングに出るほどの時間が取れず、この三連休も前後に仕事がらみの用事が入り暇を持て余していた中日(なかび)ですが、せっかくなのでCGL125のメンテでもしてみましょうかね。

前回の軽メンテではできなかった前後ブレーキの分解清掃と、以前入手したジャンクパーツの取付でもやってみます。

ブレーキのメンテナンスに入る前に今回取付てみるジャンクパーツの数々を見てみましょう。
一番上は車種不明の鋳造ブレーキアーム100円也。
真ん中の赤いのはNGKのプラグキャップ100円也。
下は10円ネジコーナーにあったブレーキアジャスターナット
ブレーキ関連のパーツはちょうど分解清掃するので取付するのに都合がいいですね。

さてまずはフロントブレーキの分解清掃から。
なんどもやってるのでサクッと分解、ブレーキドラムの汚れ具合を見てみます。

ブレーキシューの削れたダストがかなりたまってますね〜。
今年の春先にフロントブレーキのアームをSR400用鋳造アームに交換してから、フロントブレーキを多用するようになったので多いだろうとは思ってましたがこれほどとは思いませんでしたね。

こちらはブレーキパネルの内側。
やはりダストがかなり出ているようで今までと比べて汚れがひどいです。
スピードメーターギアのグリスを見ると水の混入があったのか、乳化している様子が確認できたので清掃と同時にグリスの入れ替えをしておきます。

清掃が完了したフロントブレーキ関連の各パーツたち。
あとは各部に適当な量のグリス塗布をして組み付けです。

ここで最初に登場したジャンク品の中からブレーキアジャスターナットの登場ですよ。
SR400用鋳造アームに変えてから、CGL125のアジャスターナットとのクリアランスがギリギリ入るぐらいのキツさになってしまったためこの部品に交換してみます。
比較してみるとナット部分はどちらも同じ14mmですが、円筒部分のサイズが純正12mmでジャンクアジャスターナットは10mm。

取り付けてみるとアジャストするときナットが引っかかりなく回転するようになって調整しやすくなりました。
こんなものでも純正パーツを取り寄せると数百円するようなのでこれはお得でしたよ。
(取付後の写真を撮り忘れましたw)

ホイールの汚れやタイヤの様子などを確認してフロントは終了。
続いてリアブレーキの清掃にかかります。
ドラムってだけでも面倒なリアブレーキですがトルクロッドやチェーン・スプロケットなど取り外しするパーツが多くて嫌になります。

こちらも慣れたものでサクッと取り外し、汚れ具合を見てみましょう。
先ほども書きましたが、フロントブレーキにSR400用鋳造ブレーキアームを取り付けてからフロントブレーキの制動力が向上し、相対的にリアブレーキを使う比率が減ったためダストの量も少なく綺麗なものです。

サクッと終了と行きたいところですがリアはブレーキだけではないので手間がかかります。
ハブダンパーやチェーンスライダーの様子を確認したり普段手が入りにくく掃除しない箇所もこの機会にきれいにしておきます。

さてリアブレーキパネルの組み立てですが、ついでに二つ目のジャンクパーツを取り付けましょうか。
こちらも以前SRV150用鋳造ブレーキアームに取り替えていた訳ですが、今回ほぼ同サイズの車種不明な鋳造ブレーキアームを手に入れたのでこれに取り替えてみます。

上が今回入手した車種不明な鋳造ブレーキアーム。
下がSRV150用鋳造ブレーキアーム。
長さやオフセット量などほとんどサイズが変わらないですね。
外観から見てヤマハっぽいですが、どの車種のものなんでしょうね?

各パーツのグリスアップ等を終えて組み立て完了。
今回取り付けた鋳造ブレーキアームはSRVのものよりアジャスターナットとのクリアランスが若干広いため、フロント同様引っかかりなく調整できて結果的に機能性アップも果たせて儲けものでしたよ。

足回りの整備が終わり最後はこちら。
とくに不具合を感じている訳でもないプラグキャップの交換です。
赤色も鮮やかなNGKのプラグキャップですが新品購入すると7〜800円くらいするようですね。
この手のパーツは正直効果のほどがわかりにくいので新品購入するのは躊躇われる訳ですが100円なら試してみてもいいでしょう。(ジャンク品だけど)

経年による色あせや傷・汚れはありますが機能的には問題ないでしょう。
さて純正プラグキャップとの差ですが、見た目では色とサイズというところでノイズ対策の抵抗が入っているか?が気になるところです。
NGKのサイトを見てみると「5kΩ」の抵抗が付いているようですが、テスターで調べてみるとCGL125純正プラグキャップにも同じく「5kΩ」の抵抗が入っており、結果的に見た目以外の性能の差は無いようです。

純正プラグコードにNGKのものを付け替えプラグキャップの装着は完了。
よく「トルクアップを感じた」とか「燃費が向上した」とか聞きますがどうでしょうね?
我がCGL125はビッグキャブやらローラーカムフォロアーやらDC-CDIやらいろいろいじくり回しているのでプラグキャップを変えたことでの違いを感じることは難しいと思います。
見た目の変化はあるのでいかにも「カスタムしてる感」は演出できるので、そういった意味での満足感はあるのでしょうね。

取り付け後の試走ができてないので判断はできませんが、始動性は問題なし。
まぁしばらく様子を見てみましょう。

という訳で連休なのに地味なメンテナンス作業で今日は終了。
10月後半になったらツーリング行くぞ!

コメント

  1. お久しぶりです。ブレーキメンテは、何と言ってもメンテ後の安心感♪一応、見ると安心しませんか?リアの調整ナットも回しにくいと信号待ちでササッと調整しにくいので、シャッ!クリンッ!と回ってくれると嬉しくなります(私だけでしょうか・・・・)。プラグキャップはNGKらしいカラーでバイクに1つスポンサーついたようなもん?です。いいですね。まさに気分UPチューン♪♪バイクを走らせる乗る者に、整備の爽快感まで加われば、、、、バッチシ!(と思います)。満喫されておられますね。やっぱり見てて気分よくなります(ありがとうございます)。

    • 生粋ホンダやんちゃ少年様
      コメントありがとうございます。

      ドラムブレーキはその構造上分解清掃が面倒なのでなかなか手付かずになりがちですが、やはりきれいになると自分にしかわからない安心感がありますね。(地味ですがw)
      ちゃんとメンテすれば概ね不満のない制動力と、(きっと自分が生きている間は使い切れないであろう)ブレーキシューの耐久性はオーナーにしか分らないドラムブレーキのメリットでもあります。
      今回のメンテでようやく気になっていた部分の整備が出来たので、これからくる秋のツーリングシーズンを万全の体制で迎える事ができました!
      ここのところいじってばかりだったので、あちこちたくさん走ってやりたいと思ってます。

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