GWなのに定期メンテナンス CGL125の足回りを分解清掃

世の中はGWで浮かれている訳ですが、こんな時こそメンテナンスだよねw

今年の冬(1〜3月)はあまりバイクに乗る機会もなくメンテナンスもできなかったので、絶好のツーリング日和の天気なのにCGL125の足回りを重点的にメンテナンスすることにしましたよ。
分解清掃などのメンテナンスは昨年末以来だったのでブレーキを含めた足回りのメンテナンスを中心に実施します。

この日やりたいメンテナンスの内容としては

  1. 前後足回りの分解清掃
  2. フォークオイルの交換
  3. エンジンオイル交換
  4. 洗車
  5. その他

でしたがどこまでできるやら。

まずはリアの足回り分解清掃から。
ドラムブレーキの清掃はもちろんですが何度かの雨中走行ですっかり汚れてしまったチェーンも掃除してみます。

今回のメンテナンスに先立って先日物置を掃除したところ、その昔FZR400に乗っていた時に使っていたケミカル類が出てきました。
これは20数年物のヤマハ純正チェーンクリーナー。
せっかくなので使ってみたところチェーンの汚れがすげー落ちる!
ヤマハ純正すごい!灯油でゴシゴシしなくてもチェーンがきれいになりました。

実は今回のメンテナンスでは以前に買い置きしておいた新しいチェーンに付け替えようと思ったんだけど、せっかくきれいなったのでまた使いたいと思いますが伸び具合はどうでしょうね?
サービスマニュアルによると使用限界は、41コマの長さが518mm以内とのこと。(標準は508mm)
で、掃除したチェーンを測ってみると41コマで508mm
ほとんど伸びてないってこと?
ちょっとびっくりだけど、確かに今までチェーンの引きの調整してもいつも同じ場所だったからあまり伸びてないって事なんでしょう。
中華チェーン恐るべしw

続いてはドライブスプロケット。
CGL125 ドライブスプロケット交換」の記事で書いたAFAMのドライブスプロケット16Tですが、いつ交換したのか記憶がありませんが1万数千キロは使ってると思います。
歯の形が若干変形し始めていますがそれほど磨耗は進んでないようです。
うまく使えば3〜4万キロは使えそうですね。

こちらはドリブンスプロケット。
純正のまま約1万8千キロ使ってますがほとんど磨耗が感じられないですね。
乗り方にもよるんでしょうが、中華バイクとはいえなかなか丈夫ですね。
予備のドリブンスプロケット買ってあるんだけどしばらく出番は無さそうです。

続いてハブダンパー。
こちらは若干痩せが始まったようで前回の点検よりわずかにガタが出てきました。
掃除してからシリコングリスを塗って再利用です。

その他ブレーキのパーツを分解清掃・点検します。
リアブレーキのシューの厚みはそれぞれ3.6mmでドラム内壁は129.4mmと規定値以内だったので、各部をグリスアップして再度組み立てます。

せっかくなのでチェーンカバーやクランクケースカバーのスプロケット部分をきれいに掃除して本体に組み付け。

きれいになったスプロケとチェーンに満足満足w
チェーンの引きを調整してリア周りのメンテナンスは終了。
掃除しながらだったのでここまでで3時間かかったよ。orz

さて続いてはフロント周りのメンテナンスですが、今回はブレーキの清掃だけでなくフォークオイルの交換もしたいので昼飯抜きで続行ですw

フォークオイルの交換は二年前に「CGL125 フロントフォークにスラストベアリングを入れてみた」の時に交換したので約二年ぶりとなりますね。

約二年使用したフォークオイルはこんな状態で赤かったオイルは真っ黒です。
フォークの内部は灯油で洗浄してしばらくひっくり返しておきます。

こちらも二年ぶりにご対面するスラストベアリング。
ベアリングもワッシャも目立った傷や変形もなかったので洗浄して再利用。

今回も交換するオイルはカワサキ純正フォークオイルG10です。
入れる量は片側約160ml程度を目安に多めに入れて油面の高さで調整します。
サービスマニュアルによるとスプリングを抜いてフォークインナーを縮めた状態で上端から159mm

油面調整ができたらインナースプリングの巻きが密な方を下側にして挿入。掃除したスラストベアリングとカラーをいれてフォークキャップをしめてフォークのメンテナンスは終了。
ですが、今回はフォークにあるパーツを取り付けます。

ネタを仕入れた 2017春」でタオバオ購入したWY125用フォークブーツです。
フォークインナーやダストシールの保護に役立つかな?と思ってなんとなく買ってしまいましたw
値段は5元で約90円。

商品ページにはWY125やGS125などで共用という事でしたが、下側のサイズが若干小さいです。
フォークブーツのサイズは長さが約200mm、外径約52mm、上側の穴内径が約30mm、下側穴の内径が約46mm。
CGL125のフォークアウターのブーツが被さる部分が外径約50mmでした。

写真の上側のフォークはアウターにブーツを被せてない状態で、下側は無理やり被せた状態です。
ブーツ内側のフォークと接触する部分にシリコングリスを塗った状態で引っ張りながらで被せてみました。
フォークが縮んだ時に空気を抜く穴が3箇所空いているので、水が入らないよう位置を後ろ側に決めてブーツ上側にホルダーを取り付けます。

フォーク単体でインナーに体重をかけて縮めてみたけど、ブーツを付けた分抵抗感を感じますね。

その他フロントブレーキの分解清掃と各部のグリスアップを済ませ、フロント周りの組み付けを始める頃にはすでに陽は傾き夕刻となっていました。
オイル交換と洗車は明日することにして仕上げに入ります。

ちなみにフロントブレーキのシューの厚みはそれぞれ3.4mm
フォークのインナースプリングの自由長は使用限界457.2mmに対して485mmでした。
(CB125JX JC09の標準値は480mmで使用限界が470.4なので問題無しということでしょう)

組み立てが済んだ時にはすっかり陽も沈み薄暗い中で撮影してみたフォークブーツを取り付けたCGL125のフロント周り。
まあ見た目は変わったけど、相変わらず地味な変化で目立たないですw

日没終了で試走できなかったので、明日オイル交換と洗車して体力が残ってたら少し走ってみようかな。
中腰の姿勢での作業が多かったので今日は疲れたました。 orz

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