定期メンテナンス 内圧コントロールバルブの清掃

年明け以降、気温が10度を下回ることが増え、灯油ポンプを流用したクランクケース内圧コントロールバルブのエマルジョン発生が以前より増えました。
という訳で、内圧コントロールバルブを清掃してみましたよ。

以前はエマルジョンが発生しても、一日走っていると帰宅時には消えていましたが、年明け以降気温が下がりエマルジョンの発生が増えると同時に自然に消えることはなくなりました。
走行中も高回転域でのスロットルレスポンスが悪く感じることも増え、そろそろ清掃が必要だろうと感じていました。

こんな感じでバルブ周りには外観からもわかるくらい水滴とエマルジョンが付着しているのがわかります。
灯油ポンプの素材が半透明の樹脂であるのは清掃時期の判断にも役立ちますね。

車体から外してバルブ内部を見てみるとエマルジョンが固着するほどの量ありませんでしたが、バルブが張り付き気味で動作の障害になりつつあるようでした。
ホースに関してはイン側アウト側ともにエマルジョンの付着は無くきれいな状態でした。

パーツクリーナーを吹き付けてみると簡単にエマルジョンは除去できてきれいになりましたよ。

装着後、簡単に試走してみるとやはり吹け上がりは軽くなり全体的に軽快さが戻りました。
一年で一番寒いこの時期には、やはりエマルジョンの発生でバルブの動作に影響があるようなので定期的なメンテナンスが必要ですね。
ただ簡単に取り外しができるし、清掃もパーツクリーナーを吹くだけできれいに除去できるのであまり手間のかかる作業でもありません。

引き続き様子を見つつ内圧コントロールバルブの運用を続けてみたいと思います。


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コメント

  1. 遅コメで失礼します。
    永久貸与(ありがとうございます)いただいているピコピコバルブ1号機ですが、お話したとおり今は外しています。
    私のCGLが購入当初と比べて始動性が激悪化しており、いろいろ試してみているところなので、ノーマル状態で様子を見ているからです。
    当初はチョークを使はなくても真冬でも一発始動でしたが、今はチョークを使ってスロットルを煽るとかかることが分かりました。スロットルを触ってないとストールします。温まれば正常にアイドルします。
    春になって症状落ち着いたらまたピコピコしようと思います。暖かくなれば、エマルジョンも発生し難いでしょうからね。

    • 年末のツーリングで調子悪いのを伺ってましたが、キャブセッティングがあってないんですかね?
      私のCGLはキャブを変えているのであてにはなりませんが、キャブ交換後セッティングの変更一切無しで、この冬もチョーク無しの一発始動です。

      (本題からそれますが、一年ほど使ってみて個人的にはCGLは純正キャブよりPZ27キャブのほうがあらゆる面で相性が良いと感じていますよ。純正に戻してみようと感じないほど安定しています。)

      ピコピコバルブはキャブの調子が良くなってからですね。
      そのうちまた「CGLオーナーズミーティング」しましょうw

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